皐月さん2日目です


以下ネタバレです






翌日風子は新企画のプレゼンに無事勝利。

喜び勇んで『シンデレラ』編集部にやって来た。

風子 「ありがとう~!!北大路皐月のみならず、弟さんの悠月さんやら、美容外科医の國府田千早やら、作家の廣瀬さんまで」

風子 「リレー確約って、もー、通らないハズないってのこの企画!」

  そうなの?みんなも受けてくれたの?

  昨日はそんな話なかったけどなぁ・・・?

風子 「さっすが○○!もー、愛してる!ありがとうー!!」

編集長「おっ、△△、矢野、『御曹司礼賛』の企画の件だが、うちにも載せることになったぞ」

  あっ、そういうことか・・・だから取材に行くんだ (*^▽^*)

  だよね・・・違う雑誌の取材をさすがにやらせるわけないもん

編集長「というわけだから、ウチの窓口は△△にするから」

主人公「えっ、は、はい・・・」

編集長「いやー、これでオレのボーナスは安泰だ!期待してるぞ」

  あなただけですか?みんなじゃなくて?

主人公「・・・なんかどんどん話が大きくなっていく・・・」

編集長の上機嫌さに、編集部内のみんなもザワついていた。


資料を持ってカジノに行くと、皐月さんがエレベーターから降りてくるところだった。

皐月 「△△さん、こんにちは」

主人公「こんにちは。昨日は取材をお受け頂き、ありがとうございました」

主人公「あの・・・これからお出かけですか?」

皐月 「ええ、海外からのお客様をお出迎えするために、空港に向かうところです」

取材陣も集まるので一緒に行こうと誘われる。

皐月 「△△さんの取材を受けることも私の仕事です」

皐月 「それに、美しい女性が傍に居てくれた方が、私としても頑張れます」

主人公「ふふっ・・・」

皐月 「どうかされました?」

主人公「皐月さんの冗談が面白くて・・・」

皐月 「ふふ、冗談にされてしまいましたか・・・△△さんの笑顔は素敵ですね」

主人公「・・・え?」

皐月 「・・・先ほど言ったことは、冗談ではないと言ったら困った顔も見られるのでしょうか?」

主人公「それはどういう意味でしょうか?」

皐月 「ふふ、それは秘密にしておきましょう」

主人公「そ、そんな」

皐月 「本当に困らせてしまったようですね」

皐月 「でも、色々な△△さんを見てみたいと思っていることは事実です」

主人公「・・・ど、どうしてですか?」

皐月 「こうやって△△さんとお知り合いになれたからです」

皐月 「何か特別なご縁を感じますから」

主人公「私も・・・私も皐月さんのことを知りたいです」

  うん!仕事じゃなくて (〃∇〃)

皐月 「はい。何でもお答えしますので、たくさん質問してくださいね」

いたずらっ子のような笑みを浮かべると、私に手を差し出してきた。

皐月 「さ、行きましょうか」

主人公「は・・・はい・・・」

昨日と同じリムジンに乗り、空港に向かった。


空港に着くとすごいマスコミの数。

驚いて皐月さんにどんな方が来日されるのか尋ねる。

世界的に有名な企業家。

一旦私と別れた皐月さんはゲートにゲストを出迎えに行った。

ゲートから高級スーツを着た男性が現れた。

するとすごいフラッシュがたかれた。

2人は握手をして英語で会話をしている。

2人が談笑を終えると、マスコミからの質疑応答の時間になった。

マスコミ1「今回の来日の目的はなんでしょうか?」

マスコミ2「やはり噂されている、新事業の件ですか?」

(矢継ぎ早にすごい数の質問・・・。私も何か質問しよう!)

主人公「あの・・・きゃっ!」

マスコミ2「日本に出来たカジノにご興味があるという噂もありますが、いかがでしょうか?」

(な、なんなのこの人、突然マイクを人の前に・・・危ないじゃない!)

