以下ネタバレです










温泉にナギが入ってきた。

(ダメ、やっぱりナギのこと、見られない)

私はナギに背を向けた。

ナギ 「入るぞ」

ちゃぽん。

ナギが温泉に入る音がする。

ナギは少し距離を取って温泉に浸かっていた。

(どうしよう?目も見れないし、何を話していいかもわからない・・・)

私はちらっとナギを見たが、湯気で表情は見えなかった。

(ナギもこっちを見ようとしないし、何も言ってくれない・・・)

(もしかして、ナギも私と同じように緊張してるのかな?)

(と、とにかく何か話さなくっちゃ・・・)

(そうだ!さっきの飲み比べの話。ううん。ピンポーンの話の方がいいかも・・・)

ナギ 「○○」

主人公「え?」

ナギ 「こっち・・・来いよ」

  きゃー!!(〃∇〃)

(ど、どうしよう・・・?)

主人公「行けない」

ナギ 「どうして?」

主人公「だって、恥ずかしいもん」

ナギ 「じゃあ、こっちから行くぞ」

主人公「え?ちょ、ちょっと待って!」

ちゃぽん

ナギ 「もう遅い」

主人公「え?」

ナギは私のすぐ横にいた。

ナギ 「せっかく一緒に入ってるんだ。近くにいた方がいいだろう」

主人公「・・・うん」

ナギ 「○○」

ナギに後ろから抱きしめられ、耳元でささやいてくれる。

  ゾクゾクしちゃうんですけど・・・ (///∇//)

ナギ 「○○と来られてよかった」

主人公「私も。ナギと来られてよかったよ」

ナギ 「船長に感謝だな」

主人公「うん」

ナギは後ろからそっとキスをしてくれた。

それから、緊張の解れた私達は他愛もない話をした。

冒険の話・・・

ナギ 「そこでやっと宝箱を見つけたんだ」

主人公「すごーい。そんな冒険もあったんだね」

仲間の話・・・

主人公「そっか、ハヤテさんてそんなことも出来るんだぁ」

ナギ 「ああ。あいつはそういう奴だ・・・」

料理の話・・・

主人公「へえ、知らなかった」

ナギ 「それが温泉卵の秘訣だ」

主人公「じゃあ、ここでも源泉の辺りなら作れるんだね」

ナギ 「ああ」

温泉で癒されながらのおしゃべりはとっても楽しくて、いつもよりいろんな話ができた。

主人公「たくさん、話したねえ」

ナギ 「ああ、そうだな」

主人公「でも、ちょっとのぼせてきちゃった」

ナギ 「フン、まだまだだな」

主人公「フフッ、そういうナギだって、顔真っ赤だよ」

ナギ 「そんなことないだろう」

主人公「ううん、ホントにすごく真っ赤」

ナギ 「そんな、オレがのぼせるなんてこと、あるわけ・・・、ぶくぶく」

主人公「ナ、ナギ!?」

温泉に沈んでいくナギを、私は必死に抱きとめた。

主人公「ナギ!大丈夫!?」


秘湯でしばらく休憩をした後、私はふらふらなナギを連れて、なんとか宿に戻ることが出来た。

主人公「・・・ナギ、着いたよ」

ナギ 「・・・あ、ああ」

主人公「すぐに、お布団の用意してあげるから、ちょっと待っててね」

ナギ 「・・・頼む」

そこに船長がやって来た。

リュウガ「どうした?」

主人公「あ、船長」

リュウガ「○○もやるな、ナギがこんなにフラフラになるまで相手するなんて・・・」

主人公「え?相手って、どういうことですか?」

リュウガ「わからないなら、それでいいが・・・で、どうした?」

主人公「それが、ナギが温泉でのぼせちゃって・・・」

リュウガ「ワッハッハ!そうか、そんな長湯するほど、秘湯は楽しかったか」

主人公「は、はい」

リュウガ「わかった。奥の部屋に寝かせてやれ。ちゃんと看病してやるんだぞ、いいな?」

主人公「はい。もちろんです」

ナギ 「す、すみません・・・」


私は布団を敷いて、ナギを寝かせてあげた。

主人公「はい。布団引いたから、ここに横になって・・・」

ナギ 「ああ」

布団い横になったナギは、すぐに寝息を立て始めた。

(フフッ、ナギの寝顔カワイイな)

ナギ 「う~ん」

バタンッ

布団の中からナギの手が出てくる。

私がその手を布団の中に戻そうと手を伸ばすと、ナギが私の手を掴む。

グッ

主人公「え?」

ナギ 「○○、一緒に・・・。ムニャムニャ」

主人公「え?寝言?」

(なんだ、びっくりした~)

  夢でも一緒なんだ・・・嬉しいなぁ

私はナギの手を布団の中に戻そうとする。

しかし、ナギの手は思ったよりも強く私の手を握っていた。

(無理矢理、離したら、ナギ、起きちゃうかな?)

