昨日の終わり方すっごい嫌だったな(ノ_・。)


ゲームなのに落ち込むし・・・


って気持ち入れ過ぎかも(・・。)ゞ



以下ネタばれです










選択肢

・名前で呼ぶ

・せっかくだから話してみる



今日は目覚ましより早く起きてしまった。


昨日の堀北さんの言葉がまだ耳に残っている。


(あんな言葉を信じるなんて、私どうかしてる・・・)


主人公「・・・もう!しっかりしろ、私!」


今日は國府田センセイと一緒に、ノエルさんに会いに出かけることになっている。


額に手を当てて、ギュッと目を閉じた。


大人の付き合いだと割り切れないくらい、彼と一緒にいる時間は楽しくて。


(私は、國府田センセイのこと信じられるかな・・・?)


ピーンポーン・・・


(え? こんな時間に誰が?)


覗き穴からそっと覗き見ると、そこには國府田センセイがいた。


(ちょっ!?)


主人公「こっ、國府田センセイ!?」


私はドアを開ける。


國府田センセイは私を見て、にっこりと笑った。


千早 「おはよう、○○さん

    少し早く着きすぎてしまってね」


主人公&私「は、早すぎです!」


(・・・あ、私スッピン!!!)  起きたばっかりじゃん


出来うる限りうつむいて顔を隠す。


主人公「とっ、とりあえず、どうぞ中へっ」


千早 「それではお邪魔します」


主人公「と、とにかく上がっていただいて、その椅子にでも座ってテレビでも見ててください!」


逃げるように自分の部屋に戻ろうとしたら、ぐいと手を引っ張られた。


千早 「どうして逃げるの?」


(え、えぇ!?女心をわかってよ!)


顔が真っ赤になってしまう。


主人公「ちょっ、ホントに今お見せできるような顔じゃないんです!ホントに!」


千早 「ふふ」


千早 「覚えておきなさい。男はイヤだと言われると燃えるものだよ?」



  キャー!!そうなの?そうなの?о(ж>▽<)y ☆


後ろからぎゅっと抱きとめられて、さらに耳に息を吹きかけられる。


  そっ、そんなことされたら・・・(///∇//)


主人公「あっ、ちょっ!・・・な、何遊んでるんですか~!!」


千早 「ふふふ」


最近國府田センセイは口説くようなことも、からかうようなこともしなくなっていたハズなのに・・・。


(今日に限って、どういうことなの!)


???「あーっと」


声のしたほうを見ると、バツの悪そうな表情を浮かべた風子が立っていた。


風子 「いや、ホント。マジでゴメン。まさかそういうことになってるなんて、思わないじゃない?」


主人公「えっ、ちょっ?風子、それ超勘違い!」


風子に手を伸ばそうとすると、さらに強く抱きしめられる。


千早 「お友達がいたとは

    仲が良くてすみません。彼女が着替え終わるまで、その辺で待たせていただいても?」


主人公「國府田センセイ、誤解を!コレ 誤解を解いたほうがいいと思うんですよ、ホント!」


風子 「あー、大丈夫だよ。ルームメイトとしての守秘義務はちゃーんと守るってば

    でもさぁ、水くさくない?ちゃんと言ってよね~

    まさか國府田さんと付き合ってるなんて思わなかったよ~」


千早 「國府田千早です。以後お見知りおきを」


主人公「ちょっと、そんなんじゃっ!」


朝っぱらから、私の怒号がマンション中に響いた。




洗顔やらメイクやら着替えを済ませて居間に戻った。


朝から少々疲れ気味・・・


主人公「お待たせしてすみません」


風子 「うんうん、今日もカワイイじゃーん」


千早 「本当に

    ところであのポスターは・・・」


そういって、私の貼っていたロックバンドのポスターを指差す。


ミーハーだと思われるといけないから黙っていた


國府田センセイも好きだといって音楽の趣味が合うという。


風子 「あ、じゃあこれも知ってます?

    彼女はすこぶるキレイな男性に弱いんです」


  まさしく千早さんのことでは・・・?


千早 「風子さん、勉強になります」


主人公「こ、國府田センセイ。もう行きましょう」


千早 「・・・・じゃあ、下の名前で呼んでくれたら考えてもいいですよ」


主人公「・・・だからどうして今日はそんなキャラなんですか!」


千早 「オフだからです」


(ご飯一緒に食べるときはいつだってオフじゃない・・・)


千早 「いえ、つまり。今日はデートだからです」


(・・・・ッ)


風子 「ホント、2人付き合ってないんですか?」


千早 「どうでしょうね、○○さん?」


主人公「付き合って・・・ないですけど?」


千早 「それで、名前は呼んでくれないの?」


風子は減るものではないから、良いじゃないかという。


私の味方じゃないか聞くと、面白いほうの味方だと・・・


主人公「・・・・ちはや・・・センセイ」


國府田センセイ、もとい千早センセイは、私を見つめてコックリと頷いた。


千早 「風子さん、ありがとうございます」


風子 「彼女を落とすツボなら心得てるから、いつでも連絡くださいね」


千早 「ありがとう。頼りにしてます」


2人は特上の笑顔で固い握手を交わす。


(なんでこの2人・・・いつのまに、連携をくんでいるのよ!)