他の記者に負けじとインタビューしようとする。

が、そのたびに他の記者に邪魔され、質問することが出来なかった。

皐月 「皆さま慌てないでください」

皐月 「そうですね・・・そこのお嬢さまは、何か質問がございますか?」

主人公「・・・え・・・私ですか・・・?」

皐月 「ええ、そうです。何か私に質問はございませんか?」

主人公「あ、あります・・・!」

主人公「今回の来日の目的はまた、日本を驚かせるようなビックイベントにつながりますか?」

皐月 「そうですね。今回の話し合いがうまく行けば、カジノのように新しい風を日本に入れることになるかもしれません。その時は、ぜひ取材にいらしてくださいね」

主人公「は、はい・・・」

取材が終わると、マスコミ陣は帰って行った。

皐月 「△△さん、お疲れ様でした」

主人公「皐月さん!あの、先ほどはありがとうございました」

皐月 「何の話でしょうか?」

主人公「え・・・私に質問をさせてくれて・・・」

皐月 「とんでもない。それより、お怪我などはないでしょうか?報道陣が乱暴でしたから、心配でした」

主人公「いえ全然!!あ、ありがとうございます・・・」

  ううっ・・やさしい 大人の気遣いだわ (//・_・//)

これから先ほどのゲストの方との食事に一緒にどうかと誘われる・・・が行けないと断る(英語苦手だし・・・)

皐月 「先方も奥様をご同伴されるので、△△さんにご一緒頂けると大変助かります」

皐月 「通訳も私がいたしますから、ただ楽しんでくださればいいんですよ」

英語が話せないのがばれてる・・・

主人公「・・・ほんとに、傍らにご一緒するだけになってしまうと思うのですが?」

皐月 「十分ですよ」

いるだけでいいてことなら・・・と一緒に行くことにした。


連れてこられたのは来たこともない超高級レストラン。

一人ビクビクしていると皐月さん&企業家夫婦は完璧な英語で会話。

(ネイティブすぎて何を言っているのかわからない・・・口元だけ笑みを浮かべて石にでもなっていれば・・・)

皐月さんに乾杯をするのでグラスを持つように言われ

手を伸ばすと、震えた指先がグラスを倒してしまった。

主人公「すみません・・・タ、タオル・・・」

皐月 「大丈夫です。少々お待ちください」

皐月さんは企業家に英語でなにか話をする。

皐月 「△△さん、申し訳ございませんが、少し手をあげてもらっていてもよろしいですか?」

皐月さんは優しく微笑むと、テーブルクロスに手をかけた。

主人公「何を・・・え・・・!?」

バサッ

皐月さんは一瞬で汚れたテーブルクロスを引き抜いた。

グラスやお皿は微動しただけで、もとの位置のまま・・・。

テーブルクロスだけが外された・・・。

  かくし芸大会とかでよく芸能人がやるあれだよね?

主人公「すごい・・・!」

企業家夫妻からも感嘆の声&周囲からも拍手

皐月さんはショーを終えた合図をするように、丁寧にお辞儀をした。

企業家夫妻も、周りのお客さんも、子供のように目をキラキラさせている。

主人公「すごいですね!!」

皐月 「フフフ、ホテルスクール留学時代に、同級生たちとふざけて練習していたら、百発百中で、出来るようになったんですよ」

主人公&私「へぇ・・・ほんとにすごいです!!

皐月 「○○さんに喜んでいただけて、練習した甲斐がありました」

レストランスタッフが再度テーブルセットをしている間、

英語で企業家に話しかける皐月さん。

なんだか得意気な少年のような横顔・・・。

ちょっと意外な一面を見れた気になる。

主人公「皐月さん・・・ありがとうございます・・・!私・・・なんかご迷惑かけちゃって・・・」

皐月 「何をおっしゃるんですか!」

皐月 「△△さんのおかげで、私は今日このレストランでスターになれましたね」

そういって皐月さんがウィンクをした。

皐月 「さあ、お食事が来ましたよ。いただきましょう」

トンッと優しく背中を押された手が温かくて、固くなった私の体にジンワリと広がっていった。

(ふぅ・・・慣れないせいかつかれてきちゃった・・・)

