以下ネタばれです
気分転換を兼ねてマスターと映画を観ることに。
映画を観終わり、お昼ごはんを食べに、裏通りにある、こじんまりとしたレストランに入った。
このお店、マスターが良くくるお店で、黒狐の料理の味付けも参考にしていると言うほどのお気に入り。
美味しい料理の後は、デザートを楽しんだ。
主人公「あの、マスター・・」
集 「ん?」
主人公「昨日はすみませんでした」
(気が付いたら、抱き寄せられたまま寝ちゃってたし・・・)
集 「いーのいーの、気にしないで。あんまり気にしてると、お肌によくないよ。せっかくのすべすべ肌なのに」
主人公「そ、そんなことないですよ」
集 「またまたー。じゃあ、デザートも楽しんだし、そろそろ出ようか」
主人公「はい」
席を立ちレジへと向かった。
主人公「えっと、私の分・・・」
集 「今日はもちろん、ごちそうするよ。今日は、っていうか・・・さすがにこの歳で女の子とワリカンは出来ないよ」
主人公「え、でもそういわけには・・・」
集 「気分転換にって誘ったのはオレの方だし、ここは甘えてもらえると嬉しいんだけどな」
主人公「・・・わかりました。ありがとうございます。ごちそうさまです」
集 「・・・○○ちゃんって、笑うとすごく可愛いよね」
主人公「えっ!?」
集 「って、こんな言い方すると、普段が可愛くないみたいに聞こえちゃうか・・・でも、そんな可愛い顔されると、また誘いたくなっちゃうな。本当に」
(・・・なんて答えたらいいんだろう)
「じゃあ、また誘ってくださーい(笑顔)」って言っとけば、おじさん喜ぶよ( ´艸`)
集 「・・・また一緒に食べに来ようね」
主人公「・・・はい」
お店を出て、歩いていると携帯に達郎から電話が入った。
マスターに確認を取ってから電話にでる。
達郎に会う約束を取り付けられて電話は切れてしまった。
マスターに達郎のことを話すと、幼馴染で刑事であることも知っていた。
集 「で、その彼がなんだって?」
主人公「今から、ちょっと聞きたいことがあるから、駅前のカフェに来てほしいって。なんでも、この前の博物館の件で聞きたいことがあるって・・・」
集 「ふぅん・・・」
何かを考える仕草をした。
集 「いいんじゃない?それって、オレも行っていい?」
主人公「で、でも・・・達郎は刑事ですよ、顔を合わせて大丈夫なんですか?」
集 「いくら刑事でも、なんの証拠もなく見ず知らずの人間をいきなり逮捕したりはしないさ。それにオレは博物館のときは一緒にはいってないから、バレてる可能性は低いしね。せっかくだから、ブラックフォックスのライバルは知っておきたいしね」
主人公「マスターがそう言うなら・・・」
集 「よし、じゃあ早速行こうか」
二人で待ち合わせ場所に向かった。
カフェについて飲み物を注文(今回は昼食のお礼も兼ねて私のおごり)。
お砂糖を忘れてカウンターに取りに行くと達郎がやって来た。
マスターと達郎が挨拶をするけど、達郎はなぜかご機嫌斜め。
早速本題。
博物館の件ではなく、捜査していくうちに昨夜の大学での事件もブラックフォックス絡みじゃないか。
本当になにも知らないのかと念押しされる。
マスターをちらっと横目で見ると、何事もなかったかのように、先ほど注文したカプチーノを飲んでいた。
達郎 「昨日の夜、○○、家にいなかっただろ」
主人公「えっ・・・」
達郎 「どこに行ってたんだよ?」
主人公「えっと、その・・・らん・・・・」
達郎 「蘭子は一緒じゃなかった・・・って言ってたぞ」
(う・・・どうしよう、うまくこたえられないよ)
集 「ハハハ、なんだか、恋人の浮気を疑ってる彼氏のセリフみたいだね」
ほんと、そう聞こえる
達郎 「かっ、彼氏!」
達郎 「今はそんなことを聞いてるんじゃなくて、もっと大事な話なんですよ」
集 「すみません、何だか熱心だったから、つい。昨日はうちのお店で、他のお友達といましたよ。ね?」
主人公「そ、そうなの。お店で仲良くなった人たちと一緒に!」
(仲良くなった人たちと、一緒に泥棒にいってました・・・なんて口が裂けても言えないけど)
言えたら面白いと思うけど( ´艸`) って絶対無理だけど
集 「刑事さんはどうして昨日の事件にブラックフォックスが絡んでると思うんですか?テレビではそんな報道は出てなかったみたいですが・・・」
不安に思いマスターの方を見る。
集 「何か証拠でもあったんですか?」
達郎 「マスコミにはまだ非公表ですが、自分の中で確信があるんです」
プルル・・・・
達郎の携帯がなり、慌てて席を立った。
主人公「マスター・・・」
集 「しっ・・・大丈夫だから」
主人公「はい」
達郎 「すみません、ちょっと呼び出しがあったんで失礼します」
主人公「うん」
達郎 「じゃあ・・・。あ、○○、ちょっといいか?」
店を出ようとする達郎に、手招きされた。
達郎 「あのさ・・・あの人と・・・付き合ってるわけじゃないんだよな?」
主人公「えー!違うってば・・・」
達郎 「悪い悪い!ちょっと気になって、じゃ、オレ行くわ」
こんなおじさんに負けら・・・達郎きっとショックだろうな(ノДT)
主人公「うん」
小走りに店を出る達郎の背中を、複雑な気分で見送った。
集 「オレ達もそろそろ行こうか、ごちそうさまです」
主人公「はい、あ、いいえ・・・」
黒狐までの道のりを、ゆっくり歩いて帰る。
集 「あの人、なかなか優秀な刑事だね」
主人公「達郎が・・・ですか?」
集 「普通の刑事なら、昨日の事件と博物館が繋がっているとはまず思わないよ。実際オレ達は、昨日は何も盗んでないわけだしね」
主人公「確かにそうですよね・・・普通ならそう思わないですよね」
集 「それに○○○ちゃんのこと、相当大事に思ってるみたいだしね」
主人公「まぁ、幼馴染ですから」
集 「ハハハ、なるほどね。こりゃ手ごわいかな」
主人公「?」
集 「ううん、何でもないよ。ま、彼にはこれからも気をつけないとね・・・」
マスターが一瞬険しい顔をした。
主人公「もしかして、この先・・・達郎たちと争うことになったりするんですか?」
(昨日の、変な男達の時みたいに・・・)
昨日の銃声が、脳裏にこだまする。
主人公「達郎には手を出さないでくれませんか?」
集 「・・・」
主人公「お願いします!」
集 「それは・・・彼次第かな・・・。彼も譲れないと思うけど、オレたちにも守るべきものがあるからね」
なんて言っていいかわからず、下を向いてしまう。
集 「なーんてね。大丈夫。ブラックフォックスは、むやみに人を傷つけたりしない主義だから」
主人公「ホントですか?」
集 「本当だよ。人を傷つけてまで自分たちの欲しいものを手に入れるなんて、ただの泥棒と変わらないからね。だから安心して」
(良かった・・・)
集 「ほら、立ち止まってないで早く帰ろう」
主人公「・・・はい」
黒狐に戻るとみんなが集まっていた。
昨日の男達の正体がわかったと言う。
蛭川さんのパソコンに、男の顔が映し出された・・・。
選択肢
・バイト先の店長
・無言
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;: