以下ネタバレです
月曜日。
博物館へ久しぶりの出勤。
蘭子の兄で刑事、幼馴染の達郎がやって来た。
先日の盗難事件で、ブラックフォックスを追っている。
ブラックフォックスと遭遇した私に顔を見ていないか再確認。
もしかして義賊の彼らを庇ってるんじゃないかとも・・・
達郎は私の両手を握りしめて、疑ったことを謝罪してくれる。
上司から呼ばれた達郎に別れ際、今度食事に行こうと誘われた。
そのやり取りを見ていた同僚の鴨野橋くんから強引に今夜食事に誘われ、行くことに・・・
主人公「良いお店だったね。雰囲気も素敵だし、食事も美味しかったし」
鴨野橋「・・・」
主人公「あの、お会計いくらだった?半分払うから・・・」
鴨野橋「そんなのはいいんですよ。僕から誘ったんですから」
主人公「でも・・・」
(そういえば柳瀬さんに言われたな、『こういう時は素直に奢られとけ』って)
(『メシだけ奢らせて、じゃーサヨナラって帰ればいいだろ』とも言われた)
(私が『そんないい加減なこと出来ない』って反論したら、『だったら、面倒くさい女だな』って・・・)
鴨野橋「○○先輩!」
鴨野橋「ぼぼ僕っ、○○先輩のこと・・・!」
聞きたくない・・・・ (((( ;°Д°))))
(もしかしてこの展開・・・告白!?)
主人公「う、うん・・」
鴨野橋「すみません、緊張しすぎて・・・」
主人公「だ、大丈夫?」
???「ひどいわよ!」
主人公「??」
突然聞こえてきた声の方へ振り返る。
流輝 「・・・」
鴨野橋くんを待たせた私は街路樹に身を隠して、柳瀬さん達を眺めた。
別れ話・・・女性が柳瀬さんに背を向けて走り去っていった。
流輝 「よお。面白い見世物だったか?」
主人公「ぅわっ・・・!私が見てるの、気づいてたんですか・・・?」
流輝 「ああ」
主人公「追いかけないんですか?」
流輝 「なんで」
主人公「なんで、って・・・すごい、泣いてたし」
流輝 「・・・向こうも楽しんだんだし、お互い様だろ」
主人公「・・・」
流輝 「軽蔑するか?」
主人公「・・・はい、まぁ・・・軽く軽蔑します」
私はまっすぐに柳瀬さんの顔を見た。
流輝 「・・・」
主人公「・・・」
鴨野橋「○○先輩!」
主人公「鴨野橋くん・・・」
流輝 「なんだ、おまえデート中?」
鴨野橋「ええ、僕達デートしてましたけど何か!?」
いやいや・・・デートじゃないし! (-""-;)
主人公「えっ・・・」
鴨野橋くんに、ぐいっと腕を掴まれる!
やめてー \(*`∧´)/ はなせー!!!!
鴨野橋「先輩、帰りましょう!タクシー拾いますから!」
主人公「い、痛いよ、鴨野橋くん・・・」
流輝 「おい、おまえ」
鴨野橋「ご心配なく!僕が責任もって○○先輩を家まで送り届けます!」
流輝 「その方が危ないだろ」
うん 絶対!!!
鴨野橋「なっ・・・何かおっしゃいましたか!?」
流輝 「言ったよ、その方が危ないって」
柳瀬さんが、強引に肩を抱いてくる!
流輝 「それにコイツは今、オレんちに住んでるから」
o(^▽^)o ざまっ
主人公「柳瀬さん!?」
流輝 「ほら、行くぞ」
柳瀬さんは私の肩を抱いたまま、乱暴にタクシー乗り場まで連れて行く。
流輝 「あいつ、絶対おまえの家から帰ろうとしないぞ」
主人公「そんなことありません!鴨野橋くんは・・・」
流輝 「オレと違って真面目、トカ?」
柳瀬さんが、じっと私の目を覗き込んだ。
流輝 「で、おまえはどーなの?オレとあいつ、どっちと帰りたいの?」
もちろん・・・流輝!!о(ж>▽<)y ☆
主人公「・・・」
流輝 「来いよ」
抵抗したいのに、体に力がはいらない。
タクシーの中
流輝 「おい、仏頂面」
主人公「・・・」
流輝 「そんな眉間にシワ寄せてたら、ボトックス必要になるぞ」
主人公「・・・ボトックス?」
流輝 「シワを目立たなくする注射。美容整形」
主人公「・・・別に、そんなシワとか、たいして気にしませんし」
気にした方がいいと思うよ・・? 後々大変だもの
柳瀬さんが窓の外を見ながら、ポツリと呟いた。
流輝 「まあそーだな。おまえは外見を取り繕わなくても、中身で勝負できる女だもんな」
マジで? うれしいっ! о(ж>▽<)y ☆ 最高の褒め言葉じゃん
主人公「・・・」
流輝 「なんだよ。黙り込んで」
主人公「・・・それって、お世辞ですか?」
流輝 「・・・」
流輝 「たしかにオレは口が上手いし、テキトーなこと言って女を喜ばせるのも得意だ」
主人公「・・・」
