以下ネタばれです




黒狐に行くと他の3人もすでに来ていた。

私がショーン・キムとすでに会っていたことを知ると皆の顔が曇る。

そろそろすべてを話すべきだという彼らに健至は反対。

主人公「健至、話して」

健至 「・・・○○」

主人公「私に関係のあることなんでしょ。ね、話してよ?」

ボス 「・・・じゃあ、さくっと説明しちゃおっか」

健至 「マスター!」

ボス 「それくらいさせてよ。いちおう、これでも『ボス』なんだし」

  だね ( ´艸`)

ボスからショーン・キムについて説明。

表向きは都市開発を行う『ディベロッパー』

裏の顔は香港系マフィア幹部の一員さらに怪盗団のリーダー

そのショーンが日本のある『宝』に目を付けた。

それがひいおじいさんの『設計図』

健至 「アンタのひいじいちゃんが書き上げた『核爆弾の設計図』をアイツは狙っている」

主人公「核爆弾って・・・そんな・・・」

(ひいおじいちゃんが、核爆弾を作っていたって言うの・・・?)

拓斗 「・・・ケン兄、言葉が足りない。それだと、コイツのひいおじいちゃんが最初から核爆弾を作ってたみたいに聞こえる」

  たっくんに言葉が足りないって言われちゃうなんて・・・(ノДT)

健至 「・・・ああ、そうだよな」

主人公「え?違うの?」

健至 「ああ。アンタのひいおじいちゃんは、べつに核爆弾を作ろうとしていたわけじゃない。発電所・・・今の『原子力発電所』みたいなものを作ろうとしてたんだ」

流輝 「だが、当時の日本の技術力では実現できなかった・・・書き上げたのは昭和初期だったからな」

主人公&私「そんな昔ですか

流輝 「ああ。実際に、原子力発電所が誕生したのが、第二次世界大戦後だってことを考えるとかなり早かったことになるな」

ボス 「だから、キミのひいおじいちゃんは、その『設計図』を未来に託したんだよ。『時を経れば、いつか誰かが作り上げてくれるだろう』という期待を込めて・・・ね」

健至 「だが、時代が流れ、技術や科学が進歩するにつれその設計図は別の意味を持ち始めた」

主人公「別の意味・・・?」

健至 「ある科学者が、その『設計図』をもとにすれば、兵器が作れると気付いたんだ。それも、かなりのローコストで、すごい威力のな」

ボス 「ってことで、その設計図は、現在政府によって『とある場所』に厳重に保管されてるってウワサなんだけど・・・」

主人公「それを、ショーン・キムが狙ってるんですか?」

ボス 「そーゆーこと」

その設計図を手に入れるためには『鍵』が必要。

『鍵』・・・・私の『指紋』

ブラックフォックスのメンバーと会った時、すでにショーンはひ孫である私の存在に気づいていて、色々な情報はすでに調べられた形跡があった。

だから、仕事も辞めさせ、住まいも変えさせた。

健至 「ショーンが、アンタに会いに行くのが目に見えていたからだ。 アンタを・・・手に入れるために・・・」

健至が、私の手を取る。

そして、その指先をゆっくりと撫でる。

(この指紋が・・・そんな重要なものを保管するための鍵になっていただなんて・・・)

健至 「オレたちは、その『設計図』を手に入れたい。そのために、お前に協力してほしい」

主人公「健至・・・」

流輝 「今度は『選択権はない』なんて言わない。お前に、選ばせてやる」

主人公「柳瀬さん・・・」

健至 「○○・・・オレたちブラックフォックスに、協力してくれないか?」

皆の視線が私に集まる。

主人公「・・・一つだけ、質問してもいい?その『設計図』を手に入れたら・・・みんなは、どうするつもりなの?」

健至 「アンタにやる」

主人公「私に?」

健至 「ああ。もともとは、アンタのひいじいちゃんのものだ。ひ孫のアンタが好きにすればいい」

健至の・・・そして、みんなの真剣な眼差しを見て、私は決意した。

主人公「わかった。協力する」


この日から私はショーンから身を隠すために「黒狐」の2階でお世話になることになった。

私の荷物は健至が運び入れてくれた。

  優しいわ・・・ やっぱ女として意識してんなっ 健至 ( ´艸`)

そして、共同生活をする相手・・・柳瀬さん&蛭川さん&ボス ( ̄□ ̄;)

  って、いつの間に宙くんは帰っちゃったの?

