本日(12/1)の「しんぶん赤旗」に「除名処分された人物による党大会かく乱策動について」とする土方明果氏署名の声明が発表された。その見出しを並べると
 

“本心を隠して党大会代議員になれ”と同調者をつのる


党外から規約を破壊し、民主的討論を二心的な議論に置き換えようという卑劣なやり方
 

ご都合主義というほかない態度

 

 そして以下のように締めくくる。
 

「除名の再審査」そのものは党大会が適切に対応することになるでしょうが、松竹氏が行っている卑劣な党破壊とかく乱の行動は、「除名の再審査」を求める資格そのものを厳しく問うものとなっているといえましょう。

 

 この声明は、松竹氏に対して〝このままでは「除名の再審査」を求める資格すらないとして門前払いをするぞ〟と、同調者に対しては〝分派活動になるぞ〟と脅しをかけているものとみなすことができる。

 さすがに公式HPには掲載しなかったようであるが、党機関紙で大々的にこのような脅迫をするとは、同じ組織の一員として恥ずかしいかぎりである。
 議論の余地なくどこをどうみても、ご都合主義なのは党指導部の方だろう。松竹氏の「除名の再審査」が党大会の議題にあげられていないのだから、代議員に立候補する人がそれについて意見を述べる必要はまったくない。「民主的討論を二心的な議論に置き換え」るようなやり方を党指導部自ら奨励しているのである。
 党指導部が松竹氏の除名処分が正当でやましいところはまったくないというのなら、正々堂々と議題としてあげればいいだけのことである。そうすれば「二心的な議論」は防止できる。そうしないとすれば、〝議題にあげることによって異論が噴出するのが怖い〟と党指導部が言っているのも同然ではないか。
 

管理人(2032/12/1)