短編小説『君の名前は知っている』 | B-REBOOT 元黒いアーチャーの再起動

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高校から大学、そして社会人になった今に至るまでアーチェリーのみに費やした弓バカ、ブラック。
現在は何年かぶりに趣味としてアーチェリー を再開し、久々の爽快感に胸躍らせています。

人は誰しも物に名前をつけたがる。

それはあくまで私たち人間が勝手に決め付けた『暗号』に過ぎない。

君たちにきっと名など無いのだろう。

それでも僕は君の名前を・・・


知っている。










俺は最強の男。いつだって戦いなんだ。

そう。いつでも戦い。



毎日詰めかけるヤツらはビビって俺に近づかな・・・何っ!?近づくどころか俺の周りに人だかりが出来てやがる。


学生、OL、サラリーマン・・・

フッ。この俺、最強の男と知って近づくとはやるなお前ら。


ぐふっ!何だと!?何故俺にボディーブローを食らわせる!?


音楽を聴きながらボディーブローとはやるな貴様。


いかにも弱そうだ。




よし、人だかりが出来ている隙にコイツにいたずらをしてやろう。


ひ弱なそうな男だ。



ん・・・あ?間違って隣のOLの足に・・・


何だかワケ分からない言葉を叫んでる。


何っ!?腕を掴まれた!?


そうか、俺に惚れたのか。

最強の男はモテて困るな。













『この人痴漢ですー!!』






『君の名前は知っている』第2話「埼京の男~満員電車で痴漢をして捕まった~」


・・・続く。