流輝 「でも、今のは本音だよ」
たぶん私・・・嬉し過ぎて顔がにやける・・・
思わず頭を抱えてうずくまる。
流輝 「ん、どうした?」
主人公「・・・頭が」
流輝 「頭?」
主人公「割れるように痛いです・・・」
柳瀬さんが顔を近づけてきて私を覗き込んだ。
流輝 「おまえ、顔が赤いぞ。熱あるんじゃないか?」
(もし熱があるとしたら、ゼッタイに知恵熱だ・・・)
私は柳瀬さんの部屋に連れてこられて、ベッドに寝かされた。
柳瀬さんが私の為にいろいろと世話をしてくれる。
流輝 「じゃあ、オレ、別の部屋で寝るから」
主人公「えっ・・・?」
流輝 「おまえ明日も仕事だろ?今夜はゆっくり休めよ」
主人公「・・・」
柳瀬さんが部屋を出て行った。
『オレの気持ちは初めから言ってあるはずだ。誰とも真剣に付き合う気はないって』
『・・・最低!』
あの女の人の泣き顔が頭から離れない。
(柳瀬さんに近付いたら、私もあんな風に泣くことになるんだろうな・・・)
いきなり携帯のバイブ音がした。
柳瀬さんのだ・・・
さっきの女性からかも・・・届けなきゃと思い部屋をでた。
部屋の外にはボス
私が何とも言えない顔(恋する乙女の顔)をしていると言いだす。
柳瀬さんも同様に何ともいえない顔でリビングを歩いてい行ったと・・・
ボス 「2人は、一見あまりにもタイプが違うけど、深い部分では似てると思うぞ?」
主人公「・・・それも占いですか?」
ボス 「いや、これはオレの観察からの推測」
主人公「推測・・・」
ボス 「ま、分かってるのは、2人ともいい奴だってことだ!」
主人公「良いヤツ・・・が、女の人に『最初っから遊びだったのわかってんだろ』みたいなこと言って泣かせたりします?」
ボス 「・・・?あー、なんかリキと女子の修羅場みたいの見ちゃったとか?」
主人公「はい・・・ベタすぎて、ヒドすぎて・・・驚きました」
ボス 「ハハハ!想像つくな~」
主人公「私、やっぱりそういう男の人は、どーかと思います」
ボス 「うん。正しいよー、ソレ。まぁ、でもこのご時世、有能な肉食男子に女子がたからざるを得ない時代だからね~。あーいうミスター・パーフェクトは、あーゆうふうにもなっちゃうよね~」
主人公「・・・なんだか、もー、悔しいです。イライラするんで寝ます」
柳瀬さんの部屋の戻ろうとする。
ボス 「ほんとは、リキにも、純な恋心とかあると思うよ。男の方が、実は重いからね、好きになっちゃうと。ニヤリ」
主人公&私「ニヤリ、って口で言わなくても・・・」
主人公「柳瀬さんに、そんなとこがあるとは思えないです。おやすみなさい!」
(真剣に恋する気持ちの無い人に手を出すと、悲しいことになるんだ・・・)
(今のうちに、この思いにフタをしよう・・・)
部屋のドアが細く空いている。
中には拓斗さんと柳瀬さん。
私は声をかけづらくて、ドアの前で立ちどまった。
拓斗 「おまえさ・・・ほんとは、自分のしたいようにしたいんだろ?」
流輝 「自分のしたいようにって?」
拓斗 「だから、好きな仕事して、好きな女と結婚したいんだろ」
流輝 「・・・オレはいずれ代議士になって、オヤジの地盤を継ぐ。そのためにも、利害の合う女と見合いで結婚する・・・それはもう決めたことだ」
拓斗 「おまえが決めたんじゃなく、オヤジが決めた事だろ」
流輝 「・・・」
拓斗 「本当にいいのか?オヤジに決められた人生を・・・」
流輝 「オレはコレ以上、家の事情に巻き込まれて、不幸になる人間を見たくないんだ」
(家の事情・・・?)
拓斗 「・・・オフクロさんのこと、まだ気にしてんのか?」
流輝 「そんなんじゃねえよ」
柳瀬さんのお母さんは子供の頃に交通事故で亡くなったって聞いた。
拓斗 「だったら、伊吹か?」
(いぶき?)
拓斗 「伊吹がいる限り、おまえは誰とも恋愛をしないのかよ」
流輝 「・・・」
拓斗 「ずっと自由を奪われたまま生きていくのかよ」
流輝 「拓斗・・・それ以上言うな」
(伊吹さん、って、言うからには、女の人かな?全然、状況がわからない・・・)
選択肢
・お世辞ですか?
・流輝の手を払う
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鴨野橋くん・・・うざい (-""-;)
あんまり得意としないタイプの男性なのでちょいイラッとした。
たっくんがいっぱい喋ったー!!
それに驚いたりして・・・ ( ´艸`)
流輝編なのにたっくん重視って・・・ (^▽^;)