こんにちは。

昨日は勤労感謝の日でしたが、

仕事をしていました。

そして
土日も
準仕事です。。

さて、
今日は金曜ですが、

来年も
新人職員のお世話をするために
最近は若手教育や
若手育成の類の
実用書・ビジネス書を
読み漁っています。

そして
実践がなかなかできていないことに対して
猛省し

少しずつでもやらなくちゃ

そしてその成果を分析検証して
成長していこうと躍起になっている
自分がいます。

その中で
今回は
曽山哲人さんの
「若手育成の教科書
 サイバーエージェント式 人が育つ「抜擢メソッド」」と
読んでみました。

 

 

 


以前「強みを活かす」を紹介したかもしれませんが

サイバーエージェントの人事部を担い
常務執行役員を行っている
著者。

若手を「育てる」のではなく
「育つ」しくみをつくるということです。

確かに
今の若手は優秀で
プレゼンテーションの発表内容なども
いい視点を持っているのに

「自身がない」ような話し方をするので
もったいない、と思ってしまいます。

大事なのは
「抜擢」が優先して
自分でやる、行動する
そして「育つ」というスタンスを保つことです。

「いわせて、やらせる」が基本であり

若手が育つ自走サイクルとして
1.抜擢
2,決断
3.失敗
 →失敗するのが当たり前
4.学習
の4つのサイクルを高速回転させると
若手は急成長する!ということでした。。

自分自身も
若いときに
「まさか、自分が」と思いましたが

「いわせてやらせる」
外枠を固めて

その中で
若手育成・研修の責任者に抜擢されました。

周りからは若手だったので
研修に行っても
上の人たちが多い中で
かなり勉強・学習して

周りへの挨拶などでも
失敗したりしたものの

若手たちにも支えられて

自分自身でもぐんと成長した経験があり

東京に帰ってきてからも
「ぜひ、やりたい」と言ってやってきました。

今年はチーム内でのパワーバランスから
研修からは少し遠ざかっていましたが、

来年は再度抜擢されることになりました。


さらなる若手に後進を譲りたいと思っているので
来年度で最後にして
新しい部署に軸をずらしたいと思っているところです。

この本を読むと
「そのとおりだな~」と思うことが
多々あって

急成長した企業で
実績を出しているからこそ

現在の職場でも
ぜひ実践したいと思ってしまう自分がいました。

ということで
この本は新しいことはあまり書いてはおらず

今までで学んで実践したことを
わかりやすくまとめて書いてある本ということで
納得。

実際やってみて
自分自身はどうだったのか、

まわりでどうだったのかの
エピソードを作ることによって

若手を育てる
若手を育つしくみ
説明をするのにとっても役立つ本だと感じました。

実際には
次の若手育成のメンバーもいるのですが、

どうも力量・能力は十二分あるのですが、
本人がやりたがらないのが
困ったところです。

まずはそれも
「やりたい」ということでないとダメですし

「やりたい」と言わせるような
信頼関係が築かれていないのが
よくないですね。

そこを何とかしたいものです。

そうそう、
自分もはじめはできない人だったので
教えるのとか結構嫌でした。

ドロップアウトした人も出たりしたので
「自分自身の部下とのかかわり方が
 よっぽど悪かったのか」
「こうしたらよかったのか」と悶々とする日々が
ありました。

そんな経験談など
お互いに語り合えると
また新しく一歩を踏み出す勇気になるかも
しれません。

この本は
若手を育てたことがある程度できるように
なった人にとっては、まとめの

これから教えようか、
教育係の人にはしくみがよくわかる本です。

ぜひ手にとって
読むというよりも
実践してみるとよいかと思います。

今日も最後までおよみいただき
ありがとうございました。