ショーンとボスは知り合いのようで・・・因縁の仲だとか。

話せば長くなるらしいので、今は遠慮しとく。

ショーンが「きくふじ」一体の買収を企てているということは、あの辺りに『設計図』が隠されていると睨んでの行動じゃないかと推測。

みんな「きくふじ」がなくなるのはイヤだ。

先に『設計図』を見つけてショーンに手を引いてもらうしかない。

あの近辺には政府関係施設がある。

あるとすれば・・・政府関係施設ではないか?

なにか思い出したことがあったらどんな小さなことでもヒントになるかもしれないからボスに話すようにと。

健至 「・・・じゃあ、オレ、帰るな」

主人公「うん。荷物を運んでくれてありがとう」

健至 「ああ。・・・じゃあな」

(健至・・・行っちゃった・・・)

ボス 「なになに?健至クンが帰っちゃって、寂しい?」

主人公「・・・いえ」

(正直、寂しい・・・のかも)

(でも・・・ひいおじいちゃんに一番近いところにいたのは、私なんだ)

(しっかりしなくちゃ・・・)

(とにかく、早く思い出さなくちゃ・・・早く・・・できるだけ早く・・・・・・)

数時間後---

思い出そうとしていたら眠れなくなってしまった。

寝てるかも・・・と思いながらも、健至に電話してみる。

健至も電話しようと思っていたところらしく・・・

私は健至にいろんな話をした。

ひいおじいちゃんとの思い出を思い出そうと頑張ってみたこと。

でも何も思い出せなかったこと・・・。

健至 『そっか。そういうときはな・・・とりあえず、祈る!そして、寝る!』

主人公「それって、神頼みって事?」

健至 『ああ。くだらないって思うかもしれねーけど、脳科学的には「アリ」らしいぜ?』

主人公「そうなの?」

健至 『ああ。分からないことがあった時、寝る前に「答えのヒントが、夢の中にでてきますように」って祈っておくと、脳が寝ている間に働くんだってさ。そうすると、本当に夢の中にヒントが出てくるらしいぜ?』

主人公「ふーん・・・」

健至 『・・・信じてないだろ?』

主人公「だって、そんな都合のいい話・・・」

健至 『バカ、試しにやってみろって。うまく行ったら儲けものだろ?失敗したところで、損するわけじゃないんだし』

主人公「分かった、試してみるよ」

健至 『よし、じゃあ問題解決だな!』

健至 『あとは・・・オレが付き合ってやるから』

主人公「え?」

健至 『アンタが眠れるまで、話し相手になってやるよ』

主人公「そんな・・・いいよ。健至だって疲れてるでしょ?」

健至 『全然。それに、明日は非番だから。気にするな』

主人公「でも・・・」

健至 『オレが、話してたいんだ』

主人公「!」

健至 『なんか・・・もう少しお前の声、聞いてたい。だから、付き合わせろよ?』

主人公「・・・ありがとう」

それから、ずっと健至とおしゃべりをして携帯の充電がなくなるころ、ようやく睡魔が訪れた。

その夜、私は不思議な夢を見た・・・。





選択肢

・どうして恋愛運にこだわるの?

・眠れなくて・・・



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ショーンってマフィアで怪盗なんだ・・・・

でもって、色仕掛けで迫ってくるんだもの・・・ ( ´艸`)

まぁ、興味ないけどね

ボスのお株を奪うなんて良い度胸だわ ( ´艸`)


健至、マジで惚れたよね!

なんか、かわいい・・・о(ж>▽<)y ☆