ご当地グルメ研究家の椿です。
山陰の小京都・津和野の町に1泊。
泊ったのは「ゆとりろ津和野」。
が、
チェックイン前に急ぎの仕事が発生。
ラウンジかどこか、共有スペースで
少しお仕事させてもらおう。
フロント前の"LOUNGE 鯉三"で
急ぎの仕事をする。
ここでは
創業1949年のお茶園「秀翠園」の
オリジナルのお茶が提供されていた。
……というわけでPC広げて
資料の修正しながら
ご当地おやつセット。
「ざら茶」と「源氏巻き」を!
ざら茶は
この辺で昔から飲まれている
カワラケツメイという
植物でつくられた
ノンカフェインのお茶。
クセがなくて飲みやすいんだよね。
津和野名物の源氏巻きは
薄いカステラであんこを巻いてある。
小さく切ってくれているので
ちょこっと楽しめるのがイイよね。
このラウンジでは
こんな感じで
夜はアルコールも飲めるのだ!
なんと李白がある……
これは嬉しい。
あとで飲んだよねー。
仕事終わってないけど
時間になったのでさっさとチェックイン!
お部屋で続きをすることに。
今回は、全室半露天風呂付の別館に宿泊。
畳のお部屋ってやっぱりいいなー。
ベットはふたつだけど
泊っているのは私ひとりですw
こんな簡易版お茶セットがあって
茶筅を使ってお部屋で
自分でたてた抹茶が飲める。
外国人も喜びそう。
お茶菓子には、もみじ饅頭が置かれていた。
津和野には「津和野百景図」という
日本遺産にも登録されている絵がある。
これがなかなか興味深いのよ。
江戸時代の終わり頃の津和野藩の
文化や習慣、人々の様子が
100枚にわたってイキイキと描かれている。
宿泊した「ゆとりろ津和野」の夕食は
「津和野百景図」に登場する
食文化からヒントを得たメニュー構成だそう。
まずはビールで乾杯
八寸(百景図 八十六)
鱸木ノ芽焼端神
玉蜀黍豆腐 蓮芋 雲丹 山葵 美出汁
鯣烏賊オクラわさび
焼茄子寄せとび子
鮎南蛮漬け
台物(百景図 四十九)
「初陣」の酒粕を使用した
まる姫ポークと鴨つみれの「酒蔵鍋」
水菓子(百景図 八十八)
わらび餅とさくらんぼ
お邪魔した6月はちょうど蛍の季節。
支配人さんが車で
少し離れた川沿いに
連れて行ってくださった。
この辺りに生息するのは
ゲンジボタルなので
ヘイケボタルより大きくて明るい。
わかりにくいけどホタルたち。
それそれは幻想的だったんだけれども
スマホしか持ってなくて
私の腕ではこれが限界
お部屋にお風呂があるから
好きなタイミングで
温泉に入ったり出たりできるのは
なかなか魅力的。
温泉付きの宿は津和野ではここだけ。
陶器のお風呂にのんびり浸かって癒されたー。
もちろん翌朝も入りましたw
「ご当地のお茶におやつ最高」
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