こんにちは。

最近は曇り空だったり
小雨が降ったりと

「穀雨」
恵みの雨ではあります。

日の出はどんどん早くなって
朝の5時前から

ちゅんちゅん
ピーヒョロと
小鳥たちがよく鳴くころですね。

さて
こんな雨の土用の日は
本を読んでのんびり過ごすのもいいかもしれません。

春の土用特集の読書ですが、
今回はちょっと趣向をかえて
美馬功之介さんの
「必ずしておきたい
「中古住宅+リノベーション」を
 賢くお得に買う方法」をご紹介します。

 

 

 


昔から今でも
住むお家、住居は
「持ち家」か「賃貸」か

そんな事を言っていますが、

はじめて
「お家」を買ったときは

「中古」でした。。

当初は何にも知らずに
言い訳ですが
仕事に追われていたため
親が「よい」と言ったものを
そのまま購入してしまいました。

きっとこの本を読みつつ
他も勉強していれば

今ごろは
もうちょっと「お金」の使い方なども
慎重になっていたのに、と
後悔しているところです。

ですので、
これから
「お家」を購入したい人には
ぜひ一読をおすすめします。

はじめから
カラーで
お家の外観や内装などの
Before→Afterがあり
テンションが上がります。

はじめにでは
著者の経歴がつづられており
この本を書こうと思ったきっかけが
述べられています。

1章では
不動産会社に行く前に
まずは家を買う理由をしっかりと整理する
ということで
賃貸脱出のメリット・デメリットを確認する、と
なっています。

賃貸と持ち家のメリットデメリットですが、
この本を買うにあたって
持ち家の方がメリットたくさん、を言っていますが
あえてデメリットを強調

・設備のメンテナンス費用は自己負担
・固定資産税がかかります
・住まいをかえることが難しい
・ローンを組めない人もいる

ということですが、
問題はある程度たってきたときに
・設備のメンテナンスがかかること と

新築ではなくても
・住宅ローン・リフォームローンの組み方がポイント

となります。

買うなら低金利の今がお買い得とはいいますが、
日銀が言っているだけですので
すぐに吊り上げることはしないと思います。

以前の住宅バブルのころに購入した家を
売却したいと思っている方には
かなりの赤字が出ているかもしれませn。


2章は
物件探しからスタートすると失敗する。
賢く買うために知るべきこと
ということで
新築で失敗する人、負債になる家と貯蓄になる家

ということで
不動産屋さんに要注意の話がでています。

不動産会社は借りられる額からすすめてきます。
自分の場合もそうでした。
ただし勤務しはじめてから2年程度しかたっていなかったため
ローン貸し出しの銀行が限られていたというのが現状です。

安い中古は売りたくない、
というのが本音のようです。

3章は
「中古でいい」から「中古がいい」に変わる!
中古住宅で楽しくリノベーション
 新築以上の個性が光る自分だけのマイホームにするメリット

「古い」「汚い」はリフォームで解決できる

とのことで、
前のオーナーが「リフォーム」したりして
価格を上げる場合もありますが、

リフォーム予算の立て方タイミングのカギ
があるので、しっかり考えた方がよいです。

「リフォーム」についても
きちんと見積もりなど立ててもらって
購入前から考えることをおすすめします。

4章は
賢い「中古住宅+リノベーションのワンストップ購入術」は
コツが必要
ということで
成功する住宅購入の新スタンダート
とのことです。

親の援助の話などもありますが、
全く親の援助などありませんでした。

贈与特例など使える人もそうですし
ローン控除を受ける際も要注意です。

「瑕疵保険」「適合証明」をつけたりするとよいですが、
以前も書きましたが、
住宅ローン控除の2022年前の購入だったこともあり

まず耐火建築物以外(木造住宅)で
築20年以上たっていたこと

①既存住宅瑕疵保険に加入しつつ
②耐震基準適合証明書を取得し
③住宅性能評価書を取得する
なんて全く知りませんでした。

住宅ローン控除は知っていたので
いざ確定申告しようとする前に
相談したら、
上記の築20年以上建っており
控除が受けられませんでした。

この影響で
何百万も損したな、と
後で勉強して知ったので
みなさんはよく勉強してから購入してください。

5章では
さあ行動しよう!
物件探しと業者選びのコツのコツということで

お客様が賢くなれば、
業者も賢く対応するようになる、とのことで

買ってはいけない中古戸建物件を見分けるコツは
「必ず」と思います。

さらに6章では
物件の購入を判断するための絶対知っておきたいルール


決断する時の不安を少なくするチェック項目
ということで

注意点がいろいろと述べられています。

自分としては
住むだけではなく、資産として物件を見る

その家が売れるのか?貸せるのか?の視点でみると
また違ってみえてくると思います。

あとは価格交渉についても
勉強していると
質問ができたり
買う前のオーナーさんとも対等にお話ができますので

「知識武装」ではないですが
安心のためにも
ぜひ住宅購入の前には勉強してから臨みましょう!

はじめは
目次から
文字が多いな、と思いますが

中身はコンパクトにまとまって書いてあるので
ぜひ手にとってみてくださいね。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。