以下ネタバレです





今日は廣瀬さんの家で打ち合わせとなり、家にお邪魔した。

すると、廣瀬さん、行き詰ってしまたようで、アイデアを出せと迫ってきた。

私はあれこれ考えながら、手当たり次第提案してみる。

遼一 「・・・よし。じゃあこれで行くか」

主人公「はあ・・・」

遼一 「なんだそのため息」

主人公「いえ、やり遂げたっていう達成感の表れです」

遼一 「ま、お疲れさん」

ぽん、と頭を撫でられる。

(また・・・)

(廣瀬さんのこれ、無意識?でも今まで、されたことないよね)

主人公「あ、もうこんな時間なんですね。外も暗いし。じゃあ私、今日はこれで・・・」

遼一 「よし、メシでも食いに行くか」

主人公「へ?」

遼一 「オレの所に打ち合わせに行ったってことになってるなら、直帰もアリだろ。アイデア出しの礼に連れてってやる」

主人公「でも、この前もごちそうになったのに・・・いいんですか?」

遼一 「この前と今日のとは理由が違うからな。今日のはただの礼。まあオレも、一人で食っててもつまんねーしな」

主人公「話し相手くらいにはなれると思いますけど」

遼一 「それ、この前オレが言ったセリフだろ」

主人公「そうです。よく覚えてますね」

遼一 「だから、そうやってひとつひとつ覚えておいて拾っていくのが作家に仕事なんだって。世間が思ってるより、結構地味なのよ?」

(不思議だな・・・廣瀬さんと話してたら、昨日までもやもやしてたのを忘れそうになる)

(最近、悠月さんのことで悩みすぎてて、心から笑った覚えないもんな・・・)


廣瀬さんと食事。

会話が弾んで、少しだけ悩んでいたことを忘れて廣瀬さんとの食事を楽しむことが出来た。

まだ時間が早かったので、食事後一緒にカジノに行ってみる。

今日他のメンバーは来ていなかったけど、あとから来るかもしれないのでVIPルームに行ってみる。

普段は賑やかな部屋なのに、今は廣瀬さんと2人きり・・・

主人公「あの・・・廣瀬さん」

遼一 「なんだよ、悠月がいなくて寂しいか?」

主人公「え?いえ・・・まあ、寂しいですけど」

遼一 「悠月と別れて、オレにしとけば?小説家と担当編集なら仕事続けられるだろ?」

(廣瀬さん、またこういう冗談言って・・・)

主人公「うーん・・・でもよく聞きますよね、担当さんと付き合ってるとか。現実にそんなことってあるんですかね?」

  悠月と主人公だってそんな感じだったのに・・・忘れたか?

遼一 「そりゃあるだろ。仕事でもプライベートでも関わる様になれば、誰より一番自分を理解してくれるって思うようになるし」

主人公「なるほど・・・」

遼一 「それは、オレと付き合う可能性があるってことか?」

主人公「廣瀬さん、どこで『また引っかかった』って言うつもりですか?そうそう同じ手には乗りませんよ。私だって、さすがに一度騙されれば次は冗談だってことくらい・・・」

遼一 「・・・冗談で言ったつもりじゃないんだけど」

主人公「え?」

思わず、廣瀬さんの顔を見つめる。

(まさか・・・)

主人公「ひ、廣瀬さん・・・」

悠月 「・・・何やってんだよ」

遼一 「早かったな」

悠月 「何やってんだって聞いてんだよ」

主人公「な、何って・・・ただ話してただけだよ。そうですよね。廣瀬さん」

遼一 「・・・」

(ど、どうして否定してくれないの?)

(いつもだったら、『からかったに決まってるだろ』って意地悪く笑うのに)

主人公「それにしても、どうして悠月さんがここに・・・」

悠月 「遼一に呼ばれたんだよ。直接言いたいことがあるから、時間作って戻って来いって」

主人公「廣瀬さんが?」

主人公「廣瀬さん?どういうことですか?」

遼一 「ご想像にお任せ、だな」

主人公「ちょ、ちょっと待ってください!」

(ご想像に・・・なんて言ったら、なおさら悠月さん、誤解しちゃう・・・!)

悠月 「なるほどな。オレを呼んだのは、これを見せつける為か」

主人公「何言ってるの、悠月さん!」

悠月 「いいい、言い訳なんて聞くつもりねえし」

主人公「ちょっと待って!悠月さん!」

バン!とドアを閉めて、悠月さんが部屋を出て行ってしまう。

遼一 「放っておけば」

主人公「そういうわけにはいきません!」

廣瀬さんにも言いたいことはあったけど・・・私はとにかく悠月さんを追い掛けた。


主人公「待って、悠月さん!」

悠月 「なんだよ、遼一の所にもどれば」

主人公「なんでそんなこと言うの?」

悠月 「なんでって・・・おまえ、あんなとこ見せつけておいてよく言うな」

主人公「そ、それは・・・」

悠月 「部屋に2人きりで、見つめ合ってたじゃねーか」

悠月 「・・・おまえ、あいつの担当になってのって・・・偶然か?」

主人公「え?」

悠月 「なんでおまえがあいつの担当になったんだ?」

主人公「それは・・・」

(・・・偶然?違う・・・廣瀬さんが私のこと指名して。でも・・・だからって廣瀬さんが私のこと、好きなんて)

悠月 「・・・やっぱりな」

主人公「え?」

悠月 「離れて、何年も会えないオレより・・・ずっと一緒にいてくれる奴の方がいいもんな」

  まぁ、そりゃそうだけど・・なんか信用されてないよね、これって

主人公「悠月さん・・・・!」

(それ・・・本気で言ってるの?) ← これ口に出して言えばいいのに・・・

主人公「私・・・ずっと悩んでたのに。廣瀬さんと2人でいただけで、そんなふうに言われるなんて」

悠月 「・・・仕方ねーだろ。おまえ、ずっと仕事楽しそうだったし。遼一なら・・・仕事とプライベート・・・両方で付き合えるもんな」

主人公「・・・・っ」

涙が流れて、思わず悠月さんから目を逸らした。

悠月 「・・・帰るわ」

立ち去る悠月さんを・・・引き留めることができない。

(どうして・・・?どうしてこんなこと・・・)

(悠月さんも仕事も・・・なんて、欲張ろうとしたから・・・バチが当たったの?)

主人公「悠月さん・・・」

悠月さんの姿は、あっという間によるの人混みの中に消えてしまった・・・。

悠月さんを追い掛けようとするが、どうしても足が動かない。

私は涙を流しながら、その場に立ちすくんでしまった。






選択肢

・わかりました

・廣瀬さんとはなんでもない




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時間作って戻って来いって言われて戻れるなら

何年も会えない関係にはならないのに

極端すぎて、大げさな・・・(^▽^;)


遼一が絡んできてそこは面白いけど

内容が内容だけにこのまま進んでどっちに転んでも・・・ねぇ ( ̄Д ̄;;