シン2日目です


以下ネタバレです





嵐が去り、数日ぶりにシリウス号は海に出ていた。

ハヤテ「はーっ!やっぱり海の上は落ち着くなぁ。あんな酒場に入り浸ってたら腐っちまう」

主人公「久しぶりのお日様ですもんね。お掃除もはかどって助かります」

トワ 「あれ・・・カモメがこっちに飛んでくる。カモメ便だ!」

トワくんのところに手紙を持ったカモメがやって来た。

カモメの足につけられた筒をはずし、手紙を取り出したトワくんが目を丸くする。

差出人は、北の海のセシル船長

トワくんは慌てて船長に手紙を見せた。

リュウガ「何々・・・船長会議を要求する・・・だと?」

主人公「船長会議って・・・」

シン 「東西南北の海の代表が集まって行われる会議だ。海賊王だけがその4人の船長を招集することができる」

主人公「そんな会議があるんですか・・・」

シン 「船長、やはり最近の嵐の件ですか?」

リュウガ 「ああ。セシルのヤツも『海賊王の宝』を気にしているようだ。確認しろとさ。アイツの文面はいつも偉そうだな」

リュウガ船長が手紙を見て、肩をすくめる。

リュウガ「シン、ちょっとこい。話がある」

シン 「はい」

主人公「シンさん・・・」

リュウガ「あー・・・あと、○○。オレノ部屋に酒を持ってきてくれ」

主人公「はい!」

シンさんと船長が船内に戻っていく。

私は船倉からお酒をとってくると、船長室に急いだ。

主人公「失礼します」

船長室のドアをノックして、中に入る。

リュウガ「おう、○○。待ってたぜ」

主人公「お酒、ポルト産のワインでよかったですか?」

リュウガ「ああ。あの港のワインは酸味があって、昼間飲むのにちょうどいい」

(昼間飲むのにいいお酒って・・・何か間違ってる気がする・・・)

シンさんは船長の机の上に広げられた地図を見ていた。

主人公「あの・・・」

リュウガ「○○、お前もここにいていいぞ。気になるんだろ?」

主人公「は、はい・・・」

シン 「お前は顔にでやすいからな・・・。船長、初めから○○にも聞かせるつもりで呼んだんですか?」

リュウガ「今回はシンにいろいろ相談しなくちゃならねぇからな。○○に余計な心配かけたくねーだろ?」

主人公「リュウガ船長・・・」

リュウガ「オレだって少しくらいはお前らに気をつかってるっつの」

シン 「船長・・・ありがとうございます」

リュウガ「それで、どうだ?シン。今回の嵐はやっぱり普通じゃねえか?」

シンさんは丸印を付けた地図を船長に見せる。

今回の嵐はモルドー帝国を軸に円を描くように起きている。人的な力が働いているように思われる・・・と。

その見解を聞いた船長は、船長会議を開くことを決め、トワくんに4人の船長にカモメ便を出すよう指示!

その中にロイ船長の名前が・・・!

実はロイ船長は南の海の代表ってことで今回招集!

  南の海は大丈夫なんだろうか・・・ (・_・;)

