こんにちは。

朝夕の寒暖差が
10℃以上ある今日このごろですが

昼間はめっきり
暑いくらいの陽気

朝夕はまだ冷たい空気が
残っているような印象です。

土用がはじまった影響もあるのか
気候の変化についていけなくなっているのか
体が疲れやすくなっている今日この頃です。

気分としても
あまりいろいろやろうという気力が起きず

仕事などが思ったようにはかどりません。

そんな土用のときは
うきうきするような気分になりたいのは
やまやまですが、

のんびり読書でも
ということで
春の土用特集第一弾
「読書」です。

今までの金曜にアップしていた
「読書」ですが、
ある程度たまってきているため
ここで感想をかねて

読んだ本のアウトプットをします。


今回読んだのは
田内 学さんの
「きみのお金はだれのため」です。

 

 

 


田内 学さんといえば
以前読んだ「お金のむこうに人がいる」が
ありますが、

 

 

 


今回はその本のエッセンスを
「小説」にして
さらにわかりやすく

小学校高学年~高校生くらいが読んでも
わかるように書いた本です。

ちょうど
高校生が「お金の勉強」をするようになり

税理士や投資家、銀行マンなどいろいろな
人がブログやYouTube、本などで
発信するようになっています。

その中の「本」という形では
一番読みやすいかもしれません。

主人公の
中学2年生佐久間優斗君が

七海さんという若い女性と一緒に

近くにある怪しげな館に入っていく
ところから話が始まります。

その館で出会う「ボス」から
お金に関しての話を
いろいろと聞いていくというストーリーです。

この本を読んでいくと
「お金」を通しての
社会のしくみがわかるといった形になっています。

面白いのは
小説のスタイルですが、
章の終わりに「まとめ」として
主人公の優斗君がわかりやすくポイントを
書いてノートにしているところです。

第1章は「お金自体には価値がない」
第2章は「お金で解決できる問題はない」
第3章は「みんなでお金を貯めても意味がない」
第4章は格差の謎として
    「退治する悪党は存在しない」
第5章は社会の謎として
    「未来には贈与しかできない」
最終章は「ぼくたちはひとりじゃない」と
最後は「お金のむこうに人がいる」ということで
ひとりではなく仲間とともにという視点に戻ります。

小説スタイルで
感情に揺さぶりをかけて
流れをわかりやすく読むには最適です。

図解などを通して
より鮮明にわかりやすく

論理的に理解するとすると
「お金のむこうに人がいる」の方が
よいかもしれません。

みなさんも
1時間程度もあれば
読めてしまうので

ぜひ手にとって読んでみてくださいね。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。