拓斗から行きます!


以下ネタバレです





主人公「じゃあ・・そこの、ジャージャー麺の人で・・・」

拓斗 「・・・」

(うわ・・・すっごい睨まれてる!しかも、ものっすごい嫌そうな顔・・・)

拓斗 「・・・言っとくけど、オレはお前のお守りなんてしねーから。さっさと指だけもぎ取って・・・」

主人公「指!?指紋ですよね!?」

流輝 「つーか指だけじゃなくて、カラダ丸ごと全部おまえんとこに来たじゃん」

宙&私「わー、リキくん、その言い方なんかやらしー

拓斗 「・・・こんな足手まといになりそうな女いらねーし」

健至 「ハハッ、まぁ仲良くやれよ!」

拓斗 「・・・」

健至 「睨むなよ~」

(本当にあの人、無言の威圧感がすごい・・・選ぶ人を間違えちゃったかな?)

拓斗 「・・・じゃあ解散しよーぜ。もう今日は用事はねーだろ」

ボス 「いやいや、ちょっと待て!大事な用があるだろうが!」

健至 「え?何?聞いてないよ、そんなの」

ボス 「お前ら、ほんっとに女の子の心がわかってないなー新しい環境と言ったら、歓迎会だろ!」

宙  「あ、それいいね!さっき○○ちゃんたちと飲んだ時は、途中から仕事だったから、全然飲めなかったし」

主人公「え、あの、結構ですから!」

(むしろ今すぐ帰りたい!そして二度と来たくない・・・)

ボス 「よし!じゃー今すぐ用意するからちょっと待ってな」

みんな飲む気、満々!

ボスが率先して用意をしてる・・・この店ってボスの店?

ボス 「それじゃ、○○ちゃんが仲間になったことを祝して!」

ボス 「カンパーイ!」

勢いに押されてビールを持って乾杯してしまう。

(なんか・・・これでもう後戻りでいない感じがする・・・私、本当にブラックフォックスの一員になっちゃったの?)

せっかくなのでひいおじいちゃんがそんなにすごいものを作り出したのか聞いてみる。

ひいおじいさんは、芸術や科学において、あらゆる功績を残した。

今でも彼を超えるものを作り出せる人はいないとまで言われているほど偉大な人。

拓斗 「おまえ、なんにも知らねーんだな、作品とか見たことねーの」

主人公「ないと思いますけど・・・」

ボス 「あらら、もったいない。○○ちゃんもその才能に感動して技術を受け継いだかもしれないのに」

拓斗 「こいつのオツムじゃ、どーだろうな」

(この人、何でこんなに口が悪いんだろう・・・)

宙  「そうだ、博物館にいるんだよね、○○ちゃん。やっぱり。芸術品に興味があったとか?」

主人公「うん・・・ああいうのを見ていると心が癒されるし、作り手の気持ちとかも、作品から伝ってくる感じがするから」

健至 「やっぱり、彼の血を受け継いでるんだな」

ボス 「もったいない!その感性が別の方向にいけば彼の後継者にもなり得たのに」

主人公「もう手遅れです」

ボス 「まあ、何はともあれこうして○○ちゃんと出会えたことだし、彼が残した至高の品に一番近いのは、おれ達ブッラックフォックスだ。お前らも今まで以上に働いてくれよ!」

健至 「マスター、機嫌いいねー」

宙  「そりゃ、誰もが狙っているのものに一歩近づいたんだからね」

主人公「あの・・マスターって、やっぱりここ、ボスのお店なんですか?」

ボス 「そうそう。黒狐(こっこ)っていうの。夜中はブラックフォックスのアジトに変わるんだけど、さっきはご来店ありがと~ね♪」

(この居酒屋に来ちゃったのが、私の運のツキだったのかな・・・)

拓斗 「つーか、ジャージャー麺もっと用意しといて。オレ、さっき食えなかったんだけど・・・どっかの誰かさんのせいで」

ボス 「あー、そういや売り切れてたなー。今日はやたらジャージャー麺の注文が入る日だったんだよ

拓斗&私「は?どういう日だよ

拓斗 「ジャージャー麺が出てこねーなら、この居酒屋で飲む意味はねーし」

拓斗は誰に対しても口が悪い・・・

ボス 「あ、○○ちゃん、もうお酒がないよ?なんか飲む?」

主人公「あ、すみません・・・えーと」

健至 「あ、タクトももう空じゃん。何飲む?」

主人公「じゃあ・・・」

拓斗 「そうだな・・・」

主人公&拓斗「ウーロンハイで

(・・・・・・・・・・・・ハモった・・・)

