ご当地グルメ研究家の椿です![]()
JR秋田駅直結のビル1Fの
産直品などを売る店舗で見つけたコレ。
冷蔵コーナーに並んでいた。
地元のお母さんが
「甘酸っぱい味。
米粉(上新粉)と砂糖、酢を練って作るの」
と教えてくれた。
エリアによっては
「あさづけ」や「こざきねり」
と呼ばれている。
あさづけだけど漬物ではない…
…あれっ
これ前に調べたことあったな![]()
仙北市あたりに聞いたとき
「あじゃら」「あらじゃっこ」と呼ばれる
昔ながらのデザートで
和製フルーツポンチみたいな感じ…
と言われたんだった。
(しかしお正月料理の酢の物って話もあった)
これはピンクのさくら漬けと
缶詰みかんがのっているけど
きゅうりやイチゴなど
季節のモノのせるんだって![]()
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以前聞いた話によると
昔使われていたのは
干し柿や栗、山ぶどう
あじゃら豆(枝豆)など。
元々はくず米をすって
水で煮て作ったらしい。
昔ながらの作り方だと
粒々が残ってたりするそうだ。
なるほど
ゼリー状よりもっとゆるゆるだ。
なんかに似てるなーと思ったら…
「フエキのり」だ![]()
あのフニャッと柔らかい感じ。
どっちもでんぷん同士だし
似てるかもなー。
味は確かに甘酸っぱいんだけど
酢の酸味が先に来る。
「最近のは食べやすくなった」
と聞いた。
きっと保存上の理由もあって
けっこう酸っぱかったんだろうなぁ![]()
スイーツというか
酢の物とかお口直し的でもある。
天保9年(1838年)の文献に載っていて
かなり昔から食べられている。
田植え後のさなぶり(慰労&豊作祈願の行事)や
冠婚葬祭、お茶請けで出されるんだって![]()
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甘いものが少なかった時代には
これに癒されたんだろうなぁ。
農家のお母さんたちの
お茶会に混ぜてもらいたいなー。
誰か実家とか親戚の家に呼んでください![]()
「浅漬けは漬物じゃないの
」
「粉なます気になる
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