昔の彼からもらったものをどうするのか問題。 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

アメブロさん、アメトピには上げないでください。身バレを防ぎつつ、ひっそりやってるブログです。

 

会社の同僚たちとしょうもない話題で盛り上がった。

 

 

同僚: ねぇ、元カレや元カノからもらったものってどうしてる?

 

 

まぁ、よくあるネタなのだけれど。それぞれみんな、「ものによるけど。ものに罪はないから、ふつうに使う」とか「新しいパートナーが嫌がらなければ取っておく」とか「私は一掃する」とかだったのだけれど。私の方法が、なんだか知らんがめちゃくちゃウケたので、その時の会話をシェアしようと思う。

 

 

同僚1:Sangoはどうしてる?

私: あー。私はね、どこか遠くに置いてくるシステム。

同僚2:え?どういう事?

私: 国をまたいでどっかに行った時に、置いてくるの。誰かが拾って行きそうな場所に。

同僚2:まてまて、意味がわからないんだけど(笑)。

 

 

昔の彼にもらったもの・・・それは、一緒に水族館に行った帰りに買ってもらったぬいぐるみだったり、何らかの記念日にもらったアクセサリーだったり、バッグだったり・・・。

 

 

私: 私、出張で知らん国と知らん街に行かされる事あるやん?「どこやねん!ここ!」みたいな所。そういう所に置いてくるの。

同僚1: え?ホテルに?

私: いやいや。ホテルなんて置いて行ったら、ホテルの人が忘れ物管理せなあかんから、迷惑になる。

同僚2: 例えば今までどこに何を置いて行ったの?

私: えーと・・・上海の住宅地のフェンスの上にピアスとネックレスのセットを置いてきたのとか。ハンガリーの橋の上のベンチにペンギンおいてきたのとか。あ、ちなみに、ペンギンは置いた直後にアジア人と思われる親子に拾われてた(笑)。あれ、ほぼ新品でタグもついてて、キレイだったからなぁ。オーストラリアで買ってもらった小さいコアラは、チェコの田舎町の噴水の前のごみ箱の縁に。さすがにあれは捨てられたやろな、ゴミ箱やし。

 

同僚2:えっ、ペンギンのぬいぐるみ?ハンガリー?!(笑)

同僚1:なんで、わざわざそんな事するの?

私: いやー、なんか捨てられないし。でも、置いておいて思い出したくないから。日常で処分したら、なんか思い出すじゃない?だから、ぜんっぜん関係のない場所にそれを置いてくるの。最後の記憶が、日常と結びつかないような所に。

 

同僚1: 爆笑 意味がわからない。

同僚2: 捨てたいの?

私: いや・・・うーん・・・捨てたい、ではないのよー。こう・・・思い出の繋がりを断ちたいのよ~。

同僚3:他には何をどこに置いてきたの?(笑)

 

 

私: えー、イニシャル入りの革バッグはマニラに。ああ、あと貰ったもの・・・って言うよりも、彼氏の忘れ物っていうか・・・彼氏うちに置いてた割と新しいスウェットとジャケットは、ロンドンのチャリティーの箱に入れてきた。クソ重いガラスのチェスセットは持っていくのにめっちゃ苦労したけど、フランスの田舎のB&Bに。

 

同僚1:えー!勝手に置いていくの?

私: チェスセットは、B&Bのご夫婦に「これ要らないんですけど」って言ったらもらってくれた。キレイなガラスのチェスだったから。

 

同僚2:ひー!わざわざ持っていくの?!なんでそんな大がかりな(笑)。

 

私: いやー、大掛かりかなぁ。出張とか旅行するときに「あ、この回はアレを持って行って置いてこよう」ってラゲッジに入れて、旅先で迷惑にならない程度の手放し方を考えるだけよ~。帰りは色々軽くなって、いいのよぅ。他にも、彼氏のマフラーはドイツのホームレスの寝ている足元に置いてきた。カシミアだから、そこそこ暖かいと思うし~。

 

同僚1:全部覚えてるんだ(笑)。

 

私: いや、そんなに数ないもん(笑)。でも、ほら。なんか思念みたいなものが遠いっていうか、どこか私からは離れた場所にあるっていうか、そして、使われることもあるっていうか。わからんけど。ものを捨てる罪悪感はあんまりないし、私からは遠く離れた場所にあるので、関わりというか、繋がりというか、そういうのは切れるし(笑)。

 

同僚3:あなた、おかしいよ(爆笑)。

同僚2:やる事が大掛かりすぎる(大爆笑)。

 

 

そうやろか・・・。多分この先ほとんど行かないであろうな・・・と思われる所に置いてくるのが望ましいんやけど。あと、出来れば誰かの役に立っていれば・・・。歴代彼氏に特に恨みを抱いているわけではなくて。むしろ、今の私があるのは、彼らと付き合った過去があるからなので、「ありがてぇ」と思いつつ。でも、当時の嫌な記憶を思い出すのが嫌なので、できーるだけ、今の自分とは関係のない場所にそれらを置いてきたいのです。

 

なんとなくハンガリーの橋の上のベンチに、あの時の水族館のペンギンがあった映像が脳内にあって。それをアジア人の親子が持ってるイメージが、あの彼とのいざこざを一新してくれる記憶が出来て、すっきりしてるのです。

 

 

 

幸いな事に世界は広い。