未来くん2話目です


以下ネタバレです






お弁当を頂くためにカフェテリアに移動した私達。

バックの中からおもむろにテーブルの上に、漆塗りの重箱を出す。

未来くんお気に入りの重箱。

未来くんは重箱を愛おしげになでる。

その触れ方がとても優しくて、見ている私も自然と口元が緩む。

主人公「未来くんが持ってるものは、持ち主が未来くんで幸せだね」

未来 「そうかな。長く使うものは、一生使いたいって思えるものを選ぶようにしてるから」

未来 「・・・○○ちゃんもね」

主人公「え?」

未来 「ずーっと一緒にいたいって思えたから、告白したの」

主人公「・・・あ」

未来くんと一緒の時は本当に大事にされてるって思える・・・。

未来 「お弁当、愛情たっぷりこめて作ったんだー」

未来 「見た目も結構キレイに出来たんだよ」

未来くんが重箱を開ける。すると一瞬ハッと息をのんで青ざめていく。

重箱を見ると中身が偏ってぐちゃぐちゃになっている。

未来くんが悲しそうな顔で、お弁当の惨状を見つめてる。

未来 「○○ちゃん、本当にごめんなさい・・・」

しゅんとなってしまった未来くんの頭をなでて、微笑んでみせる。

主人公「全然、大丈夫。未来くんが一生懸命作ってくれたの、伝わってくるよ」

未来 「でも・・・」

私はかまわず、たこさんウィンナーをつまんで一口食べる。

主人公「・・・うん、おいしい!」

未来 「ホントに?」

主人公「うん。ほらほら、一緒に食べよ?」

未来 「・・・ありがと、○○ちゃん」

主人公「私の方こそ、作ってくれてありがと」

未来くんの作って来てくれたものはみんなおいしかった。

私の味の好みをわかってくれている。

未来 「よく言うでしょ?愛されるには胃袋を掴めって」

主人公&私「・・・男女逆転してるけどね

未来 「僕は胃じゃなくて、心をしっかりつかまれてるもん」

  ふーん 

お弁当完食!

未来 「○○ちゃん、そろそろ次の場所に移動しよっか」

主人公「・・・うん。そうだね」


上野動物園を出た私達。

今の時期の上野公園は混んでいるから穴場の公園に行くことにした。

タクシーを捕まえようとするけれどなかなかつかまらない。

しかたなく地下鉄で移動しようとすると・・・事故で運休。

未来くんは本当に困ったような顔をしてる。

未来 「ごめんね、なんか今日うまくいかないな・・・」

主人公「こんな日もあるよ。そこまで遠いの?」

未来 「ううん、でも二駅分くらいあるよ」

主人公「それくらいなら遠くないよ。歩いて行こ?歩いて行った方が、きっと楽しいし・・・思い出に残るよ!」

未来 「○○ちゃん・・・」

私は未来くんの手をとって、歩き出す。

未来 「・・・ふふっ、今日の○○ちゃんはお日様みたいだ」

主人公「お日様?」

未来 「あったかくて、僕がへこんでても元気にしてくれるの」

その言葉を聞いて、私はほっとして微笑む。

未来 「ありがと、○○ちゃん」

主人公「お礼なんて言われるようなこと、なにもしてないよ」

未来 「いいの。言わせて!」

二人で笑いながら歩き出した。


公園に着くと屋台が出ていてお兄さんに声をかけられる。

地元の総菜屋さんが出している屋台らしい。

未来くんがコロッケを1つ購入。

おまけでじゃがバターまでつけてもらったりしちゃう。

(未来くんって、女性だけかと思ってたけど・・・オジサンも手の平で転がせちゃうんだね・・・)