私は、千早センセイに引きずられるように外に出た。



車に乗り込む


千早 「ああ、楽しかった・・・」


しみじみ言われて、もうなんとかえしていいやらわからなくなった。


主人公「・・・・」


千早 「○○さん・・・もしかして、すねてる?」


主人公「・・・どうしたんですか?本当に。今日、國府田センセイおかしいですよ」


千早 「千早、でしょ。○○さん?」


主人公「・・・千早センセイ」


さっきまで、ずっと落ち込んでいたんだけど・・・


いつの間にかすっかり、千早センセイのペースに巻き込まれていた。


(もしかして・・・昨日、私が落ち込んでいたから?)


はたと思い当たって、私はじっとセンセイを見つめる。


千早 「・・・どうしたの?」


主人公「・・・いいえ。なんでも、ないです」


高速に入ったとたん、それまで安全運転だった千早センセイが急にスピードを上げた。


スポーツカーだけに、スピードの上がり方がすごい。


主人公「あ、あの・・・スピード・・・?」


千早 「ああ。歩行者がいないから。もともと、車の運転は好きなんだよ?

    ノエルのレースを見るのも好きだし」


(そっか、初美さんの事故があったから・・・)


腑に落ちて、私は黙り込んだ。


千早 「・・・もう少し、ゆっくり走ろうか?」


(・・・やさしいなぁ)


主人公「大丈夫です」


私は、自然と微笑んで返せた。


千早センセイは、どこか安堵したように見えた。



ヴゥゥン・・・!


風を切るように駆ける車のエンジン音が、お腹に響く。


(うっわぁ・・・!)


主人公「すごい・・・・!」


千早センセイが、私を見ながら笑っている。


主人公「何ですか?」


千早 「・・・いや、楽しそうだと思って。こういうの好き?」


主人公「好きみたいです。初めて来ましたけど・・・・」


そのとき、ヘルメットを脱ぎながら歩いてくるノエルさんが見えた。


千早 「ああ、練習終わったみたいだね。ノエル!」


声が届いたらしく、ノエルさんは顔を上げて私たちを捉える。そして会釈して返してくれた。



ノエルさんに会うのは、カジノのプレオープン以来。


彼は眉間にしわを寄せて私を見ている。


(そっか、覚えてないよね、2ヶ月も前だし)


主人公「あ、カジノのプレオープンでお会いした、シンデレラ編集部の△△です」


ノエル「・・・ああ」


本当に思い出したかどうかはわからないけど、おざなりにノエルさんは頷く。


千早 「ノエル、体調は?」


ノエル「・・・もしかして、うちのクルーが連絡いれた?」


千早 「・・・キミは自分のことに疎いから、心配されているんだよ」


ノエル「・・・余計なお世話だよ」


千早 「そんなこと言うものじゃないよ」


千早センセイは、手早くノエルさんの診察をした。


千早 「大丈夫みたいだね」


ノエル「・・・大げさだよ。ちょっとメシ食ってなかっただけ」


千早 「そうか。食欲がない?」


ノエル「若干」


千早 「じゃあ、今夜はうちの別荘で一緒に食べよう。作るよ」


ノエル「・・・いいね」


(二人って仲がいいのかな・・・?)




ノエルさんを交えての食事は、いつもと違ってなんだか不思議な気分だった。


千早 「2人とも。先に寝るね」


ノエル「どうぞ」


千早 「○○さん、一緒に眠る?」


  はい!喜んでヾ(@^▽^@)ノ

千早センセイの言葉を遮る勢いで、私は言った。


主人公「おやすみなさい」


千早 「つれないなぁ

    ・・・あ、ノエル。一応言っておくけど、彼女には手を出さないようにね」


ノエル「大丈夫。絶対ないから」


私と千早センセイは目を見合わせて苦笑した。


千早 「じゃあ、おやすみ。また明日ね」


千早センセイは寝室に入ってしまった。


(かといって、ノエルさんと2人残されても・・・気まずいんだけど・・・)


ふとノエルさんを見ると、穏やかな表情で私を見ている。


主人公「どうかしました?」


ノエル「いや、珍しいなと思って。あんなふうに、千早さんが女の人とドライブしてくるなんて」


(え、ウソ・・・)


主人公「だって、先生、モテルでしょ?」


ノエル「うん。でも、こんなふうに連れてくるって珍しい」


(そうなの・・・?)


ノエル「きっと気に入られてる・・・」


(信じても、いいのかな・・・)


主人公「誰にどんなこと言われても・・・私は千早センセイのこと信じたいな、って思う」


ノエルさんは私の言葉に、静かに頷いた。


ノエル「・・・何があったかは知らないけど・・・

    千早さん、世間が思っているようなタイプの人じゃないから・・・。

    真面目だし、優しい」


主人公「うん。本当に、そうだね・・・」


私たちは2人、ワインを飲みながら、千早センセイの話で盛り上がった。


信じてみよう。誰に何を言われても。


そう強く思った。









う~ん・・・このデートお泊まりだったんだよね。


まだ付き合ってないんだよね・・・