以下ネタバレです






伊吹ちゃんを乗せた車いすを流輝さんが押しながら3人で病院の庭を散歩。

本当に顔色もよくなって元気になってきている。

お医者様にも急な発作も出なくなるだろうとお墨付きを頂いている。

伊吹ちゃんが振り向いて流輝さんを見上げた。

伊吹 「お兄ちゃん、私、もう大丈夫だから」

流輝 「・・・」

伊吹 「だから、お兄ちゃんは自由に、自分の好きなように生きて」

流輝 「・・・ああ、わかったよ」

主人公「伊吹ちゃん。成人式の着物、選びに行こうね!」

伊吹 「うん!」

伊吹ちゃんの成人式に、お着物姿が見れる・・・私もすごく嬉しいよ。

流輝さんが伊吹ちゃんを病室へと送って行く。

私はその姿を見てたら、涙がにじんできた。

『今まで、何千回も何万回も思った・・・私さえいなければって』

『そしたら、お兄ちゃんは自由に生きられるのにって』

『10歳の時に、オフクロが死んで、オレは母親に捨てられたと思った』

『それなのに、なんで生きなきゃいけないのか・・・そればっかり考えてた』

(2人はいろんなものを乗り越えて、ようやくここに辿りついたんだ。どうか、兄妹がずっと幸せでいられますように・・・)

流輝さんが戻ってきた。

主人公「伊吹ちゃんと2人で話せました?」

流輝 「ああ、話した。伊吹に言われたよ。『お兄ちゃんは○○さんに出会って変わった』って」

主人公「変わった?」

流輝 「表情が丸くなったって。おまえといると・・・なんか安心してるように見えるって」

主人公「そうですか・・・」

流輝 「伊吹も変わったよな。あんなに明るくて元気な伊吹は、ホントひさしぶりに見た」

流輝さんが、ぽつりとつぶやいた。

流輝 「人生、捨てたもんじゃないな」

急に流輝さんが大きな手で私の頭をぐしゃっとして、抱き寄せた!

流輝さんはあごを私の頭に載せたまま・・・

流輝 「こんな最高の女にもめぐり会えたしな」

主人公「あの、最高は言いすぎじゃないかと・・・。私、このとおり、なんか超フツーのOLですし・・・」

流輝さんが私を抱き寄せたまま、じーっと顔を見下ろしてくる。

流輝 「うーん・・・たしかに地味だな」

主人公「そ、そんなしみじみと言うほど!?」

流輝 「見ようによっては華があるな」

主人公「・・・褒めてるのかけなしてるのかメチャク・・・」

主人公「!!」

急に流輝さんが、両手に力を込めて、私を抱きしめた!

流輝 「でも、オレにとっては最高の彼女だ」

  о(ж>▽<)y ☆

(流輝さんは私といて安心してくれてるのかな・・・だったら嬉しいな)

(いつも心を砕いて、頭を使って・・忙しい人だから・・・)

(っていうか!)

主人公「ちょっと、ここ病院ですよ!?」

慌てて流輝さんを引き離そうとするけれど、再び抱き寄せられて、キスされてしまった!

びっくりして顔を離すと、流輝さんがいたずらっぽく笑う。

流輝 「知るかよ」

またキスしてくる。今度は、流輝さんの舌がちょっと乱暴に入ってくる。

主人公「ん・・・・!」

流輝さんが耳元で、おどけて囁く。

流輝 「おまえにイエスノーの選択権は無い」

主人公「・・・はいはい」

流輝さんは強引で俺様だけど、私にとっては最高の彼氏だ・・・


日曜日。

私はパーティ用のすこしオシャレなワンピースに着替えた。

流輝さんからはギリギリ可の60点を頂く・・・

拓斗さんが突然奇声をあげた!

