1, 「130%の党」によって半年ほどで党員10万人増やすなら、そのうち青年・学生党員は2~3万人になるだろうか? ところが「特別決議」の提案では、「5年間で「数万の民青」と1万人の青年・学生党員を実現することを目標に」している。「130%の党」が達成できるなら、党大会までに5年間の目標を超過してしまうではないか。要するに志位委員長自身、「130%の党」が達成できるとは考えていないのだろう。

 

2, 志位委員長が党組織の問題について語った部分で「民主主義」という言葉は、冒頭の「党内民主主義」だけで、党内民主主義に配慮するなり拡大するなりという発言はいっさいない。その点では、「民主主義」という言葉が1つも出てこない昨年10月の習近平による「中国共産党第20回党大会報告」と同じである。多数決自体を分派につながるとみなすような党運営では「民主的討論」「民主的運営」というのが精いっぱいだ。このような「民主的」という用語は「共産党的」と言い換えるべきで、これらはいささかも常識的な「民主主義」を意味しない。

 

3, 志位委員長の在任期間22年、あるいは穀田国対委員長の在任期間26年という長さは、共産党の中で世代交代が進んでいないことの象徴的な指標となっている。「長すぎる」批判・攻撃が「共産党そのものに対する攻撃」だとするなら、なぜ「第29回党大会成功、総選挙躍進をめざす党勢拡大・世代的継承の大運動」にとりくむのであろうか? このような方針が委員長の長期在任と両立するのだろうか。穀田国対委員長の勇退などとともに志位委員長自ら次の党大会で勇退すると宣言すべきだったのではないか。

 

管理人(2023/6/25)