シンさん6日目です



以下ネタバレです





アルタイル号は天界を目指して高度を上げ続ける。

アベル「○○、ウルのティアラはまだ持ってるな?」

主人公「はい。持ってますけど・・・」

アベル「なら、それを持って天界に行け」

シン 「どういうことだ?」

アベル「通常、地上人が天界に足を踏み入れることは禁じられている」

主人公「それじゃあ、どうやって私達は天界に行くんですか?」

アベル「心配すんな。ウル王家の者は特別に天上人との面会を許されている」

アベル「シンはウルの王家に違いねぇ。ってことは、○○はウルの王妃でいいんだろ?」

主人公「あの・・・シンさん?」

シン 「なんだ?」

主人公「その・・・私はなんて答えたらいいですか?」

シン 「○○、お前は誰のものだ?

主人公「シンさんのもの・・・です

シン 「なら、それが答えだ。ティアラをつけろ

主人公「は、はい・・

アベル「なあ、今のってプロポーズじゃねえのか?そういう話だろ?王妃のティアラをつけろって言ってんだから

主人公「そ、そうなんですか?シンさん

シン 「・・・。何でもオレに聞くな。少しは自分で考えろ

(プロポーズって感じじゃないよね。それとも照れてるだけ・・・とか?)  ( ´艸`)

シン 「一人で難しい顔をしたり、にやついたりしてんな」

主人公「すみません。でも・・・私にウル王妃なんて務まるのかな・・・」

シン 「○○。お前は確かに田舎くさい娘で、とても王妃なんてガラじゃない。おまけに馬鹿正直だが・・・

主人公「すみません・・・」

シン 「それはそれだけお前の心がキレイだってことだ。天界だろうがどこだろが、お前はお前らしく振舞っていろ

シン 「オレは・・・そんなお前が好きなんだ

  きゃー!! о(ж>▽<)y ☆ 

  そんなストレートに好きって言われたらもう・・・(≧▽≦)

主人公&私「はいっ

そんな私達を見ていてアベル船長はしみじみ若さっていいねぇ~なんて言いだした。

でもリュウガ船長とそんなに変わらない歳に見えるのに・・・?

アベル「いや、オレ今年で300歳だから」

  Σ(=°ω°=;ノ)ノ

天上人の寿命は1000年。地上人の10倍の寿命。

長く生きていると空賊でもやってないと退屈らしい。

アベル「○○みたいな真っ直ぐな女にあったのは久しぶりだ。かなり気に入ってるぜ」

主人公「あ、ありがとうございます」

アベル「ここで会ったのも何かの縁だ。もっとオレのことを知ってみる気はないか?」

主人公「け、結構です!年の差もありますし!おじいちゃん!」

アベル「なっ!お、おじいちゃんだと!?」

シン 「その通りだ。ジジィは引っ込んでろ」

ガチャンとシンさんが大きな銃を構えていた。

アベル「お前っ・・・それはオレの!」

シン 「使いやすそうだったからな。もらっていくぞ」

アベル「ったく・・・勝手に人の船を漁るんじゃねぇよ」

シン 「オレは海賊だ。欲しいものは遠慮なくいただいていく」

アベル「やれやれ。そいつを手に入れるのに、オレがどれだけ苦労したと・・・まあ、いい!くれてやる!」

主人公「いいんですか?アベル船長・・・」

アベル「ああ。餞別だ。天界で・・・役に立つようなことにならなきゃいいけどな」

(天界ってどんなところだろう・・・)

