ご当地グルメ研究家の椿です
かやくご飯ってなんのことかわかる?
関西周辺では
炊き込みご飯のことをそう呼ぶ。
徳島でも聞きますな…
食堂のメニューとか給食のメニューとかね。
昔、一度行ったきりで久しぶりの再訪。
道頓堀だけど中心から少し離れているせいか
ここは時が止まったかのよう。
大阪の老舗食堂
明治35年(1902年)創業の大黒。
池波正太郎が愛したお店です。
メニューに定食はなく
単品のみ。
どの組み合わせにするか迷うなぁ。
こういうお店ってもはや様式美だよね。
棚の上の大黒様を眺めながら待つ。
おかずでまずは一杯…
といきたいのだけれど
そう広くない店内に
大体待っているお客さんもいるので
毎回遠慮してしまう小心者。
かやくご飯は外せないでしょ。
サイズは小でも十分。
メインはブリの照焼に。
茄子も食べたいなー。
かす汁も人気で食べたいが
ボリューム的に今回はパスして
白味噌&豆腐のお味噌汁に。
かやくご飯は
蓋付のお椀で提供されて
ふわりと海苔とお出汁の香り。
羽釜で炊かれるかやくご飯は
至ってシンプルで。
細かくカットされた
ゴボウ、油揚げ、こんにゃくが入っているが
お米とフワフワ一体となっていて
控えめな存在感。
ちなみに今回の組み合わせで
2,000円超え。
カードも電子マネーの使えないので
くれぐれもご注意を。
まだまだ現金持ってないとダメね。
今度持ち帰りを頼んでみたいな。
どんなおかずが付いてくるのか楽しみ。
■大黒
【住 所】大阪府大阪市中央区道頓堀2-2-7
【電 話】 06-6211-1101
【交 通】地下鉄なんば駅より徒歩5分
【営 業】11:30~14:30(L.O.14:00)
日、月、祝日定休
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