たぐってたぐって

ハイハ～イ、皆サマ
B級ご当地グルメ保存委員会の椿でございま～す


今日もご当地グルメを求めて
長野県伊那市の夜の街へ。

「居酒屋っていうか、焼肉屋っていうか・・・」

と言われて、向かったお店が「いたや」。
伊那市駅のわりと近くです。



確かにメニューを見る限り、
焼肉屋さんとは思えないラインナップ。
長野っぽいメニューがズラリと並んでます。
ごく普通の居酒屋さんだね。



カウンターに座って、後ろのお座敷の様子をうかがうと、
常連さんらしきおじさん達があっちこっちで盛り上がってる。
女性の姿は見当たらず。

来るときも女性の姿をほとんど見かけなかったんだけど、
伊那の女性は酒飲まないの




椿以外、全員オッサンという状況の中、
地元の井の頭という日本酒と馬刺しで乾杯

馬刺はしょうがと醤油でいただきます。
熊本でも福島の会津若松でも馬刺は食べたけど、
牛肉よりも臭みがなくてホント美味しいよねぇ




これは馬ハム。
味は普通にハムというかベーコンというか。
塩味しっかりでお酒のおつまみにイイ
ちょっとマスタードとかあると嬉しいかも。


そして今回の目的がコレ。
おたぐりです。



シェル型のパスタみたいに見えるけど、
これは馬ホルモンの煮込みなんです。
ここのは味噌味ですが、お店によって味付けは様々。
南信州の居酒屋さんなどでは定番で、
スーパーのお総菜コーナーでも売られています。


ぷりんとしたモツは、豚や牛よりずいぶん大きい。
食べるとサックリぷにゅんとした食感。
匂いがキツいという話も聞いてましたが、
とっても食べやすくて、
美味しいじゃないのぉ


ホルモン類は下処理の仕方で味がかなり違うから、
丁寧に洗ってるんでしょうね。
馬の腸はとーっても長くて20メートル以上あるので、
手繰りながら塩洗いして下処理したということで
「おたぐり」と言うそうです。

伊那谷では、明治時代に馬がたくさん飼われて、
当時から馬を食べる習慣があったとか。


カウンター席でテレビを見ながら
お店のご主人や隣の席の人とアレコレ話ながら盛り上がる
地元密着のお店ってこういうのが楽しいんだよね。

いろんな情報を仕入れて満足し、お会計しようとしたとき、
おっちゃん2人に連れられて20代女性が入ってきた

が、頼んでいたのは烏龍茶だった。


外を歩いても、若い男子やおっちゃんはいるのに、
やはり女性をほとんど見かけない。
伊那の女子はどこで酒を飲んでいるのだ。

単にアタシが外で飲み過ぎてるだけ

謎だ。

こうして伊那の夜は更けてゆきます・・・



Twitterもやってるよ。



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