ベルテンポ代表の高萩徳宗です。
多摩センターにある、特別養護老人ホームにお住いの方から
沖縄旅行のご希望を頂き、
まったく関係ありませんが、多摩センター。
とても懐かしかったです。何十年ぶり。
とても懐かしかったです。何十年ぶり。
私、19歳から23歳まで小田急線の車掌をしており、
多摩線にも乗務。
月に1回、多摩センター泊まりという乗務がありました。
冬は寒かったあ。
さて、本題です。
初めてお逢いするお客さまですが、お元気そう。
年齢よりもずっと若く見えます。
年齢よりもずっと若く見えます。
70代後半のお客さまは要介護5で身の回りのことは
すべてサポートが必要です。
決して自由ではないお体で、それでも旅に出たいと言う意欲を
心から敬服します。
ちょっと面白かったのが、施設の職員の方が、
一生懸命私に質問する内容が、
一生懸命私に質問する内容が、
・大きくて特別な車イスを使っているが、どう飛行機に乗るか
・長時間の座位が難しいが機内でどうしたらよいか
・食事は刻みであるが対応可能か
・ホテルの水回りはどうなっているか
・おむつの交換の場所の確保
・ベッドの高さ
・緊急時の医療体制
・長時間の座位が難しいが機内でどうしたらよいか
・食事は刻みであるが対応可能か
・ホテルの水回りはどうなっているか
・おむつの交換の場所の確保
・ベッドの高さ
・緊急時の医療体制
など、介護のプロとして当然の項目が淡々と並びます。
私は、お客さまご本人に、
「沖縄は初めてですか?」
「ところで、どうして沖縄なのですか?」
「沖縄で何がしたいですか?」
「好きな食べ物は?」
「お酒は召し上がりますか?」
と質問しました。
沖縄は初めてで、海が大好きで
(施設の窓からは当然、海は見えない)、
沖縄では美味しい沖縄の名物が食べたくて、
お酒は泡盛が飲みたくて、
南の島の刺身が食べたいと。
南の島の刺身が食べたいと。
そして、打ち合わせの後半、
「沖縄には、京都の舞妓さんのような方はいますか?」
ああ、郷土衣装を来た島娘さんですね。
実はこれが旅のメインだったりして。
飛行機はリクライニングのこともあり、JALのファーストクラスをおススメしたのですが、
「あ、すみません。〇〇さん、問題がひとつあります。」
と大切なことをお伝えしました。
JALのファーストクラス、VIP対応して頂けて、
大好きなお酒も飲めたりしますが、
アテンドして下さるCAの方はベテラン揃い。
アテンドして下さるCAの方はベテラン揃い。
時として、肝っ玉母さんみたいなCAさんが
お世話して下さることもあり・・・。
お客さま「大丈夫です、私にはちょうどいいかも。」
安心しました。これで準備が進みます。
泊まりは私の大好きなリゾートホテル、日航アリビラを
お勧めしようと考えています。
素晴らしい滞在が約束されます。
お勧めしようと考えています。
素晴らしい滞在が約束されます。
「あとは、お天気だけです。どうか、出発まで、日ごろの行ないには充分ご注意ください。」
とお伝えして、施設を失礼しました。
100回に一回くらい、「もっとまじめにやれ」と叱られますが、私的には極めてまじめな打ち合わせ。旅の本質は観光地の選定でも、車イスでの搭乗準備でもなく、旅から帰ってきたあと、5年後も10年後も「あの時は楽しかったですねー。」という想い出を創ること。
本当に寝たきりになって、旅行に行けなくなっても、写真を見ながら、旅の想い出をかみしめる。
そんな旅を、たったひとりのお客さまの為に創る。
そんな会社でありたいと思います。


