以下ネタバレです







主人公「ハヤテと一緒に行こうかな」

ハヤテ「やっぱオレを選ぶよなー。任せとけよ、最高の夏にしてやる!」

主人公「うんっ」

ハヤテ「ほら、モタモタすんな。さっさと行くぞ!」

ハヤテが私の手をとって、走り出す。

主人公「ハヤテ?どこに行くか決めてるの?」

ハヤテ「こういうのは、ノープランで行くのが楽しいんだよ。いいからついてこい」

(ハヤテらしいなぁ。でも・・・決めずに行くっていうのも、お祭りらしくて楽しいかも!)


私とハヤテは町の夏祭りを歩き始めた。

いつもより無口で、元気がなく見えるなハヤテ。

心配して声をかけてみると、

ハヤテ「元気がないわけじゃなくてよ、祭りを楽しむ前に、何だ、その・・・」

主人公「・・・何?」

ハヤテ「お前の浴衣姿、もっとよく見せてくれ」

  なーんだ、そんなこと?

  どーぞ、じっくり見てくださいませ( ´艸`)

ハヤテが私の正面に立って、じっと見つめてくる。

主人公「そんなにじっと見られたら、恥ずかしいよ・・・」

ハヤテ「・・・か、カワイイな」

  照れてるハヤテの方が可愛いわよ?

主人公「「あ、ありがとう」

ハヤテ「オレの浴衣姿はどうだ?似合ってるか?」

(う~ん、なんか胸元が開き過ぎな感じがするなぁ)

主人公「ハヤテは何か、エロイと言うか・・・だらしないと言うか・・・」

  エロさよりも、だらしなさの方が勝ってるけどね( ´艸`)

主人公「え、エロだらしない!」

  最低じゃんっ!( ´艸`)

ハヤテ「なんだよ、それ?褒めてんのか?けなしてんのか?」

  非難してる感じ?( ´艸`)

主人公「だって、胸開きすぎなんだもん・・・」

ハヤテ「これくらいが男らしーんだよ!」

  もう少し、シャンとしていた方が男らしいかと・・・(^▽^;)

ハヤテ「・・・それとも、お前が着せてくれんのか?」

  いいよ!てか、直してあげるけど?

主人公「え?そ、そんな・・・・」

ハヤテ「バーカ。冗談だよ、冗談。さ、祭りだ祭りだ!」

  なんだ、冗談か・・・ちぇっ!! ← 言葉が悪いわ~m(_ _ )m

それから私達は、夏祭りを巡った。

ハヤテ「ん?何だ?この貼り紙は・・・」

主人公「え~っと・・・、肝試し大会の参加者募集、だって!」

主人公「ねぇ、参加してみようよ」

ハヤテ「何だか、子供だましだな」

主人公「いいじゃん、絶対面白いよ」

ハヤテ「う~ん、どうするかな?」

  もしや・・・ハヤテ、怖いんじゃ・・・(((゜д゜;)))

主人公「あっ、すごい!優勝賞品は豪華温泉宿のペア宿泊券だって!」

ハヤテ「お、温泉宿・・・?ペア宿泊券?」

ハヤテ「2人で参加するんだから、当然、その温泉宿にも一緒に行くんだよな?」

  うーん、お約束は出来かねますm(_ _ )m

  船長が言ってもいいよって言ってくれたら船長と行きたいもんっ!

  もしくは、シンで!!って、ハヤテの選択は私の中にはないのよね

主人公「そりゃあ、優勝したら、そうだよね?」

ハヤテ「そうか、温泉宿か・・・」

ハヤテ「ムフフ」

主人公「ハヤテ、何考えてるの?」

  そりゃあもう、温泉宿でのあんなことや、こんなこと

  きゃー、ハヤテったら、エッチ( ´艸`)

ハヤテ「バ、バカ。オレが変なこと考えてるわけねーだろ!」

  図星か・・・照れんなよ ( ´艸`)

主人公「私、変なことなんて言ってないし・・・」

ハヤテ「と、とにかく、この肝試しに参加して、○○をぜってー優勝させてやるからな!」

そうして、私達は肝試し大会に参加。

私達は夜の墓地を歩いていく。

さすが、夜の墓地は怖くて、ハヤテと手を繋いで歩いたら少しは怖くなくなるような気がする。

主人公「あ、あの・・・、ハヤテ・・・」

ハヤテ「さっさとゴールして温泉だな、温泉!」

ハヤテ「ん?何か言ったか?」

主人公「う、ううん」

(なんか、怖いとか言えない雰囲気だな・・・)

