以下ネタバレです





今日はテレビの取材があり、一緒にテレビ局に向かうと

大勢の取材クルーが悠月さんを待っていた。

あちこちから早口の英語でまくしたてられて、マイクを向けられる。

悠月さんはそれに笑顔で応じ、私の手を引いてゆったりと歩き出した。

悠月さんの注目度の凄さを知るたび、悠月さんのことを遠くに感じてしまいどうしていいかわからなくなってしまう。


そしてその日の午後・・・ついに私が帰国する時間になってしまった。

空港まで忙しい中見送りに来てくれた悠月さん。

悠月 「また、いつでも来いよ。兄貴に言えば、すぐ手配してくれるから」

主人公「うん・・・・ありがとう」

悠月 「俺も・・・できるかぎり、早く帰れるようにするから」

主人公「うん。待ってるね。でも、あんま無理しないでね」

悠月さんの手が絡み、頬に触れ・・・ゆっくりと、唇が重なる。

長い長いキスの後・・・私達は、名残惜しい気持ちで体を離した。

主人公「じゃあ・・・」

ゲートをくぐろうと歩き出したとき・・・ぐいっと、悠月さんに腕をつかまれる。

悠月 「なんか・・・またしばらく会えないと思うと、おまえのこと、離したくなくて」

(悠月さんも怖いのかな・・・私と離れてる間に、何かが変わるかもしれない・・私がどっちの決断を下すのかわからないから)

悠月 「オレさ、実はいつも持ち歩いてる写真があるんだよ」

そういって見せてくれたのは・・・ラルフの子犬の頃の写真

  (-_\)(/_-)三( ゚Д゚) 主人公じゃないの?

主人公「でも、どうしたの?急に・・・ラルフの写真なんて見せてくれて。あ、日本に戻ったらラルフの新しい写真撮って送る?」

悠月 「そうじゃねーよ。おまえの写真も欲しい」

主人公「えっ?」

悠月 「・・・いつもおまえと一緒に居たいってのは、写真なんかで誤魔化せるレベルじゃねーんだけど。おまえに会いたくなった時には、写真見て頑張るから」

主人公「悠月さん・・・」

主人公「じゃあ・・・お互いの携帯で、写メ撮ろっか」

悠月 「おー、それいいな。待ち受けにしといたら、携帯見るたびにおまえがいるし」

主人公「私も、待ち受けにしとくね」

私達はお互いの携帯で写メを撮り、それを早速待ち受けにした。

主人公「こうしてたら、いつでも悠月さんと一緒って感じがする」

悠月 「一緒だ。ずっとな」

主人公「うん・・・」

再び悠月さんにきつく抱きしめられる。

悠月 「なんだろうな・・・いつもはこんな気持ち起きねーのに・・・・」

主人公「悠月さん・・・」

悠月 「今はもう少しこうさせろ・・・」

しばらくの間、二人で抱き合っていた。

主人公「じゃあ私、行くね」

悠月 「気をつけろよ」

私がゲートをくぐっても、まだ悠月さんは立ち去ることなくこちらを見つめていた。


私は帰国するとその足でカジノに行き、皐月さんにお礼とみんなにお土産を渡した。

ハリウッドで見て来たことをみんなに話す。

遼一 「おまえみたいな庶民とは、完全に住む世界が違うレベルだな」

  ジョークのつもりなんだろうけど、今の主人公にはきつーい(ノДT)!!

(住む世界が違う・・・)

(そうなんだよね・・・あまりにも現実離れしすぎてる・・・日本に戻ってくると、それを改めて感じちゃう)

(みんなだったら、きっとどんなところでも問題なく順応していけるんだろうな)

(だけど、私は・・・・)

皐月さんの好意で今日はカジノのホテルに泊めてもらえることになり、早速シャワーを浴びて着替えるとどっと疲れが出た。

アメリカで見て来たことを振り返り、あの生活になじめるのか考えてしまう。

そして、仕事のことも・・・

結局は堂々巡り、現地に行ってみたものの、あまりの凄さに悠月さんとの距離を感じてしまっていた。

ベッドに横になって頭を抱えていると、ドアがノックされる。

皐月さんが私の様子を心配してきてくれた。

私は向こうで感じたことを素直に話してみる。

向こうの生活に圧倒されたこと、

悠月さんが遠くに行ってしまったような気がしてしまったこと

皐月 「悠月はどこにいても悠月ですよ」

主人公「それはわかってるんですけど・・・悠月さんに、一緒にアメリカに来てほしいって言われてるんです。でも・・・こんな不安ばかりを抱えたまま大好きな仕事をやめて悠月さんについていって後悔しないかって」

皐月 「難しいですね・・・」

皐月 「○○さんの人生ですから、どうであれ後悔しない選択をしていただきたいんですが」

主人公「はい、そのつもりです。だから悩んじゃって・・・なんだかここ数日、このことばかり考えてる気がします」

皐月 「そんなに急いで答えを出す必要はありませんよ。悠月が向こうに拠点を置いて、ほとんど会えなくなって、やはりそれに耐えられず仕事を辞められる、という決断でもいいんですから」

主人公「そっか・・・そうですよね」

皐月 「こんなに大事なことですから、悠月も急いで答えを出してほしいとは思ってないはずです。○○さんは若い。もっともっと悩んでもいいと思いますよ」

主人公「・・・はい」

皐月 「悠月はいつでも、どこにいても○○さんのことを考えていますから。○○さんがどんな結論を出しても絶対に、2人の仲が壊れると言うことはないと私は思います」

主人公「皐月さん・・・ありがとうございました。少し・・・気持ちが楽になりました」

皐月 「それはよかったです。では、もう遅いですから失礼しますね。どうぞごゆっくり休まれてください」

主人公「はい!あの、色々ありがとうございました」

答えを急ぐ必要はない・・・でも悠月さんと何年も会えないなんて耐えられるのかな

今だって会いたいと思ってる。

携帯の待ち受けを見ながら・・私は眠りについてしまった。


翌朝皐月さんにお礼を言ってカジノを後にしようとしたとき

廣瀬さんに声をかけられた。

悠月さんとのことで悩んでいたこと見透かされていて

話し相手くらいにはなってやると、食事に誘われた。

(廣瀬さんがこんなふうに誘ってくること、今までないのに・・・どうしたんだろう?)

不思議に思いながらも

私は慌てて、廣瀬さんを追い掛けた。





選択肢

・楽しかった

・からかわないでください



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さーて、悩みのスパイラルに突入です!

正直・・・気持ちが萎える。(´д`lll)