健至8日目です
以下ネタばれです
主人公「達郎、どうして・・・」
達郎 「それは、オレが言いたいよ。○○こそ、どうしてここに?」
主人公「私は、その・・・今、このお店でお世話になっているんだ。それより、達郎こそ、どうして?今、FBIに研修に行ってるんじゃ・・・」
達郎 「そのFBIのお偉いさんたちが、警視庁に視察に行くっていうんで通訳も兼ねて帰国したんだ」
主人公「そうなの?いつまでこっちに?」
達郎 「まだはっきりしてないけど・・・すぐにアメリカに戻ることはないと思うよ」
達郎 「ところで、○○・・・そちらの彼は?」
言われて振りかえると少し離れたところに健至が立っていた。
健至と達郎はお互い自己紹介。
しばらく話をしていると入り口からスーツ姿の人が達郎に声をかけた。
達郎 「ああ、そろそろ行かないと・・・。それじゃあ、オレはここで失礼します」
健至 「いえ」
達郎 「○○。今度、一緒に食事でもしないか?蘭子も会えなくて寂しがってたし」
主人公「うん、わかった」
達郎 「あとさ。もしかして、携帯変えた?」
主人公「え?」
達郎 「昨日から、何度か電話してみたんだけど、全然繋がらないから・・・」
主人公「電話?・・・・あ!もしかして、非通知にしてない?」
達郎 「ああ、そうだったかも」
主人公「ごめん。非通知の電話、取らないことにしてるんだ」
達郎 「わかった。今度から、番号を通知するようにしておくよ」
主人公「うん。じゃあ、連絡待ってるね」
健至 「・・・」
ブラックフォックスとして達郎のことは調査済み。
健至 「アイツ・・・いずれ、オレたちにとって邪魔な存在になるかもしれないから」
主人公「・・・邪魔?達郎が?」
健至 「そりゃ、そうだろ。なにせ、あっちは刑事、こっちは怪盗なんだから」
主人公「あ・・・」
健至 「今さら気付いたって顔だな。まぁ、心配するなよ。オレたちは捕まったりしないし・・・アイツに、危害を加えたりもしないから」
主人公「・・・」
健至 「って言っても、冷静じゃいられないか。戸越達郎は、アンタの大事なヤツだもんな」
主人公「うん・・・・・・」
健至 「まぁ、とりあえず、戸越達郎に危害を加えることはないから。心配するな」
主人公「・・・うん」
(でも、なんか釈然としない・・・どうしてだろう・・・)
それからしばらくの間は、何事もない日が続いた。
私は普段は料亭のアルバイトに精を出し、たまに「黒狐」でみんなと飲んだりした。
そんな、あるとき・・・
健至は当番日でご出勤。
私は久しぶりの平日休みで蘭子と達郎と食事の予定。
それ以外の予定は決まってない。
買い物に行こうか考えてたら若菜さんがなんだか具合が悪そう・・・
なので来週の木曜日の若菜さんの休みとシフト交換を申し出て替わることにした。
達郎に今日の予定を来週に変更してもらい、仕事の時間まで洗濯をしに行くと女将さんがいた。
なんだか体調が良くないようにみえる。
最近外国人のお客様が増えて忙しかったから疲れているだけだと女将さん。
女将 「・・・ねぇ、△△さん」
主人公「なんでしょう?」
女将 「その・・・健至のこと、△△さんはどう思ってるのかしら?」
主人公「ええっ?ど・・・どうって・・・」
女将 「いえ、源さんから、健至が△△さんと仲が良いって聞いてね。あの子ったら、危険な仕事についているわりには、夜は夜で友達とフラフラ遊び歩いてるみたいだし・・・できれば、そろそろ落ち着いてほしんだけど・・・」
女将 「△△さん・・・あんな子だけど、どうかしら?」
主人公「い、いえ・・・その・・・私は、ただの友達ですし・・・」
女将 「そう?・・・・私としては、△△さんみたいなしっかりした人が健至のお嫁さんになってくれると、すごく嬉しいんだけど・・・」
主人公「よ、嫁ですかっ!?」
女将 「ああ見えてね、優しいところもあるのよ」
女将 「ふふ・・・。良かったら、考えてちょうだいな」
主人公「い、いえ、そんな・・・」
主人公「・・・・・・行っちゃった」
(そりゃ、健至のことは嫌いじゃないけど・・・)
主人公「うーん・・・・・・・」
(だいたい、健至だって・・・・私のこと、女の子扱いしてないのになぁ)
そして、夜・・・
源さん「この小鉢、『桜の間』ね」
主人公「はいっ」
(あれ?小鉢にフォーク?ってことは、もしかして・・・)
『桜の間』に行くとやはり外国のお客様。
一人だけ日本語が話せ、お箸を上手に使っている人がいる。
そのお客様が私に笑いかけた気がした。
仲居頭から『椿の間』のお膳を片づけるよう言われ廊下を歩いてる。
ドンッ!
(うわぁ)
主人公「失礼いたしました!」
???「イエ・・・」
ぶつかった相手は、先程の『桜の間』にいた日本語の話せるお客様。
???「オオッ、先程のビューティフルガール!」
???「アナタ、先程からとても素敵デシタ。とても美しい、ネ!」
主人公「あ、ありがとうございます」
ショーン「私、ショーン・キムです。アナタのお名前は?」
主人公「・・・・・・△△です」
ショーン「ノーノー!ファーストネームね?」
主人公「○○ですが・・・」
ショーン「おお!○○・△△ね!」
ショーンさんは、にっこり微笑んで、私の手を取る。
そして・・・
ちゅっ!
いきなり手にキスをしてきた。
ショーン「私、日本、大スキ!日本の料理も、大スキ!」
主人公「あ、ありがとうございます」
ショーン「ココ・・・銀座・新橋、もっと国際化したいネ!ココに、もっと大きなビルディングやショッピングモール出来るとステキでしょう!」
主人公「そ、そうですか」
(でも、このへんには、すでにお店があるからムリだとおもうけど・・・)
ショーン「Then see you, ホナ、サイナラ!」
主人公「は・・・はぁ・・・・・・」
このとき、私はショーンさんのことを、ただの「面白い外国人」としか思わなかった。
だから、今日のことは大して気にも留めていなかった・・・。
選択肢
・料亭の息子さんだよ
・ただの幼馴染
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やっぱりあの電話は達郎だったんだ・・・
健至、達郎とのことちょっとは気にしてるっぽく感じたんだけど・・・
まだまだですかねー(ノДT)
ショーンは今後絡んでくるね・・・
達郎は?