カサカサッ

ヒュウゥゥ・・・

音と風に余計に怖くなって、ハヤテにすがることに決め、ハヤテの浴衣の袖を掴んだ。

ハヤテ「ん?どうした?」

ハヤテ「なんだよ、ビビってんのか?」

ハヤテ「オレがいるから、安心しろよ」

ハヤテ「ほら」

ハヤテが手を差し出してくれる。

ハヤテ「浴衣なんかより手、繋いだ方がいいだろ?」

主人公「・・・うん!」

私とハヤテは手を繋いで、墓地の中を歩き始めた。

主人公「ヤマトには、昔から、人魂っていうものがいるの・・・」

ハヤテ「人魂?」

主人公「うん。死んじゃった人の魂が、身体から離れて、火の玉になって・・・空中をゆらゆら飛ぶの」

ハヤテ「な、なんだよそれ・・。そんなん見たら、めっちゃ怖いじゃねーか。そ、そんな話するなよ・・・」

その時、私達の前を一瞬、人魂のようなものが飛んで行った。

主人公「え?」

ハヤテ「嘘だろ?」

?? 「ウォオオオオオ!」

突然、背後から何者かが私達を襲ってきた。

見ると、目の前に幽霊が立っていた。

主人公「ゆ、幽霊?」

ロイ 「ハッハー!ひっかかってやんの。残念、オレ様でした~」

主人公「ロイさん!?」

  って、やっぱロイかよっ!

  もっとましな登場の仕方は無いのかねぇ~(-"-;A

ハヤテ「ったく、なんて格好してやがんだ。アホか」

  でしょうね・・・ ( ̄Д ̄;;

ファジー「アタイもいるよ!」

ハヤテ「なんだよ、お前らも優勝狙ってるのか?」

ファジー「いけないかい?それで2人を見かけたから、ちょっと邪魔してやろうと思ってね」

主人公「そうだったんですか・・・」

ロイ 「おい、お前ら・・・。オレ様を無視するな!」

ロイ 「それなら・・・。よし、○○!この場にとってもふさわしいプロポーズをしてやるぞ!」

  遠慮しとく!!! (゙ `-´)/

ロイさんが私の手を握って、跪く。

ロイ 「○○、このオレと、一緒の墓に入ってくれ!」

ドカッ

ハヤテがロイさんを蹴飛ばした。

ハヤテ&私「その格好のままで、1人で墓に入ってろ

ロイ「イテテッ、貴様~!こうなったら、優勝賞品の温泉宿泊券は絶対にお前らには譲らんからな!覚えておけ!」

ロイさんとファジーさんは走って去っていった。

ハヤテ「ったく、騒々しい奴らだ。肝試しでもなんでもねーじゃねーか」

ハヤテが私をじっと見る。

ハヤテ「そういやお前」

主人公「え?」

ハヤテ「ロイの野郎に手を握られてたな?」

主人公「・・・うん」

ハヤテ「ロイ菌がついたから、消毒だ」

  いつでもバイキン扱いだもんね~、ロイは ( ´艸`)

ハヤテは私の手をとると、私を引き寄せ抱きしめてくれた。

ハヤテ「○○に触っていいのは、オレだけだ」

主人公「ハヤテ・・・」

ハヤテ「よし、じゃあ、オレ達もゴールを目指すか」

主人公「うん」

主人公「でも・・・」

ハヤテ「どうした?」

主人公「さっき見た、人魂みたいなものは何だったんだろう・・・?」

ハヤテ「そういえば・・・」

主人公「何か、見間違えたのかな?」

ハヤテ「そうだな。錯覚だよ、錯覚」

その時、辺りの空気が一瞬に変わり、再び人魂が現れた。

人魂は私達の周りを飛び、私に襲い掛かるように飛んできた。

私がハヤテの後ろに隠れると、ハヤテは剣を抜いて戦闘態勢になった。

ハヤテ「お前がいい奴なのか、悪い奴なのかはわかんねーけど、オレ達の邪魔をするなら、斬るだけだ!」

人魂は、更に炎を強くして、私達の周りを飛び回る。

ハヤテの後ろに隠れている私には、その人魂の炎がなんとなく、悲しく揺れているように思えた。




つづく---