(せっかくネタばかりなのに、それは可哀想だな・・・)

私はしばらくこのままいることにした。

(でも、この前かがみの体勢、かなり、ツライ・・・)

主人公「そうか。私もナギの横に寝転がればいいんだ・・・」

私はナギの布団の横に転がった。

主人公「うん、これなら楽だ・・・・」

(ナギの顔が近くて、・・・ずっと見ていたいけど、なんか恥ずかしいな)

私はナギの横顔を見つめながら、楽しかった夏の思い出を振り返っていた。


主人公「う、う~ん・・・あれ?」

私はいつの間にか布団の中で眠っていた。

ナギ 「おはよ」

主人公「ナギ?」

横を見ると、浴衣のはだけたナギが同じ布団の中にいた。

  きゃっ、セクシー (〃∇〃)

主人公「え?私、どうしよ・・・」

ナギ 「何を慌ててる?」

主人公「だって、私、ナギの看病をしてたのに、いつの間に・・・」

ナギ 「お前、寝顔カワイイな」

主人公「な、ナギだってすごくかわいかったよ」

ナギ 「そうか?」

主人公「うん」

私達は二人でくすくす笑い合った。

ナギ 「昨日は悪かったな」

主人公「ううん」

ナギ 「ありがとな」

ナギは私に優しくキスをしてくれた。

主人公「ナギはもう大丈夫?」

ナギ 「ああ、大丈夫だ。昨日までより、元気な感じがするな」

主人公「温泉の効能かもね」

ナギ 「ああ、かもな。そろそろ、朝飯の時間みたいだが、どうする?」

主人公「朝ご飯もいいけど、もう少し、寝ていたいかな」

ナギ 「そうか・・・」

主人公「いい?」

ナギ 「ああ。じゃあ、もう少し、一緒に寝るか?」

主人公「うん・・・」

ナギが私に腕枕をしてくれる。

ナギ 「これで、寝られるか?」

主人公「うん。寝られなくても、こうしてるだけで幸せかな」

ナギ 「そうか」

ナギが私の目をじっと見てくる。

主人公「ん?何?」

ナギ 「オレはこうしてるだけじゃ済まないかもな」

主人公「え?」

  私も (///∇//)

ナギが顔を近づけてくる。

グゥ~

主人公「あ」

お腹が空いて、私のお腹が鳴った。

(うう、ハズカシすぎるぅ~)

ナギ 「ハハ、やっぱり、朝メシにするか?」

主人公「うん、そうだね」

私達は朝食会場に向かうため、部屋を出た。

主人公「あれ?船長と・・・、ロイさん?」

少し離れたところで、ロイさんが船長に正座をさせられていた。

ナギ 「何やってんだ?」

私達はそこから様子をうかがった。

リュウガ「たく、いくら酔っぱらってたとはいえ、秘湯に2人を覗きに行くとは、けしからんな」

ロイ 「○○が心配だったんだよ!バンダナ野郎と二人きりにはさせられん!」

リュウガ「それで、頭にろうそく2本刺して、覗きにいったってのか?」

ロイ 「だって、足元悪いから・・・。明るくないと怖いし・・・もちろん、覗くときは火は消したぞ!」

(え?じゃあ、あの時私が見た赤鬼って、ロイさんだったの?)

リュウガ「ったく、せっかく俺のナイスなアイデアで二人きりにさせたのに・・・しかも、赤鬼が出るなんて子供だましな嘘までついて、混浴させてやろうと・・・」

リュウガ「あっ」

私とナギはリュウガ船長に詰め寄った。

二人 「せ・ん・ちょ・おー」

リュウガ「す、すまん!だがこれもお前達のためを思って、よかれと思ってしたことだ。許せ!」

二人 「許しません!」

私達の前にリュウガ船長も正座する。

ナギ 「船にもどったら、お前らは一週間飯抜きだ!」

リュウガ「そんな~」

私とナギは2人で笑い合った。

こんな幸せが、ずっとずっと続きますように。

そんなことを思わせる旅だった。





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4話もあるなんてびっくり!!

嬉しかったけどね (*^-^)b

リュウガ船長の心遣いをロイ船長が結果的にいい働きを見せてくれたってことでしょうか?

ただ、ロイ船長ホントに覗いてたの?

それは、ものすっごく嫌なんだけどなぁ~

せっかくのナギとの混浴が・・・

二人っきりだと思ってたのにさ


私の中で、どんどんナギがシンに迫ってる~ (≧▽≦)

シンのプレミアムストーリーって出ないのかな?

でたらまた即買いっ!