アベル「そろそろ見えてくるぞ」

雲の上に浮かぶ、大きな島・・・島からは流れる滝が見えて・・・それは幻想的な風景だった。


アルタイル号はゆっくり天界に降りていく。

船から降りると、感じたこともない澄んだ空気、そしてほのかに花の香りがする。とてもきれいなところ。

シンさん曰く、『近代的な天国』

アベル「オレが執政官のところまで案内してやろう」

天界の王は天上人の前にも姿を現さない、政治は執政官がやっているから。

私達はアベル船長についていく。

地上では見たこともない光景に目を奪われながら歩いていると、島の中心・・・高くそびえたつ、お城のような建物の前までやって来た。

アベル「ここに、天界の執政官ルミエルがいる」

主人公「・・・門番がいますけど、大丈夫ですか?」

アベル「オレに任せておけ」

アベル「おい、ウルの王と王妃がきたとルミエルに伝えろ」

アベル船長は門番にそう伝えると、門番は訝るような顔をしながら建物の中へ向かっていく。

程なくして、兵士を従えて長髪の美しい男の人が出てきた。

ルミエル「ウル王家は滅びたと聞きましたが?」

アベル「ところが、血筋は絶えてなかったらしいぜ」

ルミエル「・・・たしかに、その女性がつけているのはウル王家のティアラ・・・本物ですか?」

アベル「ああ、本物だ。それに、シンの目も見てみろよ。歴としたウルの目だろ」

ルミエル「・・・しかし、それが事実だとして、ウルの王と王妃が私に何用ですか?」

シン 「今回の地上の攻撃に対し、地上人代表として抗議に来た」

ルミエル「なるほど。唯一の面会権を持つウルがやってきたということですか」

アベル「とりあえず、話だけでも聞いてやれよ。ウル王の話を聞くのは天界執政官の役目だろう」

ルミエル「・・・わかりました。貴方たちの身柄は私が預かりましょう。中へ・・・」

ルミエル「行きますよ」

私達はアベル船長に手を振って、ルミエル執政官の家に入った。

ルミエル執政官の家の一室。

天界議会に出席、発言(抗議)することを許された。

発言(抗議)を受けいれるか否かは天界議会での採択に委ねられている。

ただ、この部屋からは勝手に出てはいけないとの条件付き。

シン 「・・・わかった。言う通りにしよう」

ルミエル執政官はシンさんを見つめると、急に距離を詰め、シンさんの眼帯をずらした。

シン 「!!テメェ!!」

シンさんがアベル船長からもらった銃をルミエル執政官に突きつける。

ルミエル「やはり・・・混血ですか。ウル以外の匂いを感じました」

シン 「お前・・・ここで殺されたいのか?」

ルミエル「私をここで殺せば、天界と地上の全面衝突は必至ですよ」

シン 「ちっ・・・!」

ルミエル「そちらの女性もウルの血を引くものではありませんね?ウル王家の末裔といえど、その血はほとんど絶えているのですね」

シン 「それが、なんだっていうんだよ」

ルミエル「いえ、血が穢れれば、その種が滅びゆくのは必然。ウルが落ちぶれた理由が分かりました」

  って失礼じゃない? ヾ(。`Д´。)ノ

シン 「それで、その天界議会とやらはいつ開かれるんだ?」

ルミエル「明日の午後を予定しています。その時に貴方たちの話を聞きましょう」

で、ルミエル執政官退席。

主人公「天上人って・・・そんなに偉いんですか!?」

バンッと窓を開けると、桃色の花が窓辺を彩っていた。

主人公「街はこんなにキレイなのに、あの人たちは優しさの欠片もないみたい。失礼なことばっかり!」

窓の外を見ていた私をシンさんが後ろから抱きしめる。

主人公「あ・・・さっきは余計なことを言ってすみませんでした。シンさんの心証まで悪くなっちゃったかも・・・」

シン 「嬉しかった」

主人公「え?」

シン 「お前が・・・ウルのために怒ったのが嬉しかった」

主人公「シンさん・・・」

シン 「ありがとう、○○」

シンさんが私の首筋に顔を埋める。

シン 「オレは父と母の血をひくウルだからこそできることがあると思っている」

主人公「はい」

(シンさんの傷だったことが、今は誇りに変わってる。本当に良かった・・・)

シン 「お前の気持ちを無駄にしないためにも、必ずオレが何とかしてやる。オレを信じろ」

主人公「はい・・・!」

(天界議会・・・どんなところなんだろう・・・)

不安を感じないと言ったら嘘になるけれど、逃げるわけにはいかない。

シンさんと一緒ならきっと何とかできる・・・私はそう強く信じることにした。








選択肢

・シンさん・・・?

・混血の何がいけないんですか!





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結構失礼ね!ルミエル!!

美しいって表現されてるけど、それほどでも?ってかタイプじゃなし!!

シリウス海賊団の方が数倍いい男ですっ! ( ̄へ  ̄ 凸