ハイハ~イ、皆サマ。
B級ご当地グルメ保存委員会の椿でございま~す
岐阜県土岐市で「てりカツ」に巡り会えなかった私。
憔悴しながらやって来たのは、土岐市のお隣。
岐阜県瑞浪市で~す。
駅前にある「加登屋」というお店。
見た感じ普通の定食屋さんといった感じです。
この看板の文字が読めますか
かつどんの横に小さい文字で
あんかけ
って書いてあるでしょぉぉぉぉ。
コレです、コレ。
てりカツがダメなら、あんかけカツ丼さぁ~
店内に入ると、テーブル席とお座敷席があり、
テレビがついていて、アットホームな雰囲気です。
頼むべきものは決まっているが、一応メニューを見る。
・・・あんかけカツ丼、安っ
650円ですよ。
オーダーを取りにきたおかーさんに「カツ丼」と伝える。
厨房にはおとーさんの姿が見える。
隣には、夏休みで帰省中の孫2人とおじいちゃんらしき姿。
(勝手な想像です)
おじいちゃんの目の前には食べ終わった丼が。
これもやっぱカツ丼なのかなぁ。
そして。
出てきたのが
コレだ
わぁぁっ。
ホントにあんかけだ
とりあえず、カツをひとくちかじってみる。
「おおお、ウマいっ」
あんにしっかりした出汁の味がついている。
かつはフツー(失礼!)のものだけど、この組み合わせは斬新
土地柄なのか、若干塩っぱめかなという気もした。
いわゆる卵とじのカツ丼だと、ペース配分を間違えて、ご飯が残ってしまった場合、
一応椿は女子なので、ご飯を残すという結果に終わるのですが、
これはあんがたっぷりかかっているので、バグバクといっちゃいます。
つゆだくならぬ、あんだくなんて初めてだ
おかげでこの通り、完食で~す
このあんかけカツ丼、瑞浪市では昔ながらの味です。
ご主人の横田さんのお話だと、
お店の創業は昭和12年頃で、なんと70年以上の老舗店。
初代のおじいちゃんが、卵がごちそうだった時代に、
何とか量を増やして、みんなをお腹いっぱいにさせたいと
あんかけにしたんだそーだ。
なんっちゅー、ええ話なんでしょ
待っている間、70歳は越えている老婦人がひとりで現れた。
「持ち帰りで・・・」とあんかけカツ丼をオーダーしている。
おかーさんに「あら、食べて行けばいいじゃないの」と言われて、
「そーねぇ・・・」と後ろの席に座っていた。
帰るときにチラっと覗いたら、立派に完食してた
ブラボー、あんかけカツ丼
ということで、このあんかけカツ丼。
我がBグルご当地保存委員会に保存決定です
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