ご当地グルメ研究家の椿です。
贅沢すぎて夢かと思った…
担当番組プロデューサーKさんと一緒に
水天宮(人形町)にある
完全予約制の鉄板焼きレストランへ。
ご招待での訪問ですが
忖度なしでお送りしますw
お料理を担当してくださった水戸シェフ。
銀座や神戸のフレンチレストランで
腕を磨いてきたベテラン。
本日の食材はこちら。
松阪牛、アワビ、伊勢海老、
フォアグラなどが並ぶ
明水然楽 松阪牛コース(¥33,000)。
なんて贅沢なんでしょ。
特選松阪牛のタルタル胡麻の葉包み
特選松阪牛の炙り寿司北海道産雲丹を添え
前菜からもうお肉。
軽く炙ったサーロインの上に雲丹。
いきなり贅沢だ。
スパークリングが進むね…
春野菜のピクルス桜えびを添えて
プティ・ポア(グリーンピース)の洋風茶碗蒸し
どちらも春を感じるねぇ
酸味を抑えたピクルスで口をさっぱりさせる。
抹茶?と思ったらグリンピース。
青臭さは全くなくて
豆由来の甘さがあり美味しい。
特選松阪牛100%のスライダー
鉄板の上にあるのを見て
「…ジャガイモ?」
と思ってたらこのバンズだった。
(私の乱視がひどい…)
松阪牛のパティはお肉の旨味が強い。
フォアグラと煮穴子の蜂蜜バルサミコソース
ふわっと柔らかな煮穴子と
フォアグラの脂とコク
甘酸っぱいソースの組み合わせが
素晴らしい
下にあるマッシュポテトもいいな。
これシェフのスペシャリテなんだそうで、
以前のお店でも提供していたとか。
その名の通り、柔らかい!!!!!!
火を通すと固くなりがちなアワビが
驚くほど柔らかくて旨みたっぷり。
エゾアワビは
昆布を食べているので旨味が強い。
2人で「めちゃくちゃ柔らかい…」
と何度も言い合うw
肝は全然苦くなくて美味しい。
これも昆布のおかげらしい。
活け伊勢海老鉄板焼き
雲丹クリームとグラタン仕立て
ええ、わたくし海老好きですので
これにテンション上がりました。
ベシャメルソースが美味しいのよぉ…
仕事の話でひと盛り上がりしていると
鉄板の上で炎が上がっていた。
さあ、真打登場。
和牛の王様、松阪牛ですよー。
特選松阪牛のサーロイン、ヒレ、赤身
各40gずつの食べ比べ。
これくらいのポーションはいいなぁ。
生胡椒がついていたので
シンプルに塩でいただくのが好みだった。
添えられたオニオンスライスが
瑞々しくてめちゃくちゃ甘くて
Kさんは
「えええー、なんでこんなに甘いの」
と言いまくってた。
これ淡路島の新玉ねぎ。
さすがだわ…
ガーリックライス
春を彩るいちごのパンナコッタ
ガーリックライスって
別料金になることが多いけど
ここではコースに含まれている。
鉄板焼きに来たら
やっぱりガーリックライス食べたいよね。
デザートはパンナコッタ。
最後まで春三昧だったなー。
料理はともかく、
看板や店内にどことなく
“エキゾチックなアジア”感があった。
例えば、ハリウッド映画の
「キル・ビル」や「ブレードランナー」
みたいな世界観というか。
実は、こちらは海外が母体のお店。
日本スタイルの鉄板焼きを
台湾で人気にしており
香港やシンガポールにも店舗がある。
今後はアメリカにも進出するらしい。
個室もあったので
グループや家族の記念日にもぴったり。
昼間も営業しているので
接待ランチにも良さそう。
近くには、水天宮もあるので
安産祈願やお祝いで使う人もいそう。
カウンターのお隣カップルは
彼へのお誕生日祝いだったみたいだ。
いい彼女さんだ…
あくまで個人的な意見ではあるけれど
ご当地グルメ研究家としては
せっかくならどこかに台湾らしさを
感じられるといいのになーとも思った。
例えば、最後のデザートを
「愛玉子(オーギョーチー)」にするとか。
日本人はあんまり好きじゃないのかなぁ。
とはいえ、
単に高級食材を使っているだけじゃなく
日本の良質な食材を
フレンチの技法で引き出しているのは
さすがのシェフの手腕で、素直に感激した。
料理の合間の
ちょっとした会話も楽しかった。
実は1万円台のコースもあり
コスパ最強なのではないかと思っている。
これから夏に向けて
変わっていく食材も気になるなー。
■明水然・楽 (メイスイゼン・ラク)
【住所】東京都中央区日本橋人形町1-12-11
リガーレ日本橋人形町 2F A-204
【電話】03-6264-8220
【交通】半蔵門線「水天宮前駅」8番出口 徒歩2分
日比谷線「人形町駅」A2出口 徒歩4分
【営業】12:00~15:00/17:30~22:00
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