第一報告以外は、ざっと目を通しただけだが、山下副委員長による第二報告にも一言。
新たな目標も、やり切るのは容易なことではありません。やりとげる道は一つ。すべての支部・グループが参加する運動にすることです。すべての支部・グループが立ち上がるなら、第30回党大会をめざす党勢拡大の目標は、1支部あたり平均で、党員1人、「しんぶん赤旗」日刊紙読者1人、日曜版読者5人の前進で達成することができます。
事実上動かない・動けない支部が半分あるというのに、あいもかわらず「すべての支部・グループが参加する運動」にすれば目標達成するという。これは不良債権を大量に抱えた万年赤字企業が不良債権処理をせずに、〝これらの債権が回収できれば今期の黒字浮上間違いなし〟 といっているのと同じである。あらかじめ目標達成できないことが保証されているといえよう。
……とまあ、毎度のことながらケチをつけてばかりだが、評価できる点もある。「要求対話・要求アンケート」については最低限必要なものだと考えるし、「労働者の中での党づくり」に意識的に取り組もうという姿勢は遅きに失した感もあるが評価に値する。超高齢化し縮小中の党組織を、こうした課題を成し遂げることができる組織に変えるには、何度も言うようだが大幅な組織の再編と新たな活動の仕組みが不可欠だ。にもかかわらず、党中央はなかなか手を打たず、志位議長の中間発言をみてもあまりに呑気すぎる。これから手をつけるの? 今まで何をしていたの? と言いたくなるほどだ。
私たちが重く受け止めたのは、地区委員会が支部を指導・援助するという一番の任務を果たせなくなっている、という訴えです。そこには、体制と財政上の困難、政治的・理論的な力量の両面から、支部を元気づける指導・援助がしきれないという痛切な思いが込められていました。中央委員会として、党大会に向けて、中間機関の実情をよくつかみ、その強化方向を、中間機関のみなさんとともに明らかにしていくようにします。
また、8中総には「双方向・循環型」「手紙」といったキーワードが出てくる。志位議長は誇らしげに初の「挙手方式でのフリー討論」を実施したともいう——これらから党の活性化を図ろうという意図があるのはよくわかる。だが、党内部の対立や軋轢に対応できず(パワハラ離党!)、やることといえば異論派を追放するばかり——こうした志位流「民主集中制」が党を活性化する方針と相容れないこと、矛盾していることを指摘するものは党中央にはいないのか? 支部から中央、幹部会に至るまで、反対意見や批判を「遠慮しないで、思う存分」言える党をめざすべきなのである。
管理人(2026/3/18)