リュウガ「あと、シン。お前もシリウスの航海士として、会議に同席しろ」

シン 「はい」

リュウガ「それまでに今回の嵐について、良く調べておいてくれ」

シン 「了解です」

私は・・・というとシンさんの雑用係として同行の許可を貰うことが出来、船長とシンさんと一緒に船長会議に行くことになった。


トワくんのカモメ便が放たれてから数日後・・・シリウス号は海賊島という島に着いていた。

シン 「岸壁に囲まれた細い通路を抜けると、こんな島があるとはな・・・」

高い岸壁に囲まれた海にはすでに、4隻の船が停泊していた。

リュウガ「あそこの洞窟から中に入る。シンと○○以外は船に残って留守番しててくれ」

ハヤテ「何かあったら、すぐにオレたちを呼んでくださいよ!」

ソウシ「お気を付けて、船長。シンに○○ちゃんも」

主人公「ありがとうございます」

シン 「皆が友好的とは限らないことくらい、わかっていますから」

リュウガ「心配すんな!オレたちはシリウス海賊団だろ!シン、○○、準備はいいか?」

シン&主人公「はい」

ソウシ「いってらっしゃい」

腕一杯に地図や資料を抱えて、私は船長とシンさんのあとを追った。


洞窟の中ではすでに4人の船長がリュウガ船長の到着を待っていた。

ロイ 「お、ようやく来やがった。遅いぞ!リュウガ」

セシル「海賊王は最後に登場というわけですか」

リー 「お久しぶりです、リュウガ船長」

ヴァン「元気そうだな。 残念だ!」

リュウガ「お前らもかわってねぇなぁ。忙しいとこ、集まって貰って悪かったな」

セシル「今回は私が船長会議のお願いをしたんです。最近の異常気象は皆さんも気にしているでしょう?」

リー 「ああ。今までにはなかったことだ」

ヴァン「ここまで嵐が続くとなると・・・ちと気になるな」

リュウガ「とりあえず、今回の嵐についてウチの航海士に調べさせた」

ヴァン「シリウスの航海士といえば、眼帯のシンか」

リー「リュウガ船長・・・そちらのお嬢さんは?」

セシル「船長会議に女連れとは・・・感心しませんね」

3人の船長たちの視線が私に集まる。

リュウガ船長の女だと勘違い。

各船長たちに興味をもたれてしまい戸惑っていると、シンさんが私の前に立った。

シン 「○○はオレの女です。たとえ、四海の船長といえど、手を出すなら容赦しませんよ

  ありがとう о(ж>▽<)y ☆

銃を手にかけたシンさんに、リュウガ船長が割って入る。

リュウガ「おいおい、小娘一人で騒いでんじゃねーよ。それより船長会議だろ?シン、説明を始めろ」

私が地図を持って、シンさんが最近の嵐について説明を始めた。

セシル「やはり、自然現象で片づけるには気になる点が多いですね」

リー 「しかし・・・『海賊王の宝』以外に天候を操れる宝の話など聞いたことが無いが・・・」

ヴァン「とりあえず、リュウガに宝を調べてもらえばいいんじゃねぇか?」

リュウガ「わーったよ。まずはそれをしてから考えろってことなんだろ。ちょっと待ってろ」

リュウガ船長は立ち上がると、一人で奥の出口から出て行った。

主人公「あの奥に『海賊王の宝』があるんですか?」

セシル「ええ。海賊王しか足を踏み入れられない場所です」

しばらくして、リュウガ船長が戻ってきた。

リュウガ「こっちは異常なしだ。誰かが入った形跡もなければ、宝に触れた様子もない」

セシル「本当ですか?本当は貴方が宝珠を持ち、世界を支配しようとしているんじゃ・・・」

  セシル船長じゃあるまいし・・・ (-""-;)

セシル船長の言葉にリュウガ船長の鋭い視線が飛んだ。

リュウガ「セシル。オレは仮にも海賊王を名乗るものだ。掟を破るほどバカじゃねえ」

セシル「わ、わかっています。言ってみただけですよ」

リー 「しかし、そうなると・・・嵐の原因は全くわからないというわけか・・・」

ヴァン「シン、他に考えられる原因はないのか?」

シン 「嵐もそうですが、最近は風の流れも異常です。上空の大気が乱れているという可能性も考えられますが・・・」

リュウガ「やっぱり、ただの異常気象じゃねぇのか?」

ヴァン「まあ、海で生きてりゃ説明のつねーことも山ほど起こるからなあ」

セシル「人為的なものでないのなら、私はそれでいいのですが・・・」

リー 「もうしばらくは様子を見るしかないか・・・」

会議は様子見ということで落ち着きそうな気配だった。

せっかく集まったのだから今夜はいっぱいやろうかとの提案。

セシル船長が酒の肴に面白い話を聞かせてくれるらしい。

空飛ぶ船の話・・・を

それぞれの船から酒を持ち寄り・・・今晩は宴をすることが決まった。


洞窟では、各船を降りた船員が、船長たちを囲むようにして盛大な宴を開いている。

私は洞窟から出て、砂浜を歩いていた。

海賊島の海水は貴金属を輝かせる水だと、トワくんに教えてもらった。

シンさんから貰ったティアラも綺麗になるのでは・・・?

と思い、シリウス号から持ってきていたティアラを、夕日を映す澄んだ海に浸してみる。

ティアラを海水からあげてみると曇りが一切なく光輝いていた。

主人公「王宮にあった頃は、こんなふうにかがやいてたんだろうな・・・」

かつてのウル王家に思いを馳せながら私はティアラを付けてみる。

シンさんに見てもらいたくて、岩陰にいた私は立ち上がると、洞窟の入り口を探す。

入り口を見つけ、歩き出そうとしたとき、背後で砂を踏む音が聞こえた。

主人公「!?」

振り返ると、そこには見たこともない格好をした人たちが立っていた。

6人の男の人が私を囲む。

その中から一人、私の方に歩み寄ってくる。

(海賊じゃ・・・ない!?)

???「これは可愛らしいお嬢さん。こんな所で水遊びかい?」

主人公「い、いえ、私は・・・」

???「キミはさしずめ、海賊にさらわれたお姫様ってところかな?」

主人公「違います!私はシリウス海賊団の・・・」

???「そうか。キミも海賊か。それなら話は早い。キミが乗っている船よりも、素敵な船があるんだ。ご招待しよう!お姫様!おっと、そのティアラを落とさないようにね」

主人公「ちょ、ちょっと、やめて・・・んぐっ」

私は後ろにいた男の人に口をふさがれた。

???「騒ぎになっても面倒だからな。しばらく大人しくしていてくれ」

主人公「んーっ!」

(シンさん・・・!!)

私はそのまま、海の裏側に泊まっていた見たこともない船に乗せられてしまう。

(何、この船…。何か妙な装備が・・・!?)

???「ん?プロペラが珍しいのか?」

主人公「プロペラ・・・」

???「さあ、出航だ!」

主人公「!」

男の人が手を挙げると・・・海に浮かんでいた船は宙に浮かび始めていた。










選択肢

・シンさんなら大丈夫だと・・・

・シンさんの女



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また攫われた・・・

『一体何度攫われたら気が済むんだ』!ってシンさん怒りそうだよねf^_^;


今回は空飛ぶ船ってことか・・・

シンさーん、早く助けてーー!!