ご当地グルメ研究家の椿です。
今年1月
毎年恒例になりつつあるが
小豆島へ行ってきた。
ヤマロク醤油で毎年行われている
飲食業界向けの木桶サミット。
木桶職人復活プロジェクトの一環。
古くから日本では、
醤油や味噌、日本酒などの
仕込みに使われている「木桶」。
徳島県では
日本では珍しい発酵茶である
阿波晩茶にも使われている。
でも日本の木桶仕込みの醤油は
既に1%しかなく
木桶自体を作る職人もほぼいない状態。
ヤマロク醤油の山本さんが
注文しようと連絡したら
「戦後初の注文です」と言われたのだ。
(その職人さんは現在は辞められている)
このままではいけないと
13年前に始まったプロジェクト。
木桶職人を育て
自分たちで木桶作りをはじめて
木桶仕込みの醤油を
2%にすることを目標に
全国から蔵元さんや流通業、
飲食店、メディアなど
人々が集結している。
わたしも何気に5年目になんだが
最初がコロナ過でマスク姿だったり
飲食店は軒並み休業だったり。
麺や七彩の阪田さんの
ラーメン作りをお手伝いしたこともあり
いつもふんわりと参加している。
今年から正式名称が
木桶による発酵文化サミット
となったみたい…
今年は少し様相が違った。
これまではヤマロク醤油の山本さんや
職人醤油の高橋万太郎さんが
中心になっていた。
それが今回から
全国の醤油屋さんの
跡取り息子さん・娘さんをはじめ、
次世代を担う若者が仕切っていたのだ。
初日は夕方スタートで
たるや旅館で過去の振り返りと
醤油の試食などが行われた。
お刺身の盛り合わせがどどーーーーん。
全国の美味しいお醤油を味わうための
試食です
②に続きます…
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