社員満足度調査の結果、ドン引きのリーダーシップチームについて書いた続きです。
さて。このドン引きの中・・・。
リズ: じゃあ、今年、社員満足度調査の結果を受けて、アクションプランをリードしてくれる人は誰?誰か、自ら手をあげない?
と聞いた。去年、リズの部署で私が担当した。その前5年別部署で、このプログラムを担当してた。で、今までは大幅にスコアを上げる成果を出していたけれど。今年初めて、リズの部署で大負け。「無理~」と自分も思っていたけれど、やっぱりだった。そこで、私に振らずに、リズが「誰かいない?」と聞いたのは、「誰か他に」と思ったに違いない。
リズ: 誰か、いない?
全員: ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(大沈黙)。
マジで沈黙、誰もいない。私ですら「私が去年に引き続き」とは言えなかった。だって、完全に無理な状態だもの。リズが全部反対の事をしたがるんだから、私にどうにかできるわけがない。やりません。これいじょう、自分の評価が下がる仕事を引き受けてはならん。。で、私もだんまり。
7人居て、全員だんまり。
リズ: いないの?
ディーン: ・・・僕がやってもいいよ。
えーーーーーー。ディーン、君、最近部長になったばっかりで。学ぶことが多すぎるし、仕事量も多すぎるし、はっきり言って追いついていないけど?大丈夫なの?
リズ: よかったわ!じゃあ、ディーンお願い。Sangoともすり合わせをしてね。
ディーン: はい!
あほやなぁ。ディーン、この間も、リズの出張のコーディネートを自ら手をあげて、何も出来ずに、リズがブチキレる騒動を起こしたではないか・・・。やめておけよ・・・ディーン・・・。
という事で、ディーンが受け持つ事になった。そして、昨日、私との打ち合わせで・・・。
私: 今月末の会議で、ディーンに社員満足度調査の結果を受けて、どんなアクションを起こすか発表してほしいって。次のリズとの1:1で話し合いたいってさ。
ディーン: あれさ!誰も「ハイ」って言わないからさ!だから、「ハイ」って言っただけなんだよ。
私: ・・・そんなの通用すると思うんけ?そうなら、リズにそういうたらいいよ・・・。
ディーン: いや・・・。それで、何をしたらいいの?
私: それを考えるのが、あなたの役目でしょう。
ディーン: でも、こんなの何をしたらいいんだよ。業務プロセスを改善する、とかは、わかるよ?でも、こんなのどうしいたらいいんだよ。
私:だから、誰も手をあげなかったんちゃう?
ディーン: 「上司に対して反対意見を問題なく言える」と「私は職場で自分のままでいられる」こんなの具体的にどうしたらいいの?もう、みんな言ってるじゃん。意見を。
えっ?
私: それ、本気で言ってる?
ディーン: どういう意味?
私: 「僕は問題ないと思う」って、みんな言ったよね。ディーンも含めて。
ディーン: 言った。そう思うから。
私: で、私が何を言ったか覚えてる?
ディーン: うーん・・・ごめん、覚えてない。
私: 反対意見を言ったのよ。で、何が起きたか覚えてる?
ディーン: え?覚えてない。
私: リズに「Sango、みんなはそんな事言ってないわ。次、Aさん、どう思う?」って私の発言は却下されたのよ。
ディーン: ・・・・・・・・・・ああ!!!!
私: 問題ないと思う?
ディーン: ・・・ああー・・・。
私: なぜ、問題ないと思うの?結果に出てるのに?社員満足度調査で、明らかに数字に出ているのに?データで出ているのに、なぜ「そうじゃない」と言うの?とりあえず一回、「そうか。そうなのか。そう思う人がいるってことか」って、数字を受け止める事はできへんの?事実なんだから。
ディーン: ・・・その通りだ・・・。
私: 人間ってさ、「自分はこれについては、知らない」って思うでしょ?でも、それ、「知らない事を知ってる」わけよ。って事はよ、「自分はこれについては、知らない」って、事すら「知らない」事があるわけよ。
ディーン: ああ・・・。
私: まずは、それを認めようよ。万能ではないんやから。「知らんかった。そうなんや。そう思う人もおるんや。」ってまずは一旦事実を受け止めようよ。「問題はないはず」ではなく。「問題がある」から数字に出てるんやろ?
ディーン: ・・・その通りだよ。
私: で、そこから「じゃあ、何が問題なのか。マネジメントとして、気が付いてない『知らない事』は何なのか」を探す手立てを考えるべきやと思うよ?こんなの、上司が「ねぇ?あなた発言できないの?そんな事ないわよね。意見を聞かせて?」って言って、発言できない人が発言できるわけないやろ。
ディーン: ・・・そうだね。でも、じゃあ、どうしたらいいの?
私: それを考えるって言うてしまったんやん、ディーン。頑張って(笑)。
ディーン: ・・・・・・・。
私: じゃあ、とりあえず。私が昔からしてるセオリーと、去年やった事をシェアするね。でも、これをリズが「ヨシ」としないかもしれないし、だからこそ、今年は私じゃなく誰か他の人に任せたかったんやと思う。だから、その辺は、ディーンが考えて、提案したらいいと思う。
ディーン: そか・・・あっ。
私: ん?
ディーン: リズがなんか社内チャットで言ってきてる。すぐに返事をしなきゃけないから!じゃ!
私:あ、はーい。
だめだな。この人。
完全に、仕事の標準が「リズを満足させる事」「リズにすぐに回答する事」「リズが頼んだ事をする事」になってしまってる。そりゃ、社員満足度調査でも問題があった「マネージャーは、優先順位をしっかり示してくれる」もスコアが低いはずだよ。
やっぱり、こういうのって、ある程度リーダーシップスタイルの連鎖なんやなぁ・・・。