以下ネタバレです










ある日のこと。

仕事も終わり、家の帰ろうと駅に向かって歩いていると、蘭子から飲みに行こうとお誘いの電話。

気取らずがっつり飲みたいと言う蘭子の希望で場所は『黒狐』に決定。

『黒狐』に着くとすでに蘭子は来ていて、ボスがちょっと荒れてるみたいだと教えてくれる。

主人公「蘭子、おまたせ・・・」

蘭子 「も~○○!ちょっと聞いてよ!」

(うわっ、何だかすごく機嫌悪そうだけど・・・)

ボス 「ほらほら、蘭子ちゃん。そんな飲み方したらせっかくの『ひやおろし』がだいなしだよ」

主人公「ヒヤオロシ・・・ってなんですか?」

ボス 「ん、ああ。簡単に言うとこの時期だけに手に入る生酒のことだよ。秋は日本酒の一番おいしい季節なんだ」

ボス 「○○ちゃんもどう?」

主人公「それじゃ、私も日本酒で。マスターのおすすめでお願いします」

ボス 「あいよ。何か適当におつまみも用意するね」

主人公「はい、お願いします」

蘭子 「マスター!私もおかわりお願いしまーす」

ボス 「はいはい」

主人公「ちょっと蘭子、今日はなんでそんなに荒れてるの?」

蘭子 「うーん。実はね・・・」

蘭子 「同僚がまた一人、急に寿退社することになったのよ・・・私は彼氏も出来やしないのに・・・」

蘭子 「って、それはいいんだけど、その子の担当の企画が急に私に回って来て・・・」

主人公「そうなんだ。でも蘭子、仕事が増えるのは嬉しいっていつも張り切ってるじゃない」

蘭子 「普通の取材なら睡眠時間削ったって頑張るところなんだけど、実はその企画っていうのが・・・」

蘭子 「一般人のイケメンを丸一日密着取材して、イケメン図鑑を作る!とかいう厄介な企画なのよ」

  最高の企画じゃん!

  取材と称してイケメンに堂々と声かけられるのよ?( ´艸`)

主人公「厄介?」

(蘭子が一番得意そうなジャンルだと思うけど・・・)

蘭子 「まあね、仕事でイケメンにあうのは楽しみなんだけどね、取材対象も自分で探さなくちゃならないから、それに苦労してて。自分の知り合いに独身のイケメンがいないから、私に彼氏がいないっていうのに・・・」

蘭子 「まったく、私へのあてつけとしか思えない企画なのよ。ホント、いやんなっちゃう!そんな簡単にイケメンが見つかったら、私がもらうわよ!」

そういうと、蘭子は一気にお酒を飲みほした。

蘭子 「んー、美味しい!」

ボス 「こらこら、一気飲みはダメだよ」

ボス 「はい、○○ちゃんお待たせ。お勧めの越中海だよ。おつまみはこれなんてどうかな・・・」

主人公「わぁ、おつまみにマツタケですか、豪華!」

他にも秋の味覚たっぷりの、美味しそうな料理が並ぶ。

ボス 「蘭子ちゃん、イケメン探しに困ってるなら○○ちゃんに手伝ってもらったらどうだい?○○ちゃんの周りは、いい男がたくさんいるしね。オレも含めて」

蘭子&私「やだー!オレも含めて、なんて・・・マスターったら冗談うまいんだから

ボス 「えー、結構本気だったのに」

蘭子 「でも、確かに○○の周りにはいつもイケメンが群れてるわね・・・」

蘭子 「あと一人で良いんだけど、最後の一人がなかなか決まらなくて、誰か紹介してくれない?」

主人公「一人で良いなら何とかなりそうだけど・・・」

蘭子 「ついでにアシスタントとして、取材を手伝ってもらえると助かるんだよね」

(取材についていったら、普段のみんなの様子が見られるってことだよね)

(ブラックフォックスの昼間の顔って、ちょっと気になるかも)

主人公「わかった。じゃ、後で聞いてみるね」

蘭子 「ありがとう!いやー、持つべきものはやっぱり友ね」

急にご機嫌になった蘭子と、初秋の味覚を堪能した。


営業終了後、次のミッションの打ち合わせのためブラックフォックスのメンバーが店に集まった。

主人公「と、言うわけで・・・誰かにお願いできないですか?」

酔いつぶれて先に帰ってしまった蘭子の代わりに、取材の話をする。

健至 「へー、面白そうじゃん。オレで良ければ協力するけど?消防士の日常って、あんまり知られてないと思うし」

  他にもイケメンいそうだし・・・

  筋肉フェチの私としては是非行ってみたい ( ´艸`)

宙  「ね、それって学生でもいいの?うちの学校、かなり特殊だから面白いよ。青春真っ盛りのイケメン大学生のキャンパスライフに密着!とか結構いいネタでしょ!」

流輝 「待てよ。それ、使えるな・・・」

主人公「使えるって・・・あの・・・」

流輝 「官僚の好感度を上げるチャンスはなかなかないからな。取材させてやってもいいぞ。お前も知りたいだろ?」

  ええ、官僚の世界なんて見られるものじゃないもの、見たいです!!

(確かに・・・ちょっと知りたいかも)

主人公「マスターはどうですか?」

ボス 「もちろん大歓迎だけど、居酒屋なんてネタになるのかな?」

拓斗 「なんねーし。客がいないことがバレて、店の寿命縮めるだけ」

  けっこう繁盛してると思ってたんだけど・・・そうでもないの?

ボス 「そ、それは困るかも・・・」

主人公「蛭川さんは・・・」

拓斗 「無理。守秘義務の山に部外者入れられるわけねーし。あのうるさい女がくっついてくるとかマジ勘弁」

主人公「そうですよね・・・」

宙  「まあまあ、そう言わずに!ここは僕の顔を立ててくださいよ」

拓斗 「なんでお前に顔たてなきゃなんねーんだよ」

(うーん、蛭川さんの日常って確かに興味あるかも・・・。でも、他の人も面白そうだな)



誰の日常に密着しますか?


  A:拓斗

  B:健至

  C:宙

  D:流輝

  E:集




つづく---