以下ネタバレです








夏本番。

短い夏休みを楽しもうと、蘭子とデパートに水着を買いに来た。

少しくらい派手な水着にしないとダメだと言う蘭子。

私は蘭子程美人でもスタイル抜群でもないので、パレオのついた普通のビキニを選んでみた。

主人公「カレ、気に入ってくれるといいんだけど」

買い物を終えると、蘭子は急な取材が入り会社へ戻っていった。

主人公「それにしても暑すぎる・・・」

(なんだか最近食欲もないし、今にも倒れそうだよ)

(あ、そういえばこの間マスターから、夏限定のスパーシージャジャー麺始めたってメールが来てたっけ。思ったよりも買い物が早く終わっちゃったし、黒狐に寄ってみようかな・・・)

主人公「そうだ。この暑さだとみんなもだるそうにしてるだろうし、スイカでも買っていってあげよ」

差し入れを買うと、黒狐に向かった。


主人公「こんにちは。あの、これ差し入れ持ってきました。あと、新作のジャージャー麺ってお願い出来たり・・・」

集  「・・・と、言うわけだ」

流輝 「確かにこれが最善のプランかもな・・・」

みんなは机の上にたくさんの資料を広げ、真剣な話し合いをしていた。

主人公「あ、あの・・・ジャージャー麺・・・」

宙  「・・・」

(更科くんまでこんなに真剣な顔をしてるなんて・・・もしかして大きなミッションが?)

主人公「あの・・・もしかしてまたミッションなんですか?」

流輝 「なんだ、いたのか?」

主人公「いたのかって、今来たんですけど・・・」

健至 「いい時に来たな」

宙  「○○ちゃん、これは大事件だよ。ブラックフォックスの一大事」

主人公「え、もしかして、警察にバレたとか・・・」

拓斗 「・・・そんなわけねーだろ」

拓斗 「あぢぃ・・・」

流輝 「お前、水着は持ってるか」

主人公「はい。ちょうど今買って来たばかりですけど・・・」

流輝 「たまには使えるな。よし、取りに行く手間が省けた」

健至 「お、スイカまで持ってるじゃん」

宙  「え、マジで?さすが、○○ちゃん」

主人公「え、今度のミッションはスイカを使うんですか?」

拓斗 「ミッションでスイカなんて使うわけねーだろ。おまえのアホ声聞いてると脳みそまで、と、とけ・・・」

  あいかわらず、口が悪い・・・(T▽T;)

主人公「蛭川さん!大丈夫ですか!」

宙  「毎年のことだから気にしなくてもいいよ。インドアなたっくんは暑い所が嫌いなんだよね」

更科くんがサラッと言った。

集  「いらっしゃい。・・・って言いたいところだけど、ごめんね。今からちょっと出かけないきゃなんないんだ」

流輝 「○○、お前も来い」

主人公「ちょっと、あの、急にどこに行くんですか!?私、ジャージャー麺食べに来ただけなんですけど・・・」

流輝 「そんなんいつでも食える。さっさと行くぞ」

バンの中に何やら大量の荷物を積み込むと無理矢理何処かへ連れて行かれてしまった。

  ある意味、誘拐なんじゃ・・・(^▽^;)


宙  「じゃーん!今年もついに来ちゃいましたね、この季節が!わおー、水着ギャルがいっぱいいる!あのギャルなんて、まさにパレオはエメラルド!」

  うっ・・・・よく分からない。この表現

健至 「日焼け止めは持ってるか?あと、熱中症には注意しろよ」

  健至がいるから倒れても大丈夫でしょ?

主人公「は、はい。ありがとうございます」

流輝 「おい、こっちだ」

人混みをかき分け先頭を歩くマスターについていくと・・・

主人公「海の家・・・『黒狐』?」

集  「そう。毎年、夏場は海の家を出してんだよね。ま、出張みたいなものだし、お小遣い稼ぎに気楽だけどね」

健至 「オレ達もガキの頃から手伝ってるけどさ、気楽な夏休みっていうよりはガッツリこき使われてる感じだけどな」

宙  「そう?ボク毎年、超楽しいけど?水着のお姉さんたちと遊べるしね」

主人公「あれ、蛭川さんがいませんよ・・・」

拓斗 「暑い・・・マジめんどい・・・海の家なんて地球上から消えればいいのに・・・」

  そこまで言いますか?

  そういいながらも毎年手伝ってるんですよね?偉いね(b^-゜)

(あ、日陰に張り付いてる。そのうちほんとに溶けちゃいそうだな・・・)

オーナー「おや、店先がうるさいと思ったら今年も来たのか」

集  「・・・どーも」

主人公「・・・誰ですか?」

健至 「黒狐の隣に店を出してる嫌味なオーナーだよ」

ふとみると、隣にはDJブースまであるお洒落な海の家が店を出していた。

オーナー「毎年毎年、懲りもせず・・・ま、せいぜい頑張ってくださいね。撤退するようならいつでもうちがこの場所を借りてあげますからな。ガッハッハ」

主人公&私「なんですかアレ。かなりイヤな感じですね

宙  「昔は黒狐も繁盛してたんだけどね、マスターもおっさんになっちゃたし・・・ギャルに人気なくなっちゃったから売上落ちちゃったんだよ」

流輝 「おい、変なこと言うな。もっと客観的に判断しろ。利用客はどうしたって目新しい方に流れるからな。どうせこんなボロ屋じゃ・・・」

健至 「そうそう。そもそもボスに最初っから人気なんてないだろ?」

拓斗 「この暑いのにヒゲとか、マジ拷問」

集  「おまえら・・・随分ストレート感想だな。しかも最後お店関係ないし・・・。おじさん軽く傷ついたんだけど・・・」

主人公「マスター、元気出してくださいね・・・」

集  「だけど、冗談じゃなくてさ。今年の売り上げが悪いと来年はあっちの店に場所を渡さなきゃいけなくなるかもしれないんだ」

集  「だから今年こそはあっちの店には負けられない!」

集  「ってわけなのよ」

主人公「そ、そうなんですか。じゃあ、頑張らないとですね」

拓斗 「オレはぜってーやんねーかんな・・・」

集  「もー、そう言ってたっくん毎年手伝ってくれるのに」

集  「というわけで、○○ちゃん。せっかくの夏休みに悪いんだけど一緒に手伝ってくれるかな?」

主人公「わかりました」

集  「一応、みんな違う仕事を割り振ってあるから、好きな仕事を手伝ってね」

主人公「えっと、じゃあ・・・」





  A:拓斗

  B:健至

  C:宙

  D:流輝

  E:集





つづく---