ブラック式刺激を与える指導 | B-REBOOT 元黒いアーチャーの再起動

B-REBOOT 元黒いアーチャーの再起動

高校から大学、そして社会人になった今に至るまでアーチェリーのみに費やした弓バカ、ブラック。
現在は何年かぶりに趣味としてアーチェリー を再開し、久々の爽快感に胸躍らせています。

俺は点数が出ていない。それは周知の事実。


つまりは、俺が何を叫んだところで当たっていないヤツの言うことなんか聞けるか!とか言われたらそこまで。

でも、そんな俺でも後輩に指導しなきゃいけない時があった。

高校2年・大学2年の時だ。

高校2年なんて自分のことで精一杯で何をしたらいいか分からない。射ちたいのに、なんで後輩の指導なんかすんだよ!?みたいな。四苦八苦しながら、手探りで教えた。


教えていく中で分かったのは、自分の技術向上にも繋がるってこと。

自分の感覚を言葉にして表すことは大切なんだなって。

考えなきゃいけないのは、指導者がいるひとに勝手にアドバイスするのは無責任以外の何者でもない。


教えることによる自己満足にだけは浸っちゃいけないしね。


学連アーチャーと社会人アーチャーの間には暗黙の了解で『無理な介入をしない』ということがある。まして学連OBの社会人は余計とそのことが分かっている。

なんて能書きをダラダラと書いてる場合じゃないか。


ブラック式指導は、最初は高校式。


シャドウ、ゴム引きをさせて近射。

これを3ヶ月の間続ける。
スタンス→とりかけグリップ(セット)→顔向け→セットアップ→ドローイング→アンカーリング→リリース→フォロースルー(3秒間カウント)


これを復唱させる。


更に近射させる。これは大学生は楽しむことに念頭を置いている訳だから射たないと話にならんよね。って話。


ここからは、各々の癖を分かった上でポイントを絞って1つのことを最低1週間意識させる。


更に、今でもたまにやる


ボウストップ無しで弓を射つ練習。

更にクリッカーが切れた後に更に伸びて射つ練習。



ボウストップに頼りきって弓を握ったり、あるいは飛び出した気になったりする人は多い。

そして押手が負けているのにも気付かない人も多い。

ボウストップをつけさせずに弓を飛び出させて弓をキャッチする。

大概は押手が跳ね上がる。
押手が負けている人間ほど、跳ね上がりがでかくなる。

そしてグリップを握っている人間は当然弓が出ない。
ここで押手をそのままの状態で残す練習にもなるし、グリップを握っている人間はそれを矯正するきっかけになる。


次にクリッカーが切れた後に更に伸びて射つ練習。


これはよく緩む俺なんかは今でも近射でやる。

クリッカーはあくまで通過点。


50メートルを走る時にゴールで止まる人はいない。

最高のタイムを出すには、駆け抜ける。

ゴールで止まろうとすると大概は止める力が働く。

つまりこの走る過程がドローイング、ゴールがクリッカー(リリース)、駆け抜ける動作がフォロースルー。

クリッカーを切っておしまいになっている人ほど、この練習をするとクリッカーが切れた瞬間ビクついて緩む。

これが出来るようになってから普段通りに戻すとフォロースルーに向かってクリッカーを切りにいける。クリッカーを通過点に出来る。


この2つの練習を今でもよくやるし、後輩たちが単調な練習で飽き飽きした場合刺激材料にする。


これは高校の先輩のアドバイスとトータルアーチェリーを元にした指導。




さてと、指導を説得力あるものにするためにも上手くなりたいね。