WBCアジア予選の第2戦、東京ドームで観戦した。日本は台湾に勝利した。何といっても初回の多村選手の3ランが大きかった。どの試合でも先制点は大事だが、これほどスカッと爽快な先取点は滅多にない。完璧な当たりで白球はレフトスタンド上段に突き刺さった。背番号6が輝きながらダイヤモンドを一周した。
試合内容は点差ほどの差はなく、一歩間違えれば、形勢は逆転されていたかもしれない。それでも先制点の優位を最後まで継続できたのは、全員の全力プレーが最後まで乱れなかったからだ。さすが選ばれた野球人である。真剣とはどういうことかをよくわかっている。彼らは野球の怖さをよく知っている。バッティングはまだ軌道に乗れないイチロー選手だが、彼の試合前のキャッチボールはすごかった。福留選手相手に、超全力投球なのである。それだけでナインが締まる。どの選手もイチローを尊敬している理由が、こんなところからも垣間見える。
今のオーダーはベストだと思う。さすが王監督だ。1番イチロー、3番福留、5番多村に注目と期待しているが、2番西岡と9番川崎が何より素晴らしい。完全に足で引っ張っている。7番小笠原、6番岩村もコンスタントに打っている。8番里崎はチャンスに強い打撃を見せている。そして4 番松中はイチローと同じほどの重責を担う4として頑張っている。気がついたら全員の名前が挙がっていた。やはりベストオーダーである。