こんにちは。
 
ここ最近は朝も早くなり、
夕方も6時でも明るい季節になりました。
 
今日もお花のはなしです。
 
バラの花もきれいな季節になりましたが、
今の時期から6月くらいまで咲く芍薬が好きです。
 
「たてば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と
美しい女性のことを例えたことわざがあります。
 
特に芍薬は種類も多く、バラのようなとげはなく、
しゃんと茎をのばしてすっと咲くお花です。香りもたおやかです。
フランスではしなやかで爽やかな香りのするワインを「芍薬のような香り」と言うそう。
姿も香りも、まさにすらっとした美しい女性そのものです。
 
芍薬はちょうどいまの時期くらいから6月くらいまで咲いています。
牡丹はもう少し早く4月くらいから咲いています。
 
牡丹は大きすぎて、ぼてっとしたイメージがあるのと、
華やかすぎてしまい、存在感が強いため、芍薬と似ていますが、芍薬の方が好きです。
花束についても芍薬の花束はあるけど、牡丹は個性が強すぎて、
他の花たちと一緒にいられない感じです。

京都などの古い寺院などの襖絵では圧倒的に牡丹の方が多いと思いますが、
かわいらしさ、繊細さからすると芍薬かな?と思うのですがいかがでしょうか?
 
芍薬のような女性になりたいものだ。