以下ネタバレです










達郎に断りの電話を入れて、私は宙の家に行くことにした。

宙  「○○ちゃんの手料理が食べられる僕って、世界一の幸せ者だなぁ~あー・・・・美味しかった。ご馳走様でした!」

主人公「ふふ、お粗末さまでした」

(こんなに喜んでもらえると、作り甲斐があるよね。また何か作ってあげよう)

後片付けをして、宙が座るソファーに私も座る。

宙  「どうしたの?何か言いたそうな顔してるけど・・・」

主人公「え、どうしてわかったの?」

宙  「○○ちゃんの事なら、なんだってわかるよ」

宙  「あ・・・やっぱり絵を取りに行くって言うのは無しね」

主人公「そんなこと言わないよ。あのね・・・宙にお礼が言いたかったの」

宙  「お礼?さっき卵を割るの手伝ったから?」

主人公「えっと、それもありがとうなんだけど、さっき檻に閉じ込められてた時に、宙が言ってくれた言葉・・・すごく嬉しかった」

主人公「私を選んでくれてありがとう・・・」

宙  「えー?僕ってそんなに信用無い?」

主人公「え!?そ、そんなんじゃなくて・・・」

(ええ!?なんで落ち込むの?)

(上手く伝えられない・・・なんて言えば伝わるかな)

するとしょんぼりしていた宙が、ニヤリと意地悪な笑顔を浮かべた。

宙  「じゃあ・・・信用してもらえるようにしちゃおうかな」

主人公「え、どうやって?って、キャ!?」

宙に体重をかけられ、押し倒されてしまう。

主人公「え、あの・・・宙?」

宙  「どうやってって・・・もちろん体に僕が○○ちゃんのことをどれくらい大切にしてるかって教え込むんだよ?」

主人公「ええ!?・・・ん・・・っ」

いきなり唇を重ねられ、心臓が跳ねる。

何度も角度を変えられ、深く深くキスをされてしまう。

(こんないきなり深いキスされたら・・・頭が真っ白に・・・)

宙  「○○ちゃんの目・・・トロンってしてるよ?」

主人公「だって・・・こんなキス・・・するから・・・」

宙  「可愛いね。それに目が潤んで、宝石みたいに綺麗・・・」

主人公「んんっ・・・・」

力なく閉じられた唇を割って、宙の舌が入り込み、あっという間に私の舌に形を合わせ、溶かしてしまう。

(あ・・・いつの間に服・・・脱がせて)

宙  「・・・恥ずかしがっちゃってかわいい」

主人公「やだ・・・み、見ないで・・・それにシャワー浴びたいよ・・・今日たくさん動いたし・・・」

宙  「それもそうだね・・・じゃあ、一緒に入ろっか」

主人公「え!?きゃあ!?」

いきなり体を持ち上げられ、思わず宙にしがみついた。

宙  「○○ちゃんたら積極的~♪」

主人公「え・・・・ふ、2人で入るの!?」

宙  「もちろん、だってその方が楽しいでしょ?」

主人公「た、楽しいって・・・やだ!恥ずかしいよっ」

宙  「○○ちゃんのこと・・・隅々まで洗ってあげるね」

主人公「そ、そんなのって・・・」

宙 「さすが○○ちゃん!ナイスアイディア。たまには場所を変えてするのも良いかもね」

主人公「ば、場所を変えるってそんな意味で言ったんじゃないよ!?純粋に私は・・・」

宙  「泡で色々するのも楽しそうだね。早く行こうか」

主人公「きゃー!!」


お風呂場で散々宙に翻弄された後、私を寝室に連れ、宙は宣言通り、気持ちを身体に教え込んできた。

宙  「・・・こんなのじゃまだまだ僕の○○ちゃんを思う気持ち・・・伝えきれてない・・・」

宙  「もっと教えなくちゃね」

主人公「・・・も、もう無理だってば・・・きゃ!?」

宙  「嘘つき発見・・・○○ちゃんの体は、僕の事もっと欲しいって言ってるよ?」

その日朝まで、宙の声が聞こえなくなることはなかった。




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