なぜ、あなたたちには「仕事を辞める」という選択肢がないのか | アズーロのブログ

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世田谷区の認可外保育施設で生後4ヶ月の

男の子が死亡した事件のニュースを見ていた

ら、母親がこんなことを言っていました。

 

「私たちが仕事を辞めないためには(認可外

保育施設に預ける)他に選択肢がなかった」

 

だから認可外でもちゃんと面倒見てくれるよう

行政がちゃんとしてくれ、ということのようでし

たが、このコメントには驚かされました。

 

あなたたちには、なぜ、大切な我が子のため

に「仕事を辞める」という選択肢がなかったの

ですか?

 

生後4ヶ月で保育所に預け、共働きをしなけれ

ばならないほど生活が苦しいなら、子供を持つ

タイミングではないように思えます。

 

さらに言えば、家賃や物価が高い世田谷区な

んかに住む必要はないですよね。

もっと生活しやすい場所に住めばいい。

 

子育てを保育士に丸投げして、夜と週末だけ

母親面してもダメです。

子供は誰が自分を育ててくれているか、ちゃん

とわかっています。

 

24時間社会から切り離され、子供だけと過ご

すより、会社で雑談を交わしながら働いて給料

をもらい、時には同僚や友人と食事に行ったり、

飲みに行ったりする方が楽しいに決まってます。

その楽しみを享受してはいけない、とは言いま

せん。しかし、その楽しみは本当の子育てとは

両立しないものです。

 

ウィークデイは保育士にまかせっぱなしで、子供

の〈初めて〉をすべて保育士から聞かされるのが

子育てと言えますか?

 

初めてしゃべった。

初めて寝返りをうった。

初めてつかまり立ちした。

初めて歩いた。

 

そんな時、誰が近くにいたかを、子供はちゃんと

覚えています。

 

与えられなかったものを返すことはありません。

 

男女平等、女性参画などという言葉に踊らされ、

朝から晩まで子供を他人に預けること、すなわち、

子育てを放棄することを是として子供の成長に

かかわらないでいた親に、子供が感謝するとすれ

ば、その対象は親が稼いできた金です。

金を稼いでこなければ、あなたは子供にとって価

値のない親なのです。

 

「そんなこと言ったって、共働きじゃないと収入が

少ないから無理」

 

という声が聞こえてきそうですね。

それなら、問います。

子供が生まれても、生まれる前と同じように海外

旅行に行ったり、外食したり、好きなものを買った

りしていませんか。

そうだとしたら、金が足りなくて当たり前です。

子育てには金がかかるのですから。

 

共働きで生活コストの安い地域に住みながら、好

きなものを何も買えず、クルマも携帯電話も持てず、

国内旅行も行かず、貯金もできない。

 

そうであれば行政に問題があると思いますが、

世田谷に住んで、生活をエンジョイして、子育ての

たいへんな部分を保育士に丸投げしているなら

まず自分の生活を改めるべきではないでしょうか。

 

暴論かもしれません。

 

しかし、人を育てるという大事業に取り組む覚悟が

ないままに親になる人々があまりにも多いのではな

いか、という僕の憂いは、人として正論だと思って

います。

 

みなさんは、どう考えますか?