前回の記事でもお伝えした通り、
5月8日にBBボギー2部リーグでの初戦が行われましてね
その後すぐに記事作成にとりかかっていたのですが、
書きかけでずっとほったらかしになってまして
ようやく報告を
で、結果は、
第1節
『BBボギー』 VS 『四万十FC』
3-2
(前半 1-1 / 後半 2-1 )
- 得点者 -
「前半」
フジタ
「後半」
フジタ
フジカワ
ご覧のように、なんとかギリギリ勝利
ベストメンバーによる戦いは叶わず、しかも参加人数11人で交代なし。
全員70分フル出場。
よく頑張りました
試合当日は、早朝に市内を出発し、会場である大方へ
所要時間は2時間弱・・・遠いよ~
アキノブの車に同乗した僕とフジタ。
ブルーハーツを替え歌で熱唱するアキノブと僕の後ろで、
終始ひかえめなフジタ。
久礼坂でアイスクリームを売る高齢の女性を目にしたアキノブから、
「アイツは熊殺しのおしちっていう異名をとっちょって・・・」
という世にも恐ろしい作り話を聞かされ、絶叫する僕。
その後ろで、終始ひかえめに微笑むフジタ。
そのような構図で道中を楽しみ。
そして、入野の浜で波乗りを楽しむサーファーたちを横目に
元サーファーとして騒ぐ血を抑えながら、会場入り。
(4、5回のチャレンジで僕の波乗り人生は幕を閉じました。水が怖くて)
まず目に飛び込んできたのは、キレイに管理され整地された芝生のグラウンド。
久しぶりの青々とした芝のピッチにはしゃぐメンバー。
と、次に目に飛び込んできたのは、
気合いの入った声の中で、メニューを組んでしっかりアップを行っているチーム。
その風景をみる限り、明らかに強そうなチーム。
まさかと思い確認してみると、そのまさか。
初戦の相手チームであることが判明。
やっべ
僕らも急いで着替えてアップを開始しました
僕にとっては初顔合わせとなる、期待の新加入エイジさんと挨拶を交わし、少しおしゃべりをさせてもらいながら体を動かしたのです。
幸い、ちょうど良い具合に雲がかかり、強い日差しが照りつけることのないサッカー日和のお天気
前日までので、若干スリッピーなピッチで最初は苦戦しましたが、
その状況にもボチボチ慣れ、ボチボチ体もほぐれてからの試合開始となりました。
この日は前後半とおして、
GK : タイソン
4 : 左からアキノブ、カズホ、エイジ、マコト
4 : 左ケイタ、ボランチ左ケンジ、ボランチ右ノリオ、右タツヤ
2 : 左フジカワ、右フジタ
以上の布陣。
試合開始と同時に、ガンガンとプレスをかけてくる相手チームに、
塗れたピッチコンディションもあってなかなか足にボールがつかず、上手くパスが回らない。
相手は予想通り、サイドを基点に序盤から積極的な攻めをしかけてくる。
明らかにとまどいと焦りがみえる我がチーム。
そんな中、前半半ば。ついに相手に先制点を献上してしまった。
カウンターから相手の右サイド裏へと上手く展開された後、
オフサイドトラップをしかけたDF陣の間を相手に上手く抜けられ、センタリングに合わせられて失点。
未だこちらの形が上手く作れていない中での失点であったため、
余計にイヤな感情が頭をめぐった。
その後も、相手チームの攻めの時間帯は続き、何度か危ない場面に見舞われたが、
