怪盗X番外編プロローグです




以下ネタバレです




主人公「ふう、今日は企画展の準備が大変だったなぁ・・・」

仕事も終わり、帰り支度を整えていると、突然電話がなった。

主人公「もしもし、蛭川さ・・・」

拓斗 『・・・今すぐ黒狐に来い』

主人公「えっ?」

拓斗 『来ないと、この前おまえが酔っぱらってAKP49踊りだした時の動画、ネットにあげて世界配信するからな』

主人公「ええっ! あの、それっていつの・・・」

プチッ

主人公「もうっ!切れてるし・・・」

(私、いつAKPなんて踊ったんだろう・・・)

主人公「良く分からないけど、行かないとなんだか跡が怖そうだし・・・」


ガラガラッ

主人公「こんばん・・・」

(はっ!)

宙  「あーいらぶゆ~ぅ♪」

健至 「あっちゃんだ!目の前にあっちゃんが・・・!」

(更科くん、歌うますぎ!踊り完璧すぎ!)

流輝 「くそっ、イマドキの若いのはAKPが踊れれば勝ち組だとおもいやがって・・・」

  そんなことないよー もう酔ってるのかな?

主人公「あの、これは一体何して・・・」

拓斗 「今頃来たのか。もうおまえにあっちゃんのポジションは譲れねーよ。宙が神すぎ」

主人公「あの、私が酔った勢いで踊った動画って何のこ・・・」

拓斗 「・・・」

(その笑みはやっぱり・・・)

主人公「はぁ、そんなものは最初から無かったってことね・・・」

宙  「あー、楽しかった。○○ちゃんも1曲踊ってく?」

主人公「遠慮しておきます・・・」

主人公「それにしても・・・一体なんなんですか?ダンス大会でもあるとか」

宙  「だって、最近、全然怪盗らしいことしてないし」

ストレッチをしながら更科くんが言った。

健至 「あんまり何もないと、体がなまっちまうしな」

  いやー、健至は消防士なんだから大丈夫でしょ?毎日鍛えてるし・・・ ( ´艸`)

主人公「そんな理由で・・・まぁ、確かに最近みなさん、退屈そうですよね」

ボス 「こんなこともあろうかと、キミたちに、オレが素敵なミッションを用意してやったぞ」

主人公「きゃっ」

特性メガ盛りから揚げを手にしたマスターが、いつの間にか私の背後に立っていた。

主人公「お、おじゃましてます」

ボス 「○○ちゃん、ちょうどいいところに来たね」

健至 「ボス、ミッションってなんだよ?」

ボス 「題して、懐かしの思い出探しゲーム!」

拓斗 「めんどくせー大人だな」

ボス 「実はな、体力作りも兼ねてちょっとしたミッションを仕掛けておいたんだよ。おまえら、子供の頃の大事なお宝を覚えているか?」

流輝 「は?」

ボス 「思い出の銀座小学校に、おまえらの子供の頃のお宝、隠しておいてやった!」

流輝 「お宝って一体なんだよ。どうせガキの頃のお宝なんて大したもんじゃないだろ」

ボス 「ふふーん、ほんとにそんなこと言ってていいのかな~。もしかしたら、キミ達のとーっても恥ずかしいお宝が隠されていたりして・・・」

全員 「!!」

ガタガタッ!

主人公「あっ、ちょっと・・・!」

みんな一斉に席を立ったと思ったら、光の速さで飛び出していった。

ボス 「あっ、おいこら!まだヒントを渡してないのに・・・!・・・ったく、相変わらず人の話を最後まで聞かないヤツらばっかだな・・・」

主人公「それだけ、手に入れたいんですかね?子供の頃のお宝」

ボス 「せっかくだから、○○ちゃんも行ってみたら?」

主人公「私も?」

ボス 「そ。あいつらのガキの頃の、意外なお宝が見られるかもしれないよ」

(あの人たちの子供の頃の宝物・・・確かにちょっと興味あるかも)

ボス 「ついでに、あいつらにこのメモを渡してもらえる?」

主人公「これは?」

ボス 「お宝のヒントが書いてある暗号だ」

(う・・・ひらがなとハート付でそれぞれの名前が書いてある・・・)

ボス 「場所はみんなの出身の銀座小学校だよ。行っておいで」

主人公「は、はい、追いかけてみます!」

みんなの背中を追って、夜の銀座小学校への道を急いだ。


やっとのことで追いつくと、みんなは校門の前でなにやら円陣を組んでいた。

健至 「よし、昔のオレ達の恥ずかしいモノ・・・絶対に探し出すぞ」

宙  「了解」

(なんだか、ものすごいお宝を探しに来た人たちみたい・・・)

宙  「あれ、○○ちゃんも来たの?」

主人公「はい、ボスにメモを渡すように頼まれて、これ、どうぞ。ヒントが書いてある暗号だそうです」

流輝 「まんまとボスのゲームに乗せられてるな・・・」

拓斗 「チッ・・・めんどくせー」

主人公「あの・・・私も参加してもいいですか?」

全員 「は??」

主人公「子供の頃のお宝って、タイムカプセルみたいな感じがして楽しそうですし」

拓斗 「・・・おまえ、そうやって人が見られたくないモン詮索するとか、よくないぞ」

主人公「そんな大げさな・・・」

健至 「何が隠してあるのかちょっと怖ぇけど・・・おまえになら、見られてもいいかも・・・」

宙  「○○ちゃんと一緒なのは嬉しいけど・・・やばい、昔の僕、何を持ってたんだろう・・・本当にヘンなんだったら末代までの恥だよ・・・」

(末代って・・・ただの子供の頃の宝物なのに・・・すごい心配のしかた)

流輝 「オレは生まれた時から人に恥じるようなことをした覚えはないしな。こいつらはどうか知らねーけど」

主人公「は、はぁ・・・」

健至 「・・・まぁいいや。で、おまえは誰と一緒に探すんだ?」





   A:拓斗

   B:健至

   C:宙

   D:流輝





つづく---