あれからずっと暗号解読のためパソコンに向かっていたのだけれど、未だ暗号が解けないと言う。

流輝 「おまえに解けないってことは、よっぽど難解な暗号なんだな」

拓斗 「・・・『椿姫』が盗まれないよう、簡単に解けない暗号にしたんだろ。それだけあの絵は○○のひいじいさんにとって大事だったんだな・・・」

主人公「あの、すみません・・・そんなときに、私はパーティなんか出かけて・・・」

拓斗 「べつに。友達の会社が協賛してるパーティなんだろ?行ってやれよ」

ボス 「そうだ!仲間を大切にするのが義賊のキホンのキだ!」

主人公「は、はい・・・」

飲酒前にジュースなどで胃壁を防護した方がいいと言う流輝さん。

冷蔵庫に飲み物を見に行くと、瞼にキスをされた。

我慢できないと言う流輝さんはコドモがワガママをいう時のような目で覗き込んでくる。

ボス 「おーい、おふたりさん。そろそろ夜の仕込み始めないとなの~。冷蔵庫見に行ってもいーぃ?」

流輝 「お見通しだな」

主人公「あっ、私、リンゴジュースにしよ~」

拓斗 「その小芝居いらなくね?」

私と流輝さんは肩をすくめて、笑い合った。


パーティ会場に入った瞬間みんなの視線が突き刺さった。

流輝さんが注目の的となっている。

女の子たちが流輝さんに声をかけ夢中で話をしている。

まるで自分が透明人間にでもなったような気さえする。

彼女たちは今度一緒に飲み会をしようと誘ってきた。

流輝 「せっかくお誘いいただいたのに失礼なんだけど・・・オレはこの子以外は目に入らないんで。ごめんなさい」

女の人が怪訝そうな顔で私を一度だけ見て、去っていった。

流輝 「逆ナン失敗だな。悪いことしたかな」

主人公「そっ、そうですよ!気まずいじゃないですか・・・」

流輝 「なんだよ。そもそも隣に彼女がいるのにナンパしてくるのがおかしいだろ」

主人公「私のことは彼女として認識してないんですよ・・・」

流輝 「なんでだ?」

主人公「なんでって・・・」

主人公「!!」

ぐいっと腰を引き寄せられる!」

流輝 「これなら、彼女に見える?」

主人公「ひっ・・・人前でやりすぎです!」

蘭子 「キャー!2人ったらラブラブ~!」

主人公「蘭子!」

流輝 「どうも、ひさしぶり」

蘭子 「おひさしぶりです!2人、すっごくお似合いのカップルですね!」

主人公「蘭子・・・親友だからって、フォローしなくていいよ?」

蘭子 「なに言ってるの!同僚の男達が、○○を見て、紹介しろって言われたわよ?なんか女性らしさがあって、ソソるって!」

主人公「ソソるって・・・」

蘭子 「柳瀬さん!○○には隠れファンが多いから、注意してくださいね!」

流輝 「ふーん、隠れファンが多いのか」

主人公「そんなわけないじゃないですか・・・私、飲み物とってきますね」

ドリンクバーで傍にいた男性に話しかけられて世間話を交わした。

流輝さんがやってきて怒られる。

私はじーっと流輝さんの顔を見つめた。

主人公「あの・・・ひょっとして、嫉妬してるんですか??」

流輝 「・・・」

流輝さんが腕組みして、考え込むような表情を浮かべた。

流輝 「そうか・・・これが嫉妬ってやつか」

主人公「・・・」

流輝 「オレはおまえに出会って、どんどん新しいことを学んでるな」

主人公「学んでるんですか?」

流輝 「学んでるよ。なんせ、今までテキトーすぎる付き合いしかしてこなかったから」

そうだよね・・・

最初、流輝さんは真剣な恋はしない主義で、私は「この人には近づかないでおこう」って警戒してた。

主人公「さっき女の子たちにナンパされてたでしょ?」

流輝 「ああ、それがどうかしたか?」

主人公「食事くらい気軽に行けばいいのに、カタブツですね!」

  ( ´艸`)

流輝 「・・・ムカつく」

主人公「フフン」

あの時は、私達は真逆で、絶対に合わないって思ってた。

まさか、お互いに惹かれあうなんて想像もしなかった・・・

流輝 「これも、おまえに出会って学んだ。本気で好きな女だと、高級なレストランなんか行かなくていい・・・一緒に居られるだけで満足だって」

主人公「・・・なんでそんなに喜ばせるんです?」

流輝 「喜ばせてるわけじゃない、本音だ」

主人公「・・・」

恥ずかしくなって、思わずうつむいてしまう・・・

流輝 「そんな顔されると、今すぐここで襲いたくなるな」

主人公「ここで!?」

流輝 「バ~カ、冗談に決まってるだろ」

笑いながら、流輝さんが私の手を掴んだ。

指を絡めて、ぎゅっと手を握られる。

私は愛しさのあまり、ぎゅっと指を握り返した。

愛おしそうに見つめる視線。

胸がドキドキして、同時に幸せな気持ちでいっぱいになる・・・

この状況汗をかいてお化粧が崩れていないか心配になった。

主人公「私、お化粧直しにトイレに行ってきますね!」

流輝 「気をつけろよ」

主人公「ふふっ、気をつけろって・・・トイレ行くだけなのに心配しすぎですよ!」


トイレに向かっていると・・・

達郎 「○○」

主人公「達郎!?達郎も蘭子に誘われてきたの?」

達朗 「ああ・・・○○もパーティに来るって聞いて」

(どうしたんだろう。達郎、すごく思いつめた顔してる・・・)

達朗 「おまえに話があるんだ」

主人公「話・・・?」

達朗 「柳瀬流輝と・・・○○のひいじいさんの絵画についてだ」

主人公「・・・!!」

達朗 「2人きりで話がしたいから、ついてきてくれるか?」





選択肢

・みんないるのに!

・握り返す


*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:


達郎、なに話すんだろう・・・?

ばれちゃった?

って、そんなことないか

もしや、たっくんに解けない謎を達郎が解いてくれちゃうとか?


明日まで待てばいいのにねー

すぐ先読みしたくなるの・・・悪い癖だわ (_ _。)




そして最終話ですが・・・やっぱり不安 (^o^;)