エイジさんを中心とした集中した守りと、アキノブの長友を意識したスライディングディフェンス、
そしてキーパータイソンのナイスセーブも手伝い、
追加点を与えることは許さなかった。
そして、ついに我がチームに喚起の時が・・・
序盤から前線で積極的にプレスをしかけていた新加入FW フジタが前半終盤、
相手DFのキーパーへのバックパスに走りこみ、焦ったキーパーが処理にもたついているスキをついて、
足をかけ触れたボールがそのままゴールへ
あきらめるな!! そんなメッセージのこもった待望の同点弾に、メンバー全員が気持ちを奮い立たされたのであった。
そのまま1対1のスコアで前半が終了。
もちろんメンバー交代はなく、皆で声をかけ合い、気合いを入れ直してピッチに戻った。
すると前半とは違い、ピッチ状況になれてボールが足につくようになり、
落ち着いたプレーを取り戻した我がチーム。
それでも相手チームの攻めの手はゆるまず、サイドを使った攻撃や、裏へのボールを果敢に蹴ってきていた。
しかし、カズホ、エイジさんのCBを中心としたこちらのDF陣も黙ってやらせるワケはなく、前半の動向から推察し、予測のできた落ち着いた処理が可能となっていた。
攻めに関しても、中盤のケンジ、左SBのアキノブ、左サイドのケイタさんを中心としてタメができ、
前線へとパスが通るようになってきていた。
そんな中、右SBでプレーしていた僕は、
「もっと右も使って展開してこうぜ~。」 という心持でいたのでした。
そうした心持でいたものですから、左SBのアキノブがボールを持ったとき、
大きく手を上げてボールを要求したのです。
右サイドのスペースが空き、フリーでいたものですから。
そうしましたら、その仕草に気づいてくれたアキノブが、大きく僕の方へパスを出してくれて、
展開をしてくれたのです。
厳密に言えば、僕がそのボールを上手く受けれていれば、展開という表記は正しくなるのですが。
僕はそのナイスなロングボールをワンバウンドでトラップしようと構えていたのです。
その状況を例え話で表現してみましょう。
ーーーーーーーーーー
普段は休日でも家でゴロゴロして、
「休みなんだから、たまには子供たちを遊びに連れていっておくんなまし!!」
と、いつも妻にお叱りを受けている父親がいたとして。
その父親がようやく重い腰を上げ、
「よっし、じゃあ今度の休みはパパと遊園地へ遊びにいくか!!」
と、子供たちを誘い、それに大喜びの子供たちと、その嬉しそうな子供たちをそばで見ながら、
パパにこっそりウィンクするママがいたとして。
そんな幸せな家族が、いよいよ遊園地へと出かける当日の朝。
ママは朝早く起きて、お弁当の準備です。
パパは子供たちに叩き起こされ、眠気眼の中、イスに腰かけコーヒーを飲みながら新聞を広げます。
「ママ、今朝のコーヒーは少し薄くないかい?」
「なあに?ていうかそれ、ただの麦茶よ。コーヒー豆は切れちゃってますから。」
「え!? 朝はコーヒーを飲みながら、ゆっくり新聞を読む!!
そのルーティーンを崩さないでおくれよ!! てか、おくんなまし!!」
「切れちゃってるから仕方ないでしょ!! てか、おくんなましは私の専売特許ワード!!
気安く使わないでって言ってるでしょ!!」
「おくんなまし~。おくんなまし~。」
「バッカ、子供みたい!!
