こんばんは。今日は秋らしく気持ちの良いお天気でしたね。

カーディガンでのお散歩が丁度良い感じでした。もみじ

 

11/17 のスポット講座の実技レッスンをより充実させるため、エクササイズの目的、

その先に目指す身体づくりについてお話ししたいと思います。

少し長くなりそうですが、ざっと読んで、ざっくり理解してください。

メンバーの方は耳にタコの話もあるかと思いますが、参加される方も、されない方も

おさらいとしてお付き合いください。

 

講師である私も5月の膝再受傷により、身体の経年劣化を思い知ったのですが、

全ての人が避けることのできない経年劣化 。 特に女性の身体の 経年変化赤薔薇

についてお話します。

 

いつまでも 生き生きと、美しくありたいと望むのは どの時代も変わらぬ女性の願い

ですね。痩せてキレイになりたいとダイエットにチャレンジした経験のある方は沢山

いらっしゃるはず。もちろん、私も経験者です。

でも、年齢を重ねるにつれ、「ダイエットしても体重が以前より落ちにくくなった」

という話はよく耳にします。実際、落としにくく、難しくなってくるのは事実です。

骨量、

女性は10代前半から盛んに分泌された成長ホルモン(骨や筋肉を発達させるホルモン)

が20歳前後で下り坂になり、女性ホルモン(女性として成熟するためのホルモン)は

20代でピークを迎えます。

大人としての体格が作られたうえで、メリハリのある女性らしいボディラインになるのが

20代前半 であると言われる所以です。ラブラブ

 

しかし、悲しいかな それ以降は、骨量筋肉量女性ホルモン分泌量も減る一方・・・。汗

それなのに体重が増える・・・?

と言うことは、増えているのは脂肪量 です。

 

筋肉量が減ると代謝量が減り、消費カロリーも減ります。ここまでは皆さんもご存じ。

だから、余分な脂肪量を減らすために、無理な食事制限のみのダイエットに走りがち。

頑張れば体重は一時的に落ちるかも知れませんが、筋肉量を更に落とす事となり、

結果的にリバウンドしやすい身体になってしまう方が多いようです。

 

経年変化で筋肉量が減ることによる、知るべき深刻な事実は、生涯使う大切な骨格を

維持する事が困難になる事です。!ピンクグラ

 

骨の位置をあるべき所収める筋肉が減ると、肩甲骨が前に滑り猫背に、骨盤が前や

後ろに傾き背骨の正しいS字カーブが崩れたり、股関節膝関節肩関節などの

重要な関節の可動域が減って動作が小さくなり、限られた筋肉しか使えなくなります。

2本足で立ち、小さな足裏の面積で、てっぺんの重い頭をはじめ、全体重を支える

人間にとって重要な身体全体のバランスが見る見る崩れてしまうのです。涙

 

さらに、正常な動きができなくなった骨格周りの筋肉は、動かさないことで血行が悪くなり

酸素栄養が行き渡らず、ますます硬く劣化し、炎症や痛みを生じやすくなります。

痛くなるとますます動かさない悪循環が始まり、慢性の腰痛や肩痛、膝痛の原因と

なるのです。

 

それだけではありません。関節周りの筋肉が使いづらくなると、その上には脂肪が付いて

きます汗2。肩や背中、脇のブラジャーからはみ出しがちな脂肪、お尻の下、膝上、足首の脂肪

などが代表格です。脂肪が厚くなると、より可動域が減り、これもまた悪循環が始まります。

 

そして、骨格が背骨一本しか無い、肋骨と骨盤の間 (ここが体幹のコアキラキラ 天然のコルセット

となるべき、身体づくりに欠かせない部位) は脂肪が付きやすいうえ、下垂してくる内臓や

腸を筋肉だけで支えなければならないため、筋肉の劣化の影響が機能的にも美容的にも

顕著に現われます。

 

「骨格を正しく維持する」 とは 「正しい姿勢を身につける」 ことです。きらきら!!

 

骨格のあるべき位置を知り、骨格の周りにあるインナーマッスルを鍛えて、正しい姿勢を

キープすることで、内臓や関節のコンディションを整え、全体のバランスを保ちながら

故障が少なく、余分な脂肪の付きにくい代謝の良い身体を手に入れられるのです。

 

「正しい姿勢を身につける」なんて気の長い話と思われるかも知れませんが、顔の皮膚が

28日で生まれ変わるように、筋肉も日々生まれ変わっているのです。

お肌と違って自分の意志で動かせる筋肉は、動かした分だけ、自分で形を変えることが

可能な希望の星 キラキラです!

たとえ、85歳のお婆ちゃんでも、筋トレの効果は着実に積み上げられると科学的に証明

されています。キラキラ

 

一度しか無い人生成りたい自分 を諦めず経年変化をポジティブに受け入れ、

生き生きと過ごすために・・・頼りにできるパートナーは 「筋肉」 です!!ピンクグラ

 

「体重を軽くする事」に囚われず、「筋肉量を維持する事」に転換すべきだと思います。

その筋肉とは、割れた腹筋!のようなムキムキの硬い筋肉ではなく、正しい姿勢を

維持する事によってつくられる、しなやかな筋肉です

 

常に湧いて出る新手のお手軽ダイエット法を 次から次へと試してみるより、

正しい姿勢をキープできるノウハウを身につける方が、目指すボディ(機能的にも

美容的にも)を手に入れるためには、遠回りに見えて、実は最短コースだと思っています。薔薇むらさき

 

スタジオだけでなく、日常生活の中で姿勢のポイントを意識し、細く長く継続することにより

嬉しい変化 を体感していただけると思います。  その嬉しい体感 を成功体験はーととして

脳の報酬系回路に組み込めると、ますます継続する意欲が生まれ、ポジティブエイジングの

好循環バラに繋がります!

そうなったら こっちのモノ!

自分の脳や身体をコントロールできるようになれば、メンタルの自信はーとにも繋がるでしょう。

 

ひとりでも多くの方に、この好循環にハマって頂きたく、スタジオでお待ちしております。

 

レッスン時の服装は運動しやすいもので結構ですが、せっかく鏡のあるスタジオですので

ボディラインの分かるフィット気味のモノがお勧めです。

 

どうぞよろしくお願いします。