拓斗 「・・・何ハモってんだよ。気持ちわりーな」

主人公「私も同じことを考えてました」

ボス 「おっ、気が合うんじゃない?」

拓斗 「適当なツッコミはやめろ」

つまみがなくなってきたので好きなものを言うことに・・・

主人公&拓斗「じゃあ、白子ポン酢と・・・

拓斗 「・・・」

主人公「・・・」

主人公&拓斗「ジャージャー麺・・・

主人公&拓斗「・・・

拓斗 「・・・お前、何さっきから真似してんだよ

主人公「あの・・・真似したつもりは、1ミリたりともないんですが・・・

  あっ!このセリフ私も使う・・・ f^_^;

拓斗 「実際ハモってるだろ」

主人公「でも、私の声の方が一瞬早かったです」

拓斗 「変わんなかっただろ。どんだけポジティブなんだよ、お前の耳は」

宙  「あははっ、味の好みが似てるんだね!」

健至 「しかも何回もハモるって!おもしれー」

ジャージャー麺が2つ運ばれてきた。

拓斗はさっそく食べ始めてる。

話しかけてみるけど・・・シカト?

(えっとこの人の名前は・・・たしか・・・)

主人公「・・・たっくん?」

拓斗 「!?・・・ごほっ!」

主人公「!?」

拓斗 「ケホッ・・・おまえ、人が食ってる時に話しかけるんじゃねー!」

主人公「え!?私のせいですか!?」

拓斗 「つーか、たっくんって・・・なんだよ・・・けほっ」

主人公「だって、自己紹介とかしてもらってないですし!」

流輝 「おまえは、なんでそんなにむせやすいんだよ・・・ほら、落ち着け」

(柳瀬さんが、背中をさすってあげてる・・・)

(でも、むせやすいって、どういう体質なんだろう・・・)

健至 「リキはタクトの母親みたいだな」

流輝 「こんな態度の悪い息子いらねー。って、母親かよ。せめて父親だろ」

(保護者なのは否定しないんだ・・・兄弟って選択肢もあるのに・・・っていうか、どう見ても仲のいい兄弟だよね?)

みんな仲が良くて、いい人達って感じがする・・・けど怪盗だし・・・

いくら世直しって理由があっても、どうなんだろうと考えてしまう。

拓斗 「・・・おい」

主人公「は、はい!?」

拓斗 「・・・蛭川」

主人公「え?」

拓斗 「・・・名前だよ。蛭川拓斗。今度、馴れ馴れしい呼び方したら、マジでお前の指だけもぎ取って、指紋いただくから」

主人子「わ、わかりました。蛭川さんですね。よろしくお願いします」

拓斗 「・・・お前、ちょっと来い」

私は蛭川さんに腕を引っ張られ、なぜかこっそりとその場から抜け出した・・・。

連れてこられたのは黒狐の地下室。

見たことのないモニターやら機材がたくさん。

拓斗 「・・・お前、携帯貸せ」

主人公「え?」

拓斗 「携帯もしらねーの」

主人公「失礼な!どこの田舎者ですか」

拓斗 「じゃあ、貧乏だから持ってねーんだ」

主人公「貧乏だけど持ってます!」

拓斗 「だったら、さっさと出せよ」

渋々、携帯を渡す。

チラリと携帯を見て確認すると、コードと携帯を繋いだ。

そして、パソコンを物凄い速さで打ち込んでいる。

拓斗 「・・・ほら、返す」

主人公「あの・・・私の携帯に、一体何を・・・?」

携帯のプログラムを書き換えたらしい。

どんな風に書き換えたかは教えてくれない。

で、もう用事は済んだからみんなのところに戻るという。

暗闇の中歩き出した蛭川さんを追いかけようとしたら、何かにつまずいてしまった。

拓斗 「ほら、さっさと立て」

蛭川さんが、私の目の前にすっと手を差し出す。

主人公「・・・ありがとうございます」

差し出された手を掴むと、蛭川さんが引っ張り起こしてくれる。

(・・・びっくりした。なんか意外と紳士的って言うか、優しいところもあるのかな?)

拓斗 「・・・ここ、ボスに言って電気つけといてもらってやる」

主人公「ありがとうございます。蛭川さん、意外と優しいんですね」

拓斗 「確かに、お前の言う通りここちょっと暗いからな」

拓斗 「・・・いちいちつまずかれて、その度に引っ張り起こしてやんねーとなんて、死ぬほど面倒だし」

拓斗 「お前のお守りなんて、マジでやってられねーから」

(また、いっそすがすがしいくらいの毒舌っぷり・・・)

やっぱり他の人にお世話をお願いすればよかったかな、とか・・・

本当に怪盗の一員になってしまったのかな、とか・・・

色々と不安を抱えながら、怪盗ブラックフォックスとの日々が始まってしまった・・・。





選択肢

・なんでもないです

・ありがとうございます



*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:


無愛想な拓斗君です。

でも意外と優しかったりして( ´艸`)

けっこう、嫌いじゃないかも?

明日から仕事開始らしいです('-^*)/