そんなコトより早く出かける準備をしておくんなまし!!」
子供たちはワクワクドキドキ。
出発の時間までジッとしておられず、家の前で遊んでいます。
しばらくしてようやく準備も整い、いよいよ遊園地へ出発です。
久しぶりの家族揃ってのお出かけ。
喜色満面の様子で、家族は遊園地へ向けて車を走らせました。
その後に起こる事件のコトなど知る由もなく・・・。
ーーーーーーーーーー
そう、まさにこの話の中に登場する子供たちの心情がごとき。
僕は、そのボールを受けてからの展開を考え、ワクワク胸が躍っていたのです。
まずワントラップして・・・スペースあるから少しドリブルしようか・・・
そうしてDFをひきつけると他のスペースが空くから・・・
パス出して上がればもう一回受けれるよな・・・
なんてコトを考えていたのです。
その直後、自らが情けない言動をとってしまうコトなど知る由もなく。
そう、あれは情けなかった。
僕の手前で落ちたボール。
そのボールをトラップしようとしたその時であった。
前述した塗れたピッチ状況。芝。
その付加要素まで考慮し切れず、ボールの動きを予測できていなかった僕の目の前で、
ソイツは勢いよく加速して伸び、まるでそんな僕をケタケタとあざ笑うかのように通り過ぎていった。
僕は触ることすら出来ず、ボールはタッチラインを割ったのであった。
試合後、他チームに所属する後輩が僕に声をかけてきた。
後輩はひと通りのねぎらいの言葉をかけてくれた後、こう続けた。
「あれ見てましたよ~。アキノブくんからの・・・」
笑いながら話す後輩をみて、あの時のコトであるとすぐに分かった。
あのミスを見られていたコトが恥ずかしく、照れ笑いしながら対応していたのだが。
続く後輩の言葉に唖然とした。
『あれなんすか~。 「わ~滑る~」 って~(笑) 』
なんと、僕はあの時、ボールをトラップできなかっただけでなく、
「わ~!!滑る~!!」 と奇声をも発していたというのだ。
自らが犯した行為にも関わらず、まるで何者かに恥辱を受けたような気分にまでなった、
なんとも情けないプレーであった。
おっと、脱線してしまいました。
試合の話へと戻しましょう
そう、なんとか形をつくれるようになってきたんでしたね。
すると後半開始から数分後、
右サイドのタツヤさんからのセンタリングであっただろうか。
そのセンタリングに飛び出した相手キーパーがキャッチしようとしたボールがこぼれ、
そのこぼれたボールが運良くフジタの足元に。
それをフジタが冷静に押し込み、ごっつぁんゴール
ついに逆転することに成功したのであった。
その後も、ケイタさんのコーナーキックにエイジさんが頭で合わせるも、
残念ながら枠の外へと外れてしまうなど惜しいシーンをつくった。
ディフェンスでもしっかり声を出し合いながら、集中力を欠かさなかった。
そして、後半も半ばを過ぎた頃。
またもや我がチームに追加点が生まれたのだ。
決めたのはなんと!!
こちらも新加入メンバーである、フジカワであった
(この辺から追記してるので、詳細はもう忘れてしまいました 笑 )
ゴール前でのプレー。浮き球への相手キーパーとの競り合いの中から、
フジカワがなんとか頭を当て、そのこぼれ球がゴールに吸い込まれるように転がっていった。
それでもゴールはゴール!! 1点は1点!!
ここでの大きな追加点にチームは沸いた。
その後は、守りを中心にし、機あらば点を取りにいくという意識で戦った。
そしてこのまま逃げ切れるかと思った試合終了間際。
相手の攻めに対し、グッとこらえていたDF陣であったが、ペナルティーエリア前でフリーキックを与えてしまう。
キーパータイソンが指示し、壁をつくった。
エイジさんの指示のもと、僕も相手についていた。
どっからでもこ~い!! 跳ね返してやるからよ~!!
のはずだった。
直接狙ってくるかと思いきや、相手の蹴ったボールはポーンと壁を通り超し、
僕の頭上を通り過ぎ、それを頭で合わせられ失点してしまった。
すぐにピーン!! ときたね。
僕のせいだと。マークを外してしまった僕のせいだと。うん。
試合状況によっては、とんでもないコトになってただろうね
もう二度とあんなミスはしないと、ここに誓います
(あのミスのおかげで僕は大きく成長できたよ、ママ、グランマ。)
そうして、終了間際に失点はしてしまったものの、何とか逃げ切り、
辛くも初戦を白星で飾ったのであった
よかった~
試合後、お着替え中の新メンバーをパシャリ
後ろから気合いの入った声でチームを盛り立ててくれた、エイジさん。
今後も守りの要になってくれるであろう
そして、普段は大人しいが、やる時はやってくれる、フジタ。
頼もしいFWが入ってきたぜ~
こちらも、期待の新人!? フジカワ。
アンタ、よくやったよ
しかし、ゴール時の接触で、相手キーパーとDFにサンドイッチ状態に見舞われたことで、
後日、肋骨にヒビが入っていたコトが判明っっ
現在、療養中である
さて、今回はここまで。
朗報だけにしておきましょう。
次回は、先日おこなわれた第2戦について
チャ~オ