(ちょっとだけ席を離れてもいいかな)

主人公「すみません、ちょっと失礼します」

皐月 「はい、わかりました」


トイレから出ると、後ろから上品な声の持ち主に声をかけられた。

企業家の奥様、こういった場が苦手で逃げて来たという・・・。

日本語がとてもお上手で・・・とても優しそうな奥様・・・

そのまま廊下で話し込んでしまった。

ウェイターが2人を探しにやって来た。

奥様 「あら。あなたとのおしゃべりが楽しくて、忘れていたわ」

主人公「ふふ、私もです。奥様はとても素敵な方で、もっとお話ししたかったです」

奥様 「お世辞でも嬉しいわ」

主人公「お世辞なんかじゃありません」

奥様 「ありがとう。皐月はとても素敵なお嬢さんとお知り合いで、羨ましいわ」

主人公「そんなことありません」

奥様 「あら、もっと自分に自信を持つべきよ」

奥様 「・・・きっと、皐月もそういうわ。さ、男性陣が焦れているころだから、戻りましょうか」

主人公「はい」

席に戻ってからしばらくすると、食事会はお開きとなった。


帰りの車の中

今日一日迷惑をかけっぱなしだったことを謝る。

私が気にしないように優しい言葉をかけてくれる皐月さん。

皐月 「それに、今日の私を△△さんが取り上げてくれると思うと、今から楽しみです」

主人公「期待に応えられるよう頑張ります・・・」

皐月 「ふふ、やっぱり△△さんには笑顔が似合いますね」

皐月 「・・・今日は△△さんの色々な面が見れて、とても充実した一日でした」

皐月 「けれど今日は急に色々と連れ出してしまい、申し訳ありません」

主人公「そんなことありません!色々なことを体験出来て、楽しかったです」

皐月 「私も久々に△△さんのようなレディと食事ができて幸せです」

言われ慣れていない言葉に皐月さんの視線から逃れるように、俯いてしまった。


先日の皐月さんの取材原稿を起こしていたら編集部の電話がなった。

電話の主は皐月さん。

先日の企業家との会食はじつは大きな商談で勝算は5分5分・・・

もしかして・・・ダメになったのか心配していると

皐月 『いえ、奥様が△△さんによくして頂いたとお話しされたらしく、それで企業家の方が、海外を転々とされていた奥様が、久しぶりにお友達ができたようだと非常に喜んでいらしたそうで』

主人公「そんな・・・まぁ、でもそれはよかったです!」

皐月 『ですので、お礼の電話をと思いまして』

主人公「えーっ、そんな!!私は何もしてませんよ」

(でもよかった・・・。これでダメだったら、申し訳なくて倒れるところだった)

  (-。-;)

皐月 『それで、大変急ですが、△△さんにお礼がしたいので、今夜、私のホテルにいらっしゃれませんか?』

主人公「え、今夜ですか?」

皐月 『難しいでしょうか?』

主人公「いえ!けど・・・お礼を言われることなんて、していませんし」

皐月 『ふふ、私が感謝の気持ちをお伝えしたいんです』

皐月 『どうか、受け止めてくださいませんか?』

(そんな言い方されたら、断れない・・・)

主人公「あの・・では、伺わせていただきます」

皐月 『ありがとうございます。では、お待ちしております』

(何もしてないけど、本当にいいのかな・・・。でも、これも取材だと思えばいいか)

仕事を片付け、その足でカジノホテルへ向かった。





選択肢

・どういう意味ですか?

・すみませんでした



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今日は消さずにかけた・・(*゜▽゜ノノ゛☆

予告で『これがホントのシンデレラ体験?』

ってあったけど・・・

明日が楽しみですっ!

選択肢は・・・何となくで選んでます・・・すいませんっ!!


ところで『シンドバッド』の取材は風子がするの?