以下ネタバレです







ボス 「戸越達郎って、○○ちゃんのこと・・・うすうす勘付いてる気がするんだよねぇ」

ボス 「○○ちゃんとブラックフォックスの間に、なにかあるんじゃないか・・・くらいのことは思ってる気がするんだよね」

(達郎が、私を疑ってる)

(それが本当だとしたら、一緒に暮らしながら、どんな気持ちでいたの?)

ボス 「ま、本当にまずそうだったら、こっちでなんとかするよ」

ボス 「彼は優秀そうだからね。いろいろと手を回して、彼をまたアメリカにでも・・・」

主人公「待ってください!」

ボス 「えっ?」

主人公「そんなの嫌です!絶対に嫌です!」

流輝 「・・・べつに、害を与えるわけじゃないだろうが」

ボス 「そうだよ。彼、もともとFBIで研修中だったんだよね?」

ボス 「だったら、どんな形であれ、研修に戻れるのは嬉しいんじゃないの?」

流輝 「今後のキャリア形成にも関係してくるだろうからな」

主人公「それは・・・そうですけど・・・」

主人公「・・・本当に、それだけですよね?達郎に、危害を加えたりしませんよね?」

ボス 「今んとこはね」

流輝 「つーか、戸越のこと、心配してる場合じゃねーだろ。おまえの方が、捕まるかもしれないのに」

主人公「それは・・・そうですけど・・・」

言葉を濁した私を見て、柳瀬さんがため息をつく。

流輝 「・・・お前、まさかアイツのこと、好きになったのか?」

主人公「・・・」

ボス 「・・・○○ちゃん、正直に言ってごらん。キミの気持ちを責めたりしないから」

主人公「そ、それは・・・好きです」

流輝 「初恋の話ではなく?」

主人公「はい・・・ごめんなさい・・・」

ボス 「しょーがない。今度のミッション、○○ちゃんには外れてもらおうか」

主人公「え・・・っ!?そんな・・・ちゃんとできます!私だって、ブラックフォックスの仲間・・・」

流輝 「無理されても困るんだよ。少しのミスでも致命傷になりかねないからな」

主人公「!」

ボス 「仲間って言ってくれるのは嬉しいけど、今の○○ちゃんをミッションに加えるのは、やっぱりちょっとね・・・」

ボス 「ほら、オレは女の子には意地悪できないタイプだから」

主人公「マスター・・・」

流輝 「それに、お前には今回よりも次のミッションのほうが重要だ」

主人公「次の・・・?それって、まさか・・・」

ボス 「見つかりそうなんだ。例の、ひいおじいさんの発明品」

宙  「今、宙が下調べをしている。そっちのミッションこそ、お前がいないと困るんだ。お前が最後のカギになるわけだからな」

主人公「・・・わかりました」

ボス 「ま、今回は一回休みってことで、しばらくゆっくりするといいよ」

主人公「・・・はい」


家に戻るとすでに帰宅していた達郎に迎えられた。

達郎 「彼と・・・柳瀬さんと、付き合ってるわけじゃないのか?」

主人公「ええっ?違うよ!?」

達郎 「でも、佐原さんは、お前が柳瀬さんの婚約者だと・・・」

  そう思わせるように演技してたんだもん!

主人公「違うよ。柳瀬さんは、ただの黒狐の常連さんだもん」

達郎 「でも、ずいぶん親しげだった」

主人公「それは、お客さんだから・・・」

達郎 「でも、腕とか組んでただろ?ああいうこと・・・お前は親しくないヤツとするのか?」

主人公 「そんなの・・・!」

ブチッ、と何かが、音を立てて切れる。

主人公「じゃあ、言うけど!達郎だって、黒岩さんと仲良いじゃない!」

達郎 「は!?」

達郎 「だいたい、何で今、黒岩の名前が出てくるんだよ。黒岩は関係ないだろ」

(そうだよ。今は、関係ないかもしれないよ。でも・・・でも・・・っ)

主人公「悔しかったんだよ・・・」

達郎 「・・・えっ?」

主人公「達郎と黒岩さん・・・なんだかんだ言っても仲良さそうだし・・・蘭子も言ってたけど達郎って、結局ああいうタイプに弱いし・・・」

達郎 「は・・・!?お前、なに言って・・・」

主人公「悔しかったの!」

達郎 「・・・」

主人公「ホントは・・・ホントは、ずっと悔しかっ・・・た・・・っ」

ぽたぽた・・・っ、と涙が落ちてくる。

達郎 「え?な・・・なんで・・・っ!?」

主人公「・・・」

達郎 「なんで泣くんだよ。そんな・・・だって・・・」

達郎 「それじゃ、まるでやきもちやいて・・・」

ハッ、としたように達郎が私を見る。

達郎 「え・・・っ、嘘だろ?」

主人公「・・・」

達郎 「だって、そんな・・・まさか・・・」

  まさかです・・・σ(^_^;)

主人公「好きだからだよ」

達郎 「ええっ!?」

主人公「達郎が好きだからだよ・・・」

主人公「なんて・・・」

主人公「そんなの、言うわけないじゃない・・・っ」

ドカッ!

達郎 「ぐ・・・っ」

主人公「達郎のバカッ!」

達郎 「みぞおちに蹴りって・・・お前・・・卑怯・・・」

  みぞおちに蹴り・・・それはまた・・・(^▽^;)

達郎 「ちょ・・・○○・・・っ。待てってば・・・」

私は急いで自分の部屋へと戻った。

力任せにドアを閉めると、私はその場にへたり込んだ。

主人公「なにやってんのよ、私・・・・」

(なんで泣いちゃったんだろう)

(なんで「好きだ」って言っちゃったんだろう)

主人公「絶対に、達郎には伝えないって決めてたのに・・・」


翌朝・・・二人気まずいまま出勤。

蹴りを入れたことは今日帰ったら謝ろうと思う。

明日から展示される予定のロザリオを眺める。

今までならどんな嫌なことがあっても美術品を眺めれば元気が出たのに、今回は・・・。

???「わわわ・・・すごくきれいなロザリオなのです・・・」

(え・・・っ?)

主人公「黒岩さん・・・」

もう閉館時間を過ぎていたが、非常口のカギが開いていたため黒岩さんが入って来ていた。

そして、なぜか今から黒狐で、二人で飲むことになった。

黒狐に着くと、マスターがテーブル席を用意してくれると言うが、カウンター席が良いと言う黒岩さん。

なんでも、マスターにも聞いてほしいことがあるらしく・・・

客として、柳瀬さん、稲垣さん、蛭川さんもやって来た。

彼らはテーブル席に着く。

ボス 「はいはい、お嬢さん方。まずはお通しと生ビールね!」

主人公「ありがとうございます」

ボス 「・・・で、ご注文は?」

黒岩 「その前に、店長さんに聞いてほしいのです」

ボス 「ハイ、なんでしょう」

黒岩 「この人、実は悪い人なのです!」

(え・・・っ?)

黒岩さんは立ち上がると、私の方をじっと見る。

ボス 「えっと・・・どういうことかな?」

黒岩 「○○さんは、とんでもない『悪党』です!」

黒岩 「実は、あの怪盗ブラックフォックスなのです!」

(な、何を・・・!)

黒岩さんの突然の言葉に、皆が驚いたようにコチラを見た。









選択肢

・好きです

・お世辞くらい言ってよ




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私、もうそろそろ、自分の家に帰りたいなぁ・・

この状況結構つらいじゃん。

今までどおりに接したいんだけど、意識しちゃって出来なそうだし・・・