夕方、「ジヴェルニーの食卓」(原田マハ 著)
を読み終えました。
モネのことはよく知らなくても、名画「睡蓮」を
知らない人はほとんどいないはず。
かくいう僕も、美術館でモネの作品を観ては
その美しさに心を癒されて満足しているだけ
のファンだったのですが、本書を通じてモネ
の生涯を少しだけ知ることができました。
今度、モネの絵を観る時は、味わいが違う
だろうな、と思っています。
本書ではモネだけでなく、マティス、ピカソ、
ドガなど印象派の画家たちの創作にかける
情熱やエピソードが綴られています。
先月読んだ「たゆたえど沈ます」に登場する
タンギー親父の店や、印象派の画家たちを
熱心に支援した画商ポール・デュラン=リュ
エルなども登場し、読み応えがありました。
久しぶりに美術館に行きたくなって、都内の
展覧会情報をチェックしてみたら・・・
なんと、東京都美術館で4月7日まで
「印象派 モネからアメリカへ」
が開催中!
モネの作品も多数展示されているそうなので、
近いうちに足を運ぼうと思います。
楽しみ、楽しみ。