東京は4月並みの気温でお散歩日和。

時折、風が強く吹いてたけれど
サングラスかけるにはもったいない青い空、
春の景色でした。 

間欠跛行という症状で腰から下に強烈な痺れが出て、5分立っているのも、歩き続けるのも困難な不自由な生活を続けていました。
根本治療は背骨を4本のボルトで固定する手術のみ。
最新の内視鏡腰椎固定手術専門のゴッドハンドに巡り会え、いつでも手術可能な状態ではあるのですが、
固定してしまうと、生き甲斐のバレエは不可となるため、痛みと痺れの限界まで、自分の諦めがつくまで、この身体でレッスンを続けると決め、
手術以外の治療や運動、姿勢改善、身体を作る食事、その他生活習慣… やるとなったら徹底的にヤル性格で試行錯誤を繰り返し、オリジナルの自分取扱説明書の上書きを重ね、粘って来ました。
2年経った頃、少しずつ改善が見られ、付き合い方も分かってきた感じ。我慢の甲斐があった!と喜んだのも束の間、調子に乗って踊り過ぎ、
10mずつしか歩けなくなって、流石の私も、
再び奈落の底に落ちました。

もう、いよいよ手術しかないかな…
と諦めかけた所にコロナ。 真面目に3ヵ月、完全巣篭もり! 筋肉も関節も固まり、苦労して創り上げた背骨の記憶
も消滅。 気力も底を尽きかけましたが、
も消滅。 気力も底を尽きかけましたが、なんとかかんとか、脳を騙し騙し、モチベーションを上げ直し、巣篭もり明け、一からまたコツコツ治療生活を始めました。
また、粘ること半年あまり
巣篭もりやコロナ禍のレッスン環境で、関節可動域が減り、踊り辛くなった面もありますが、強烈な痺れ痛みは出にくくなり、日常生活、レッスンは少〜し楽になって来ました。

間欠跛行という厄介な症状は手術しても残る場合もあり、手術無しには改善不可!が定説ですが、
これも何となく緩和されているような感じです。

自己分析するに、昔から身体が柔らかく、脊椎、関節に過度な負荷が長年かかり続けた結果のすべり症なので、巣篭もりでの可動域減少とインナーマッスル強化がズレた腰椎をホールドする結果となったのではないか

ゴロゴロ動かない巣篭もり生活は、これまで過敏になり過ぎていた神経を休ませ、治める結果になったのでは

そこで、お天気の良い今日、何分歩き続けられるか?間欠跛行の症状確認のため記録に挑戦してみました。

すると… これまで7分足らずだった記録が、なんと30分に‼︎ 

信じられない ・・・!嬉しい 。 

梅の見えるベンチに座りながら、しばらく、一人にやにや していました。
巣篭もりが無ければ、こんな改善は見られなかったはず。手術に踏み切っていたかも知れません。
何が幸いするか知れませんね。

ナニゴトも・・・
諦めず、粘ってみるものです。
私、レジリエンス 高めかも…⁈ 

最近注目していたレジリエンスについては
また後日あらためてお話するとして。
同じ症状で悩んでいらっしゃる皆さん、
身体の不調や経年劣化を諦め気味の皆さん、
身体は何歳になっても、変わるのです。

正しい知識とノウハウのもと、
動かし方、扱い方を改善し、必要な栄養と休養で細胞レベルで正しいリカバリーを繰り返す…
動かし方、扱い方を改善し、必要な栄養と休養で細胞レベルで正しいリカバリーを繰り返す…一朝一夕には叶いませんが、諦めず、着実に実行すれば、努力は報われます。
普段、講師としてお話ししている事を
身を持って証明できた嬉しい一日でした。

でも、この状態をキープするためには
一生、努力を重ね、ねばり続けるしかないのですけどね。



進みたい道なので、精進します。





