シンさん4日目です
以下ネタバレです
天界の宝が盗まれ、天上人が地上に攻撃を仕掛けようとしていることが分かった。
シンさんは天空の秘石探しを手伝うことを条件にシリウス号に戻してもらうよう交渉。
主人公「シンさん、本当に秘石探しを手伝うなんて約束してよかったんですか?」
シン 「このまま飛空艇に乗り続けても仕方ねーだろ。それに・・・」
主人公「それに?」
シン 「宝を盗んだのがウル族っていうのも気に入らねぇしな」
主人公「え?」
シン 「いや。アベル!いつになったらシリウス号に帰れるんだ?」
アベル「慌てんじゃねぇよ。今、西の海を航海しているシリウス号を見つけた。高度を下げるぞ、しっかりつかまってろ!」
突然変わった気圧に耳が痛くなる。
雲を抜けると海が見えて、シリウス号の姿も見えた。
アベル「さぁて・・・シリウス号の船長に挨拶といこうか」
アベル船長は徐々に高度を下げ・・・アルタイル号をシリウス号の上空に近付けた。
シリウス号の甲板に、驚いて頭上を見上げるリュウガ船長たちの姿が見える。
アベル船長はアルタイル号の甲板から縄梯子を垂らす。
風で揺れる縄梯子に足をすくませていると、シンさんに片手で抱き上げられた。
シン 「しっかりつかまって、目を閉じてろ」
主人公「シンさん・・・ありがとうございます」
私を抱えて、シンさんはシリウス号の甲板に降り立った。
ナギ 「シン!○○!」
ソウシ「二人とも、探してたんだよ!」
久しぶり~!! みんなに会いたかったわ! (*⌒∇⌒*)
シリウスの甲板に降りると、みんなが駆け寄ってくる。
主人公「突然いなくなったりして、すみませんでした」
ハヤテ「お前たち、どこに行ってたんだよ!」
シン 「空賊に捕まった○○を助けに行ってたんだよ」
リュウガ「空賊だと?」
リュウガ船長が飛空艇を見上げると、アベル船長がシリウス号に飛び降りて来た。
アベル「よう!シリウス海賊団の諸君!オレは空賊アルタイル団の船長、アベルだ」
リュウガ「空賊って・・・空の海賊みたいなものか?」
アベル「そんなところだ。アンタがシリウスのリュウガ船長か?」
リュウガ「ああ。ウチの船員を連れ去るとは、いい度胸してんじゃねぇか」
アベル「まあ、そう言うなって。ちょっとした勘違いだったんだ。だから、こうして送り返しに来たんじゃねーか」
リュウガ「ったく・・・海賊だけでもうっとうしいってのに、空賊なんつーのもいやがるのか?」
アベル「空と海、駆け巡る場所は違えど、仲間みたいなもんだろ?今後とも、よろしく頼むぜ」
リュウガ「仕方ねーなぁ・・・」
2人の船長は軽く握手を交わし、アベル船長は飛空艇に戻っていく。
似た者同士だから親友になれちゃったりして? (^∇^)
アベル「またな!シン!○○!」
縄梯子に捕まったアベル船長が手を振って・・・アルタイル号は再び雲の中へと消えて行った。
リュウガ「海賊島で姿を消したと思ったら、飛空艇なんかで帰ってきやがって・・・人騒がせなヤツだな」
主人公「すみません。私がうっかりしてて・・・」
シン 「船長、空賊に会ったおかげで、今回の嵐の原因がわかりました」
リュウガ「なんだと?」
シンさんはアベル船長からの話をみんなに聞かせた。
天界からの攻撃をやめさせる手段はこれと言ってないけど『天空の秘石』が盗まれて天界が地上に攻撃を仕掛けようとしていることは明らか。盗んだのはウル族?との情報。
もしかしたら『天空の秘石』を天界に戻せば攻撃は回避できるかも?
とにかく『天空の秘石』の情報を求めてモルドー帝国に行くことになった。
久しぶりのシリウス号のシンさんの部屋。
モルドー帝国に戻るってことはシンさんはウルの村に行くということ。
『天空の秘石』の情報を知っている人がいるかもしれないから情報集めに行くと言う。
シンさんが心配で・・・不安な顔をしてしまう。
シン 「お前も一緒に行ってくれるんだろ?」
主人公「はい、シンさんが嫌じゃないなら・・・」
シン 「今度村に帰る時はお前を連れて行こうと決めていた」
主人公「シンさんと一緒にウルの村に行けて嬉しいです。ありがとうございます」
シン 「礼を言うのはオレの方だ」
シンさんは私の肩を抱き寄せる。
シン 「オレはウルの者として、『天空の秘石』を取り戻すつもりだ」
主人公「シンさん・・・」
シン 「ウルは誇り高い民族だと、母が言っていた。ウルのせいで地上が滅びるのを見過ごせねぇ」
主人公「私も一緒に『天空の秘石』を探します!頑張りましょうね!」
ぐっと気合を入れた私をシンさんが抱きしめた。
シン 「オレはお前に随分と救われているな・・・」
主人公「え?」
シン 「今夜はこうさせろ・・・」
シンさんは私を抱きしめると・・・そのままベッドに潜りこんだ。
えー!!ヽ(*'0'*)ツ なになに・・・?
