以下ネタばれです







選択肢

・すごくいい人ですね

・倖田さんにフォローをいれる





今日は國府田センセイと中園ユリカの対談の日


念願の中園ユリカに会えるということで朝からテンションがあがってる


スタッフのみなさんに元気よくごあいさつ


?? 「おはようございますー、△△さんですか?」


主人公「はい。・・・・・・・メイクの倖田さんですか?」


初美 「はい!ヘアメイクを担当させていただきます、倖田初美です」


    このたびはよろしくお願いします。」


元気よくあいさつされた。


(多分、この人のほうが年上だと思うんだけど・・・・・・。気さくな人だなぁ)


倖田さんを指名してきたのは國府田センセイだった。


いつもはメイクを指定してくる中園さんも、


國府田センセイごひいきのメイクさんを試してみたいといってOKしてくれた。


メイクルームに案内しようとしたとき倖田さんの目の上に、目立たないけれど傷がある


見ていたことを気づかれあわてて目をそらした。


彼女は高校生のときに事故にあって


家族が医者になってできるだけ目立たないように治してくれたことを話してくれた


主人公「すごくいい家族をお持ちですね」


初美 「ええ、恩人だからというわけではないですけど


     誰よりも尊敬しています」


  ほんとにいい家族だよ


主人公「倖田さんを助けるのがその家族の進む道を決めたってなんだかいいですね」


初美 「でも・・・・それが逆に後悔させてないか心配です」


主人公「そんなに弱い意志でお医者さんになんかなれないですよ。


     自信もって良いと思います」


初美 「そうですよね!ありがとうございます」


初美さんは自分の経験からメイクの勉強をはじめた


カモフラージュメイクが専門で自分と同じように痣や傷を持っている人に


元気を持ってもらいたくて仕事をしているという


彼女のようにつらいことを乗り越えてこうしてがんばっている人と仕事ができることに感動する


自分もがんばろうと思う


スタッフに呼ばれて席をはずそうとしていると


お日様みたいな笑顔を見せる彼女からは、事故の面影なんて全く感じない。


顔に怪我をすることが女性にとってどれだけ深刻なことか。


私には想像もできないけれど・・・。


あんな人に出会えたことがうれしい。と心から思う



1時15分---


中園さんの到着予定は1時だった


前の仕事が押していて30分ほど到着が遅れるという連絡があった。


編集長から余裕を見てスケジュールを組むように言われた意味がわかった。


國府田センセイが到着しスタッフとあいさつを交わしている。


改めてみると、足なが・・・・・。


スタジオに大輪の花が咲いたみたいな・・・・・すごいオーラ。


(ちょっ、かっこいい・・・・・!)思わず見とれちゃう。


國府田センセイとあいさつをして


中園さんがまだ到着していないことを告げる


先にメイクをしてもらうことにする


20分後----


中園ユリカさん到着


遅れたことに謝罪もなくマネージャーに対してもゾンザイナな態度にがっかりする。


  社会人としてどうなの?

  こんな人周りにいたらほんと不快だと思うけど・・・\(*`∧´)/


悶々とした気持ちを隠して、メイクルームへと案内した。



すでに國府田センセイのメイクは終了していて2人は談笑していた。


初美さんにメイクをお願いする


中園さんは國府田センセイを見下ろして妖艶に微笑んだ。


國府田センセイと中園さんがあいさつをはじめた。


時間を気にしている私に気づき初美さんが中園さんに話しかける。


ユリカ「もうっ、いいトコなんだから邪魔しないでよ・・・・あら」


中園さんは初美さんの傷にそっと触れる。


事故で傷が出来たことをはなす


ユリカ「そう。顔に傷なんかつくって、お嫁にいけないわね」


ククッと意地悪く笑う。


  ほんと意地悪いなヾ(▼ヘ▼;)

  自分がその立場だったらマジでイヤだ


(なっ・・・・・・!)