桜並木を抜けると、大きな池のある公園に出た。

ちらほらと花見客がいるけど、上野公園ほどの混雑はない。

二人でボートに乗る。

未来くんがボートをゆっくりと漕ぐ。

池の中を移動しながら、美しい桜の木々を見つめる。

主人公「・・・ホント、キレイだね」

未来 「桜って、毎年見てるはずなのに、全然飽きない。不思議な花だよね」

主人公「うん、そうだね」

未来 「きっと、今日見てる桜もずーっと忘れないんだろうな」

主人公「・・・え?」

未来 「○○ちゃんと一緒に見る桜の思い出、ひとつづつ、積み重ねていけたらいいね」

おだやかにそういう未来くん。

私は頷いて、未来くんの手に自分の手を重ねる。

主人公「うん。これからも、よろしくお願いします」

未来 「うん、よろしくね!」

主人公「今日も、本当にありがとう。すごく楽しかったし、うれしかったよ」

そう言うと、未来くんは少し残念そうな表情を浮かべる。

未来 「ごめんね、○○ちゃん」

主人公「・・・え?」

未来 「今日、いろいろ失敗しちゃったから・・・」

主人公「ううん。成功とか失敗とか・・・そういうことよりも、未来くんが頑張ってくれたことがうれしいよ。未来くんはいつも、私を楽しませようとか、喜ばせようとか思ってくれてるの、すごく伝わるもの」

未来くんはふわりと笑って、オールを持つ手を離す。

ボートが動きをとめて、ゆらゆらと水面を漂う。

未来 「・・・○○ちゃん」

主人公「うん?」

未来 「目を閉じて」

未来くんに促されるまま、私は目を閉じる。

未来 「カウントダウンするから、ゼロになったら目を開けてね」

主人公「う。うん」

未来 「3,2,1、・・・・」

視界に広がる、桜吹雪。

淡いピンク色の花びらがふわふわと舞っている。

(うわあ・・・キレイ)

主人公「夢の中にいるみたいね」

未来 「ちょっと素敵だったでしょ?」

主人公「うん、すっごく素敵だった!今のどうやったの?」

未来 「それは秘密」

にっこり笑う未来くんのズボンのポケットから、桜がこぼれている。

未来くんも私の視線の先を見る。

未来 「あー・・・コレは、なんでもないよ?」

主人公「え、えっと・・・」

未来くんはふうとため息をつく。

未来 「ダーメだ。今日、ホンットに失敗ばかりだ。○○ちゃん、・・・呆れちゃった?」

主人公「失敗する未来くんも好きだよ」

未来 「え?」

主人公「しゅんとなったところが可愛いし」

ちょっと意地悪を言ってみたら、未来くんは拗ねたように言う。

未来 「○○ちゃん、ひどいなぁ」

主人公「だって、こんな未来くんあんまり見られないじゃない?」

未来 「一番カッコつけてたい相手なのになぁ・・・」

主人公「そんなことないよ。どんなときだって、未来くんはカッコいいもの」

未来 「・・・○○ちゃんがそう言ってくれるなら、いいや」

ふわっ・・

そのとき、やわらかな春風が吹いた。

桜の花びらが私達のところまで運ばれてくる。

未来 「○○ちゃん」

主人公「・・・なあに?」

未来 「大好きだよ」

夕暮れ時のやわらかな光が、池の水面をキラキラと輝かせる。

美しい花吹雪に包まれて、私達は引かれあうように、唇を重ねた




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なんか・・・第1話 ものすっごくはしょっちゃったf^_^;

あまりのラブラブさに、ちょっと呆れちゃったのもあるしね

頑張ってるのはわかるんだけど、そんなにしなくても・・・ねぇ?

まぁ、予定があったなら仕方ないと思うけど

話をした次の日に上野散策でしょ?

もうちょっと下調べしてこようよ!

パンダお披露目始めたばっかなら混むのは必然だし・・・

パンダ見たいけど、もう少し落ち着いてからでいいじゃん?

それよりもっと別のお勧めスポットに行きたーい!!

って冷めた目で見ちゃったからかなぁ・・・

公園に関しては『ありがとう』って思うけどね('-^*)/


未来くんファンの方すいませんm(_ _ )m

あくまで私目線の感想です