多摩川の河川敷に車で乗りつけ、トランクからバットを取り出し、おもむろに歩き出す。日曜の午後、その人物は私だ。何も怪しい人間ではない。自主トレである。私には秘密兵器がある。オークションで購入したのだが、それはホームベースだ。しかも単なるベースではない。その真ん中に穴があり、棒を立てられるようになっている。その棒の先は柔らかいゴムになっていて、そこにボールをひとつ乗せることができる。そう、これはティーバッティング用の道具なのだ。
バッティングは難しい。それは動いているボールを動いているバットで正確にミートしなければならないからだ。運動神経の良い人はそれが自然にできるのだろうが、残念ながら私にその才はない。だから考える。
「どっちも動いているから難しさが2乗になるんだ。ならば一方を固定すれば、やりやすくなる」
それを実現するのが、スタンディングティーホームベースなのだ。その上にボールの乗せるということは、ミートポイントがしっかり定まるということである。その点だけを意識してバットを振れば、ぶれが少なくなり、ミートの正確さも増す。原始的なやり方だが、基本がしっかりできていない私にはもってこいの練習方法なわけだ。
素振りをし、ミートポイントを確かめてから実際に止まったボールを打ってみる。1球打つごとに、ボールはネットで跳ね、その勢いで私の立つ位置を越えて転がっていく。スタスタとボールを拾い、また乗っけて打つ。効率は悪いが、野球の原点に返ったような練習である。
久しぶりに練習したので、明日、筋肉痛にならないことを祈るが、肌寒い冬空の下、心地よい汗を流せた1日だった。
バッティングは難しい。それは動いているボールを動いているバットで正確にミートしなければならないからだ。運動神経の良い人はそれが自然にできるのだろうが、残念ながら私にその才はない。だから考える。
「どっちも動いているから難しさが2乗になるんだ。ならば一方を固定すれば、やりやすくなる」
それを実現するのが、スタンディングティーホームベースなのだ。その上にボールの乗せるということは、ミートポイントがしっかり定まるということである。その点だけを意識してバットを振れば、ぶれが少なくなり、ミートの正確さも増す。原始的なやり方だが、基本がしっかりできていない私にはもってこいの練習方法なわけだ。
素振りをし、ミートポイントを確かめてから実際に止まったボールを打ってみる。1球打つごとに、ボールはネットで跳ね、その勢いで私の立つ位置を越えて転がっていく。スタスタとボールを拾い、また乗っけて打つ。効率は悪いが、野球の原点に返ったような練習である。
久しぶりに練習したので、明日、筋肉痛にならないことを祈るが、肌寒い冬空の下、心地よい汗を流せた1日だった。