１月に行われたミス日本コンテストでグランプリに
選ばれた椎野カロリーナさんが、結婚しているこ
とを知りながら既婚男性と肉体関係を伴う交際を
していたことを理由にグランプリを辞退しました。
報道当初、主催者であるミス日本協会は、椎野
さんは相手男性が既婚であることを知らずに交
際してしていたので本人に問題はない、とコメン
トしていたのですが、当の本人が、相手が既婚と
知りながら深い関係を継続していた、と認めた
ため、辞退を受理したということです。
同コンテストの選考基準は「内面の美」、「外見の
美」、「行動の美」であり、日本文化の理解や発信
力は求められていないので、両親ともウクライナ
人であり、ほんの２年前に帰化したウクライナ人
女性が選ばれてもおかしくはないし、ミス日本協会
が多様性を受容する感覚を有していることをアピ
ールするいい機会だったのかもしれませんが、
既婚男性との不倫（を暴露されたこと）による辞退
を認めたのはなんともお粗末な幕切れでしたね。
不思議なのは、彼女の辞退によって準ミスの女性
を繰り上げでミス日本にするのではなく、グランプリ
を空位にするという判断。
なぜ、準ミスの石村彩華さんをミス日本に昇格させ
なかったのだろうか、と思います。
準ミス、というのは文字通りミスに準じる内面、外見、
行動の美を備えた女性ということですから、ミス日本
を空位になどせず、石村さんをミス日本にすれば
いいはず。ミス日本協会はつまらんところで意地を
張らなくてもいいのにね。
ここ数日のドタバタを眺めながら、そんなことを思い
ました。
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