初美 「本当、そうですよね。大変です」


受け流して笑う初美さんの姿に、私は・・・・


主人公「・・・・そうでしょうか。倖田さんっていいお嫁さんになりそう」


できるだけ軽い口調にして、思い切って言ってみた。


千早 「同感です」


(あ、國府田センセイがフォローを入れてくれた!)


千早 「人の心を思いやれるような女性が好みという男は、僕だけじゃないと思いますよ?」


(あ、あれ・・・・?)


はじめて見る、人を蔑むような表情。


中園さんは國府田センセイをじっと見つめている。


(國府田センセイ、本気で起こってるかも・・・・)


この後対談なので険悪なムードでは困る


実は中園のファンでいつも前向きな言葉に元気をもらっていると話す


あんなの嘘っぱちだという中園に


ファンのためにそういう人を演じてくれているのだろうという


照れくさそうに肯定し、初美さんに謝ってくれた


初美さんは声に出さずありがとうといった





対談は無事終了した


中園さんが國府田センセイを食事に誘う


すると國府田センセイは初美さんを手招き


初美さんを背後から抱きしめた


(ちょっ、國府田センセイ!それはセクハラですっ!)


千早 「すみません、今夜は妹と食事なんです」


その場にいた全員が固まった。


(い、いもうと?)


初美さんが慌てたように國府田センセイの腕から逃げて、


高価そうな國府田センセイの革靴を思い切り踏みつけた。


  いっ、痛そう∑(゚Д゚)


國府田センセイが無言で足下を見る。


初美 「ちょっと、お兄ちゃん!


    仕事中はそういうのヌキって言ってるでしょっ!」


千早 「手加減をなさい、手加減を・・・・」


主人公「だ、だって名前・・・苗字の漢字違うじゃないですか!」


初美 「兄だってばれてしまうと仕事がやりづらいので、


    こういうときは漢字だけ変えて働かせてもらってるんです」


ユリカ「ふぅ。なるほどね~」


中園さんが國府田センセイと初美さんをつまらなそうに眺めて、腕組した。


ユリカ「國府田センセイ。あなた、私のこときらいでしょう」


  そりゃあ そうだと・・・


千早 「・・・・・・さあ、どうでしょうね?」


ユリカ「本当に、面倒くさそうな男。私、面倒なことは大ッ嫌いなの!」


そういい残して、鮮やかに笑ってスタジオを後にした。


(中園さんって、思っていた人とは違ったけど・・・・・私、好きになれないかも)←同感!


ぽんと頭を撫でられて、私は振り向いた。


千早 「ありがとう」


主人公「・・・・?え?」


千早 「そうだ。もう、味噌煮は食べた?」


主人公「あ、美味しくいただきました。ありがとうございました」


ぺこりとお辞儀をすると、にこやかに微笑んで私を見る。


千早 「今日もご飯一緒に食べようか


    洗濯係がいるから、今日こそゆっくりしてて大丈夫だよ」


初美 「誰が洗濯係よ!っていうかまさか△△さんに洗濯させたの!?」


主人公「あ、いえ・・・・私がお手伝いを志願したんです」


初美 「ごっ、ごめんね!お兄ちゃんってそういうところ気が利かなくて


    肝心なとこで、ちょっと鈍いんだよ~」


ぎゅっと手を握る初美さんの手は、暖かかった。


(本当に、いい人だなぁ・・・・)


・・・・・さっき彼女が言っていた家族って言うのは國府田センセイのことか。


私は思い当たって、パズルのピースがはまっていくような感覚を覚えた。


主人公「・・・・そういえば」


千早 「・・・・・・なに?」


主人公「さっきはちゃんと、拒んでましたね」


千早 「僕だって、人を選ぶよ?


    ○○さんくらいだよ、僕が楽しく口説かせてもらってるのは


  はぁ~  口説かれたい(;^ω^A


(またそんな意味深なこと言って・・・)


それでも、悪い気分はしなかった。






あ~やっぱりいい~!!


いい家族だわぁ~o(^▽^)o


いい兄妹になってるよね


どんな子育てしたらこんな良い子達になるんだろう?