以下ネタバレです




宙  「星子は僕の『トクベツ』だよ」

(『トクベツ』って・・・)

星子 「私は宙の恋人。ね?ヒ~ロ!」

主人公「へ、へぇ・・・」

宙に恋人がいても不思議じゃないのになんとなくショックを受けてる私・・・

星子 「私のコト心配だからお店まで来たんでしょ?」

星子さんが宙にベッタリと寄りかかって腕を組んだ。

(わ、すごい大胆だな・・・)

宙  「そーだよ。お兄ちゃんは星子の事が心配でしかたがないよ」

主人公「えっ?お、お兄ちゃん!?」

宙  「うん。このコ、僕の双子の妹。星子は本名ね」

宙  「ちょっと聞きたいことがあってね。『爽葉』の間山社長って知ってる?」

星子 「知ってるわよ。私のお客様だもん」

(!!!)

星子 「もしかして、間山社長が最近凝ってる絵の話?」

星子 「宙も、絵とか美術品とか好きだったよなって思って、ちょっと気になって突っ込んで聞いてみたの」

宙  「おおー、でかした」

星子 「特に宙は、あの人の作品が好きよね?『大正のレオナルド・ダ・ヴィンチ』だっけ?」

宙  「僕、星子にそんな話したことあったっけ?」

星子 「直接はないけど、宙が私の仕事がらみの聞き込みをしてくる時って、なんとなくその人の美術品が関わってるみたいだから」

星子 「間山社長の家に、あるわよ。その人の作品」

先日、お店の子たちと一緒に間山社長の自宅に招かれた際にその作品の前で撮ったという写メを見せてもらう。

写真が小さいせいか、なんとなくひいおじいちゃんの作品とは違うような気がしてしまう。

宙も同意見。

私が『大正のレオナルド・ダ・ヴィンチ』のひ孫であることがわかり星子ちゃんに自己紹介。

星子 「ってか!宙との関係の方が気になるんだけど」

宙  「関係は・・・僕の憧れの人、かな」

(ええ、何その意味深な紹介の仕方!)  うんっ!

星子 「出た!また、思わせぶりなこと言って!カノジョなの?カノジョじゃないの!?」

宙  「僕の彼女に出来るような人じゃないよ。○○ちゃんは、僕の見た目に騙されるほど軽薄じゃないし、自分持ってるっていうの?僕みたいなチャラ男がベタに落とせるほどバカじゃないよ」

星子ちゃん用に適当なことを言ってるんだと思うけど、ちょっとドキッとしてしまう。

星子 「はーーーっ!?」

突然星子ちゃんが立ち上がって叫んだ。

星子 「ちょと宙~!!本気モードじゃない!?ゾッコンじゃない?」

(ゾッコンって・・・)  古っ!

星子 「宙、本気でこのジミ女にキュンとなっちゃってるのね!ちょっとショックなんだけど」

主人公「・・・あの・・・」

星子「だいたい宙は、昔からこういうボケーっと幸せボケした女に弱いのよね」

  かなりはっきり言う子だな・・・ 

  直で言われたらかなりへこむけど嫌いじゃないわ こういう子 ( ´艸`)

主人公「なっ・・・」

(全然幸せでもなんでもないし、ボケーっともしてないんですけど!)

星子 「うちのパパとママが変わってたからってこういう平凡なタイプにコンプレックス感じることないのに」

宙  「星子はよけいなこと言わなくていいの。帰ろう、○○ちゃん」

主人公「え?あ、うん」

(欲しい情報はもらえたしね・・)

(でも、今日の星子ちゃんの話ぶり・・・宙って家庭環境フクザツだったのかな?)

宙  「じゃあな、星子。仕事がんばれ~」

星子 「星子はいつだって1000%勇気だから、心配しなくても大丈夫よ?宙こそ、地味女たぶらかしてないで、才能生かしてなんか活動してみたら?たとえば・・・話題の『怪盗ブラックフォックス』に協力しちゃうとか!?ブラックフォックスって、○○ちゃんのひいおじいちゃんの作品ばかりコレクションしてるって話じゃない?」

  1000%勇気って・・・ 

主人公「!?」

宙 「そうらしいけど、ブラックフォックスは義賊と言っても犯罪者だよ?バカな事言うなよ、星子」

(は!そうか!今、星子ちゃんにカマかけられたんだ!)

宙は平然と流したのに、私、目に見えて固まっちゃった!

星子 「ブラックフォックスは犯罪者だけど、誰も傷つけないし、美学があって星子はステキだと思うわ。まぁ、宙には関係のない話ね!」

宙  「そうだね、もう帰るよ」

星子 「アデューッ、宙、○○ちゃん」

(『アデュー』って・・・兄弟そろってちょっと古い気が・・・)

(それにしても、星子ちゃん、本気で勘づいてるみたい。頭がいいんだな・・・、このコ)

宙  「今回のミッションは中止だな。贋作だったなんて」

主人公「星子ちゃん、宙がブラックフォックスだって気づいてるみたいだったわね」

宙  「○○ちゃん、その話はダメ。こんな街中で話す話題じゃないよ。自分の立場分かってる?」

主人公「あ、ごめんなさい・・・」

(そうだった、私、一応ブラックフォックスに囚われてるんだった!)

(こうやって宙と過ごしてると、いつの間にか友達みたいな感じになっちゃってその事忘れそうになっちゃうけど・・・)


次の日。

いつまでも休んでいると怪しまれるので、職場復帰させてもらえた。

ここにいるとブラックフォックスにかかわっているのがウソ見たいに思える。

久しぶりに蘭子が職場に会いに来てくれた。

病気で休んでいたから心配してくれる。

そして、新聞記者である蘭子はブラックフォックスの特集記事を任され、先日の盗難事件以降なにか情報があったら教えてほしいと言う。

私は、知らないふりをした方がいいと思うけど、その反面、今の状況を話しブラックフォックスの監視から逃れる方法を一緒に考えてくれるかもしれないとも思う。

主人公「蘭子、私、実は・・・」

警備員「お話し中失礼します。怪盗ブラックフォックスと遭遇なさった、というお話を聞いて、警備会社から調査に来た者なのですが」

主人公「警備会社の方・・・?」

警備員「はい」

蘭子 「あ、私はここのスタッフじゃないんです。○○、ちょっと向こうに行ってるね」

主人公「あ、うん」

いっそのこと警備員にバラしてしまおうかとも思う。

主人公「あの・・」

警備員「相手は危険な怪盗団ですからね。またいつ何時、ここに現れるとも限りません。くれぐれも気をつけてくださいね、△△さん」

私名前言ってないのに・・・? 驚いて警備員さんをよく見る。

警備員「・・・ふふ」

(えっ・・・宙だ!)

宙  「・・・いつでも監視してるんだから、バカな事考えないでね」

主人公「!!」

宙  「できれば僕も○○ちゃんに手荒なことしたくないから・・・いい子にしててね」

(わざわざ変な情報流さないように監視に来たんだ!タチ悪いな・・・)

(一緒に生活して、つい気を許しそうになっちゃてたけど・・・)

(私、結局は宙に囚われてる身なんだ・・・)

警備員「では、また巡回に参ります。いつでも見張っていますから、ご安心くださいね」

自分の立場に、思わず大きなため息を漏らしてしまった。






選択肢

・気にしてないと強がる

・正直に感想を言う



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今日の警備員さんの宙ちょっとカッコよかった~!!

それにしてもホント所々言い回しが昭和だわ。

懐かしいって言えば懐かしいけど・・・って、おいっ! ( ´艸`)