帆を下ろして帝国の港に忍び込み、二人でウルの村を訪れた。
船長たちは帝国の街で物資補給と情報収集をしている。
ウルの村に入ると以音楽が流れている。
帝国からの禁止令もなくなり、村も以前より栄えているよう。
それもシンさんのお父さんが頑張って差別をなくしてくれたおかげ。
村の開放的な空気にシンさんも嬉しそうに見える。
今回は村長(シンさんの幼馴染)に会いに行く。
シン 「久しぶりだな、エル」
エル 「シン・・・元気そうだな」
エルと呼ばれた男の人は軽くシンさんの肩を抱くと、私の方を見た。
エル 「シン、そちらの方は?」
シン 「ああ。オレの大切な女だ」
きゃー!! о(ж>▽<)y ☆
主人公「○○といいます。初めまして、エルさん」
私はエルさんに頭を下げる。
エル 「シンに恋人がいるとはね。意外な話だ」
シン 「そうか?」
エル 「本気の相手なんかできるわけがないっていうのがシンの口癖だったじゃないか」
主人公「え・・・シンさん、そんなこと言ってたんですか?」
シン 「いつの話をしてんだよ。エル、さっさと家の中に入れろ」
おやん? 照れてるね・・(^∇^)
エル 「わかったよ。強引なところは相変わらずだな」
エルさんが苦笑して、シンさんと私を家の中に入れてくれた。
シン 「単刀直入に聞く。最近、村で『天空の秘石』という言葉を聞いたことはないか?」
エル 「・・・天空の秘石?」
シン 「ああ。天界の宝と言われているモノだ」
エル 「シン・・・お前、『天空の秘石』をこれまで知らなかったのか?」
主人公「エルさんは知ってるんですか?」
エル 「ええ。そもそも、ウル族は天界と地上を繋ぐ役割を持った民族なんです」
シン 「それは大昔の話だろう?天界自体が神話となった今、そんなことを考えている奴等の方が少ない」
エル 「俺は・・・それが許せないんだけどね」
主人公「え?」
穏やかだったエルさんの瞳に鋭い色が宿る。
エル 「ウル族とは、そもそも地上の中で唯一天界との繋がりを許された選ばれた民族なんだ。今のウルはそれを忘れ去っている!その誇りを忘れたが故に、ウルは帝国から迫害を受けたんだ!」
シン 「エル・・・その考えは飛躍しすぎだろう」
エル 「そんなことはない!帝国の下劣な民よりも我らウルの方が遥かに優れている!」
シン 「エル・・・」
エル 「シンの父親を侮辱するつもりはない。ただ、俺はウルの代表として、ウルをしかるべき地位に戻したいだけだ」
シン 「その話はもういい・・・それより、『天空の秘石』の話はどうした?」
エル 「『天空の秘石』は天上人からウル族に託されたものだ。ウル族は天上人の命により『天空の秘石』の守り人になったんだ」
主人公「あの・・・その『天空の秘石』がどこにあるのかウルの皆さんは知っているんですか?」
エルさんは首を振る。
エル 「残念ながら、今のウルに『天空の秘石』の在処を知っているものはいない。ウル王家が滅びた時、最後のウル王が秘石を守るためにすべての情報を隠したらしい」
シン 「なるほど・・・。それで、オレ達の耳には入らなくなったというわけか・・・」
エル 「もったいない話だ。天界の宝があればウル族は本来の地位に・・・地上を統べる民族になれるというのにな・・・」
エル 「シン、『天空の秘石』の情報を得て、どうするつもりなんだ?」
シン 「・・・。いや、少し気になることがあってな。ここにくれば情報が得られるかと思ったんだが・・・」
エル 「悪いな。今のウルに『天空の秘石』の在処は伝えられていない」
シン 「・・・。なぜお前にそう言い切れる?」
エル 「俺だってウルの村長になった時にいろいろ調べた。俺はウルをいまのままにしておくつもりはない」
主人公「それって・・・どういう意味ですか?」
エル 「皆、帝国からの搾取がなくなっただけで喜んでいる。だが!そんなことでいいのか!?」
バンッとエルさんが机をたたいた。
エル 「むしろ、ウルが帝国を支配するべきだ。シン・・・俺はウルを変えてみせる」
シン 「・・・」
エル 「お前の父親のおかげで、生活は少しはよくなったかもしれない。けど、俺はその程度で満足するつもりはないからな」
シン 「どうすると言うんだ?戦争でも仕掛けるつもりか?戦力が桁違いだぞ」
エル 「ははっ!そんなわけないだろう。それが、できるんだ・・・もうすぐ」
主人公「え?」
エル 「使い方さえわかれば・・・俺がウルを導き、天界に・・・」
シン 「エル?」
小さな声で呟き始めたエルさんにシンさんが訝る声をかける。
エル 「あ・・・い、いや、何でもない。シン、せっかく来てもらったのに悪いが、俺がお前に話してやれることはない」
シン 「そうか・・・」
エル 「ウルのことは俺に任せろ。必ず、俺がウルの民を導いて見せる!」
シン 「・・・。行くぞ、○○」
主人公「え?あ、はい!」
無言で歩くシンさんの後ろをついて行く。
エルさんとの気まずい別れ方、『天空の秘石』の情報もあまり得られなかったけど・・
シンさん『十分情報は得られた、シリウス号に戻ろう』って・・・
シンさんは足早にウルの村を歩いて行った。
選択肢
・はい
・ありません
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エル・・・怪しい!!
絶対何か知ってるよ!
なんだか勘違い男の匂いが・・プンプン!
民族愛が強すぎて間違った方向にいきそう・・・(-"-;A